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2017-06

ヒメエンゴサク - 2015.04.19 Sun

豊作の前触れ
 雨の続く4月であるが、4月18日は珍しく晴れの予想であった。前々日の16日も予報は晴れだったが、結果は薄曇りが終日にわたって続き、この間に少しだけ日が差し込むことがあるといった中途半端な天気であった。このような経験をした直後で、この日の予報もあまりあてにはできなかったが、一応、信じることにして山行きの予定を立てた。
 山は何処にするかを迷った末、藤原岳に決める。
 ここへは4月12日に大貝戸から登った。だが、花の収穫は殆どなしに終わり、帰路には花を求めて孫太尾根に足を伸ばしたという経緯がある。このときから1週間を経過しているので、花にも多少の変化があるだろうと見込んでの決定であった。
 本日は、聖宝寺道から登り、大貝戸道で降りることを計画していた。
 新しく建造された大堰堤を乗り越えて従来からの登山道に合流して間もなく、山肌にヒトリシズカが咲いているのを見付ける。この花は、前回、孫太尾根で写真に収めているので珍しくはなかったが、形が良かったのでザックを降ろしてカメラを取り出した。
 5合目の標識を通り過ぎて暫らくすると杉の植林を抜け、これまでの薄暗い林のから解放されて急に辺りが明るくなる。これと共に暖かい日差しを浴びて身体も軽くなったように感じる。ここから尾根に登り上がるまではこれまでに増して急登が始まるため、身体が軽くなるような錯覚は直ぐに消え去り、足への負担がズッシリと増してきた。
 こんな最中、足元の紫色が目に飛び込んできた。それに視点を合わせるとタチツボスミレであることが分かった。普通なら、この花を撮ろうなどとは思わなかったろうが、足から催促があったのだろうか、写真を撮る気になってザックを降ろす。
 花にレンズを向けていると、背後から声がかかった。「何を写しているのですか?」と……。振り向くと男女2人連れであった。そのうちの女性が、「直ぐ下に同じようなピンクの花が咲いていました。でも、スミレではありません」という。
 場所を聞いて、取り敢えず空身でそこまで降りて行き、ピンクのスミレに似た花というのを探してみる。そして見付かったのがヒメエンゴサクであった。これより花付きの良いヤマエンゴサクは伊吹山やこの山麓に嫌というほど咲いていたが、ヒメエンゴサクと対面するのは久しぶりだった。
 このとき、これが本日の豊作の前触れであったということに、まったく気付いていなかった。

ヒメエンゴサク

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