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ミノコバイモ - 2015.04.01 Wed

連日の捜索で念願が叶う
 3月30日、藤原岳から南に向かって派生する尾根、孫太尾根を歩く。
 この尾根は2週間前の3月13日に歩いている。そのとき、セツブンソウ、フクジュソウなどとの対面が叶って大いに喜んだ。これから半月の時間の経過で、見られる花の種類も変わってきていることが見込まれるので、ワクワクしながら歩き始めた。
 前日までは何日も寒気団が居座っていて寒い日が続いたが、これもようやく日本列島から離れて東のほうへ去り、初夏を思わせるようなポカポカ陽気であった。このため、長袖姿も長くは続かず、歩き始めてから15分が経つか経たないうちに半袖姿になっていた。
 この暖かさと雲1つない快晴も味方して、半袖姿になった私と同じように花々も目一杯に花びらを広げて暖かさをとり込んでいるかのようであった。
 セツブンソウやフクジュソウは姿を消していたが、ヒロハアマナやミスミソウがこれらに変わって勢いを増して私の目を楽しませてくれた。また、前回には影も形もなかったタチツボスミレがあちらこちらで固まって咲き、彩りを添えているのも嬉しいことであった。
 これらを一通り撮影し終わり、陽だまりに腰を下ろして昼食を摂っていると、藤原岳方面から登山者がやってきた。奈良県から来たという彼らから耳寄りな話がもたらされた。それは、「丸山南斜面にミノコバイモが咲いていた」というもので、証拠写真も見せてくれた。
 ミノコバイモは、毎年、見てはいるが、定まった場所に咲いているわけではないので、出合うのは突発的で、運次第といった一面がある。このような花なので、折角の耳寄りな話を見逃すことはない。是が非でも写真に収めたいとの思いが強く湧きあがり、そそくさと昼食は中断、彼らの後を追うことになった。
 そして彼らに追い付いた。ここから先、彼らと一緒にミノコバイモを探しながら急斜面を降りて行った。
 その道すがら、彼らとの話を要約すると、ミノコバイモを見付けた場所というのは、次のようであったとのこと。
 A、登山道の左脇。B、登っていて岩の陰にあたる場所。C、その場所は比較的に平坦で、写真は撮り易かった。D、ミノコバイモの横にネコノメソウが1本咲いていた。
 この条件を満たすような場所を探しながら降りて行く。しかし、見付からないうちに、南斜面を降りきってしまった。ここで彼らとは別れ、再び、登り返すことにする。降りのスピードと登りのそれを比較すれば、当然、後者が遅いので、その分、見付け出す可能性が高くなるはずだと思ってのことだった。だが、頂上近くまで行っても無駄足に終わった。徒労感を味わいながらも、また、1つだけの花を探しながら降りてみるが、結果は同じであった。
 でも、彼らからは写真も見せてもらっている。咲いていることは間違いない事実である。『もう1度、探してみよう』と思い直して、やや重くなった足に鞭を入れて3度目の登り返しである。だが、結果は前と同じに終わった。これだけ探して見付からないとなれば、これ以上、同じ道筋を探しても結果が変わらないことは目に見えている。仕方なく、諦めて帰ることにする。
 31日も晴れ。気温も高くなるという予報であった。天気の良いのも、この日まで、4月に月が変わるとおもわしくない天気が続くらしい。ということは、この日を逃すと暫くは山へは行けないことになる。
 結局、31日も孫太尾根行きを決行することになった。
 丸山の手前の急斜面に取り付く。昨日は失敗に終わったが、この斜面にはミノコバイモが咲いているということが頭から離れない。このため、昨日以上に注意を払いながら登っていく。また、本日は捜索範囲を広げていた。
 彼らは登山道脇で見付けたという。昨日は、メーンの登路を探したが、見付からなかった。彼らの歩いた道が、現在、メーンとなっている道とは限らないということに気付いたため、脇道へも入っていくことにした。以前、ここは定まった登山道があったわけではなく、銘々が思い思いのルートを採っていたのが、次第に収斂して現在の道ができ上がっている。このため、彼らが薄い踏み跡を辿り、ここで見付けたということも考えられるからだ。だが、これはくたびれ儲けという結果に終わり、またもや、ミノコバイモとの対面は叶わずに終わった。
 尾根道を歩いていると、伊勢から来たという夫婦連れに出会う。高級1眼レフカメラを首に掛けているので、花目当ての登山者だと見当を付け、ミノノコバイモについて尋ねてみる。すると、見付けてカメラに収めてきたという返事だった。
 A、私のいる場所から少し先。B、視線を120度に定めて探すと分かる。C、ミスミソウが固まって咲いている所が目印。
 これだけの条件ではたして探し出せるか否か、後者の確率が高そうだったが、結果は上首尾に終わった。この御夫婦には、感謝、感謝であった。
 このミノコバイモは、葉っぱの形が少し捩れていて完璧なものとはいい難かった。とはいえ、今年の初物であり、また、これまで苦労に苦労を重ねたこともあって、どんな形の良い花と比べても遜色ない、愛しい花に出合った思いであった。

ミノコバイモ

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