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2017-10

ハッチョウトンボ - 2015.06.12 Fri

日本最小のトンボ
 6月10日、春日井市の少年自然の家の一角にある築水池を訪れる。この日は嬉しいことに姫君も同道したので、久しぶりの2人での散策だった。
 ここを尋ねた狙いはササユリ。
 昨年、6月9日に訪れて、この花をバッチリとゲットしている。ただ、今年は例年より暖かいため、花の咲く時期が早まっているように感じるので、遅いかもしれないという危惧の念はあったが、とにかく、行ってみることだと思ってのことだ。
 散策路の入れ口付近で、散策を終えて帰ってくる女性と出会った。これ幸いと、情報収集に取り掛かる。すると、「咲いている」とのことで、安心感というか安堵の思いで、これまでモヤモヤとしていたものがスッと何処かへ消え去った。
 昨年、咲いていた場所に差し掛かったが、今年はここには咲かなかったのか、見当たらなかった。次いで、谷をUターン状に通過した所で散策路と谷の間に3つばかりが咲いているのに出合い、この日の目的は達成する。
 更に進んでいくと、カメラを地面に向けて撮影している人に出会う。『何事か』と覗いてみるが、レンズの先に花はなく、何を撮っているのか分からなかった。不思議に思って尋ねてみると、「ハッチョウトンボ」だという。そういえば、ここに来る少し前に、『ハッチョウトンボの保護のため、飛び石の上を歩いてください』というような意味の立札があったことを思い出していた。
 トンボには私は興味がない上に、「ここにいる」と指を差されてもその姿を捉えることはできないので、早々に探すのを諦め、そこを立ち去る。
 帰路、同じ場所に差し掛かる。人は違っていたが、はやりしゃがみ込んでカメラを覗く人がいた。これだけ熱心に撮影しようとする人がいるということは、それだけ写す価値があるトンボだろうと思い、少し興味を惹かれた。
 そこで教えてもらった辺りを丹念に探すと、小さな赤いトンボが目に入ってきた。……が、そこから目を離すと再びその姿を捉えようとするが、なかなか上手くはいかなない。こんなことを2度、3度と繰り返しているうちに自分の力で見付けられるようになる。
 大きなグリグリ目玉も、シッポも真っ赤という派手な色であるので、直ぐに見付かってもよさそうなものだが、不思議なことだが私には目に止まり難かった。
 昆虫はジッとしている時間が短く、撮影対象としては私向きではない。こんなこともあって初めは緊張したが、このトンボは大物の風格というか、ドッシリと構えて動かない。また、音に対しても警戒心を持つこともないようで、人間の話声、カメラのシャッター音にも何の反応も示さないので、思ったより撮影は楽であった。
 とはいえ、そこは自然界の生き物のこと、何十分も動かないという訳ではない。飛んで行ってしまったと諦めかけるが、暫くすると、また前いた場所の近くに戻ってくる。こんなトンボであるので、撮影はドッシリと腰を落ち着けることができ、私向きの被写体であった。
 家に帰って調べてみると、このハッチョウトンボは、目玉から尾っぽの先までの体長20mm内外。これは日本に生息するトンボの仲間では最も小さく、世界的にも最小の部類に属するとのことだった。
 また、このトンボは日本各地で生息が確認されるが、元々、発見されたのは名古屋市。もちろん、発見者も愛知県在住者だったとのことで、この地には縁の深いトンボであることが分かった。

ハッチョウトンボ

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