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2017-05

カムイワッカで湯あみ - 2016.07.14 Thu

7月14日、曇りのち晴れ。

 別海町(尾岱沼)の道の駅で目覚める。
 前夜からの雨が上がり切っておらず、シトシトと細かい雨が降っていた。これも、ここを出発する8時頃には止んだものの、以前として雲が厚く怪しい天気である。
 このように、一応、雨が上がったことでもあり、悪天候で一時は断念していた野付半島へ行ってみることにした。
 道の駅からここまでは30Km内外である。ここへ走って行くうちに空は明るくなり快方に向かう感じになってきたので、到着後、直ちに遊歩道を歩き始める。
 遊歩道沿いには、いろいろな花が途切れることなく咲いている。これらをカメラに収めながら、また新しい花がを探しながらゆっくりとしたテンポで進んでいく。
 花の大半は、これまでに見たものばかりで新鮮さには欠けるが、種類は多いので満足はできた。
 遊歩道の終点からは、海の上に架けられた高架式木道が新しい道として設けられている。この木道の先には『トドワラ』と呼ばれる海の中の立ち枯れの林がある。木道は、このトドワラを近くから眺めるための道だ。
 当初、花の撮影をするために遊歩道のみで終わるつもりであった。
 だが、姫君が「もう、来られないかもしれないから行こう」というので、私も付き合うことにする。
 ところが、肝心のトドワラは随分と数が減ってしまい、貧弱な姿に変わっていた。この状態では、もって10年、20年後には残っているとは考え難い状態であった。
 ここから駐車場まで戻ると、正午近くになっていた。一ヶ所で遊んでいたにしては、これまでに一番に長い時間もかけたことになった。
 昼食後、羅臼町に向かう。ここの道の駅『知床・らうす』でスタンプを集める。その足で無料の温泉、露天風呂として有名な『熊の湯』に入る。
 熊の湯という露天風呂は、川の中から湧き出している温泉を岸まで引き上げて、そこに造った簡単な湯船に導入、露天風呂としている。このような野趣に富んだ風呂ではあるが、時代の趨勢で今では男女に区分けができている。このため、姫君も躊躇うことなく入ることができ、私よりも長く入って充分に楽しむことができたようである。
 このとき、羅臼の天気は相変わらずの曇り。海には霧が出ていたので、知床峠越えが心配だった。以前、濃いガスでまったく前が見えないときにも越えているので、越えられないことはなかろうと楽観的に考えて峠越えに取り掛かる。
 結果、峠付近で少し霧が出ていたが、まったくのノープロブレムであった。
 知床峠を越えると、同じ知床半島だといっても、そこは斜里町のウトロ(昔は宇登呂と表記)である。
 ウトロの道の駅『うとろ・シリエトク』に着き、スタンプを押す。このとき、15時の少し前。この時間では暑いし、ここに何もしないでいるのも手持ち無沙汰である。
 そこで、明日に予定していたカムイワッカへ行ってみることにした。
 カムイワッカとは、知床半島のウトロ側で人の立ち入ることのできる最奥の地名と理解して欲しい。カムイワッカは、北海道の地名の殆どがそうであるように、もちろん、アイヌ語からきている。意味を直訳すると、カムイが神、ワッカが水で神の水ということになる。
 ここを流れるカムイワッカ川には温泉がわき出ている。この温泉成分を、彼らをして神の水と呼ばせたのかもしれない。
 これは何も昔の話ではなく、現在も温泉が川に流れ込んでいることは変わらない。したがって、ここの川の水は暖かく、温泉としての機能も太古の昔から連綿として続いている。これをカムイワッカの湯ノ滝といわれるもので、これが観光地化しているのである。
 この辺りは海に流れ落ちる直前で、勾配もキツイところから、カムイワッカ川は小さい滝が連続している。これらの滝壺が格好の温泉の湯船になっており、観光客はこれらの温泉につかりながら、この川を遡上して行くことができる。だが、上流のほうは壊れているらしく、現在、そんなに奥まで入ることは制限されていてできない。
 ここへ行くには、10Km内外の砂利道を走らなくてはならない。この穴ボコだらけの道をトラック(ハイエース)で走るのはキツイ。いい加減にクタクタになって、ここの駐車場に着く。
 ここへは以前にもきたことはあるが、谷を遡って滝壺の温泉に入ることは知らなかった。このため、そのときは駐車場から見える小さい滝を見ただけで、そのままで帰ってきた。
 詳細を後になって知り、ずっと心残りであったので、今回は是が非にでも入らなくてはならないという強迫観念に似た心境になっていたこともあって、急いで谷を遡って行く。しかし、慌てたせいか、タオルを忘れてしまった。現状で行くことのできる最奥の滝壺まで行き、これに気付いた。
 仕方がないので、大事なものは手で隠そうかと思ったが、姫君からきつく戒められて仕方なくパンツのままで入ることにした。
 ここの滝壺は浅いので、肩までドップリと浸かることはできなかったが、これを割り引いても最高に気持ちが良かった。
 なお、本日の走行距離は180Km。累計走行距離は2676Kmになった。
0 07_14
  《カムイワッカの湯ノ滝で湯あみと洒落込む》

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