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2017-06

焼尻島、天売島の観光 - 2016.07.25 Mon

7日25日、晴れ。

 羽幌の道の駅で目覚めたとき、空は真っ青に澄み渡っていた。
 本日は焼尻(やぎしり)島ならびに天売(てうり)島へ、8時ちょうどの船で渡ることになっているので、この絶好の観光日和に大いに喜ぶ。
 7時前にフェリー乗場にいくと、3、4人の乗船客が待っていたが、窓口は開いていない。7時30分から開くらしい。
 両島についての知識は全く持ち合わせていなかったので、窓口が開くのを待っているうちに情報収集を行う。
 焼尻島は島内を観光タクシーで一周するのが一般的であるらしい。また、天売島は島内を回る観光バスと、島を海から一回りして観光する2種類があることが分かった。
 取り敢えず、焼尻島から先に回ることに決め、フェリーの切符を買うことにする。両方の島へ行って帰るのだから往復切符を買おうとするが、これはなく、その都度3回に分けて、切符を買わなければならないとのことだった。
 面倒なことだと思いながら、不承不承、羽幌~焼尻間の切符を買う。
 何故、往復切符がないかは、ここのフェリーに何回も乗るうちに理解できた。
 ここの航路には、普通のフェリーと高速船が交互に出ている。客が、これらに乗船するわけだが、フェリーに乗るか、高速船に乗るかは、その時間になってみなくては分からず、混乱が生じることを回避するために、このようなことにしているらしい。
 8時発は高速船で羽幌から焼尻までは35分かかったが、これが仮にフェリーだとすると1時間を要する。ちなみに、料金は前者が1950円で、後者が1700円である。
 乗船時に羽幌港の観光案内所を通じて焼尻島内の観光タクシーを予約しておいたので、到着するとタクシーが待っていた。2人だけで1台のタクシーに乗るものと思っていたら、何とジャンボタクシーに7、8人が相乗りするシステムだった。これで料金は1人1400円。高いのか、安いのかは考えさせられるところだ。いずれにしても、運転手にとっては美味しいシステムである。
 島内の観光場所は『オンコの荘』と『めん羊牧場』で、前者はオンコあるいはイチイ (一位) と呼ばれる樹木の自然林で、後者はサフォーク種の羊の牧場である。
 しかし、オンコの荘というのは、ただ単にイチイの木が生えているだけの場所で、これを何もありがたがって見るようなところでもない。また、めん羊牧場も牧場内に入るのではなく、高速で走る車の中から眺めるだけというものである。
 つまるところ、この島には観光の材料となるものは何もないところを、さもあるかのように装っているだけであった。
 次に向かったのは、隣の島の天売島。両島の間で最も狭い海峡の幅は4Kmとのこと。だが、船はグルッと大きく回り込んで25分もかけて天売島に着く。
 ここでは島を船で一周する『漁船クルーズ』を楽しむことを予定していたが、これが午後からでないと出ないということで時間が余ってしまった。このため、直ぐに出発するという観光バスでの島内一周にも参加する。
 マイクロバスにでも乗せられると思っていたが、バスの前に行って驚いた。45名乗りの大型バスだった。このバスがいっぱいになるはずがないと思いきや、乗り込むと既に座席の大半は埋まっていたので、総勢は40名内外だったようだ。
 このバスは、『5名以上で運行する』とパンフレットには書かれていたが、そうではなかったようである。始発便で渡った人は、バスが出ないので1時間以上も待たされたとのことだ。運行会社としては、乗客をまとめてバスを出せば効率が良い、えげつなくいえば儲かるので、このようにしていることは容易に想像が付く。焼尻島のタクシーにしろ、ここのバスの運行にしろ、やりたい放題といったところである。これが離島の強みとでもいうのだろうか。
 このバスは、運転手がガイドを務めて島内各所を回って行くが、これによると、この島は多くの野鳥が見られることで有名で、島の売りも野鳥一色であった。
 この中でも最も有名な鳥は、オロロンチヨウといってペンギンに似た鳥らしいが、ほぼ絶滅状態にあり、見るのは簡単ではないとのことだ。ちなみに、今年、確認できたのは40羽に満たなかったとの由。
 次は、ウトウという鳥らしい。この鳥は、この島で卵を生み、ヒナを育てるが、ヒナが育つと洋上の生活に戻るとのことで、8月に入った頃には1羽もいなくなるらしい。7月下旬のこの日には残っている数も少ない上、日中は餌を取るために海に出かけていて空振りに終わる。
 その他には、ケイマフリという鳥もいるらしいが、お目にかかることは叶わなかった。
 このような状態で、耳学問はできたが、実際に自分の目で見て確かめることはできず、バスでの島内観光は消化不良ぎみで終わり、漁船クルーズに最後の望みを託すことになった。
 しかし、これも鳥がいないのではいたしかたなく、当然、得るものは何もなかった。
 こうして最終フェリーで羽幌港に帰ったが、徒労感に加えて身体的疲労も大きかった。これでは、これらの島々に行ったというアリバイ作りのために渡ったようなものであり、支払った代償の方が大きかった。
 港に帰り、さて本日の宿である。最も近いのは、当然、羽幌の道の駅だが、ここは食後の洗い物ができないという欠点がある。このため、明日の行動を考えるといい場所とは言えないが、1つ北側の初山別の道の駅まで戻ることにする。
 本日の走行距離は26Km。累積走行距離は5069Kmになった。
0 07_25 羊
  《焼尻島のめん羊牧場のサフォーク種》

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