topimage

2017-06

入道ヶ岳のフクジュソウ - 2015.03.24 Tue

初めて目にした群生地
前日、朝日新聞の『平針(名古屋市天白区)にある名古屋市農業センターのしだれ梅が満開を迎える』との見出しの記事を読み、行ってみたくなる。姫君は、以前、この梅見物に訪れているが、私は初めてだった。
3月17日に姫君と連れだって、いや御供をして出かけてみる。こういう施設としてはそれほど広くはないが、場内にはしだれ梅がいっぱい埋まっていてなかなか見応えのある眺めであった。それより、この日は最近にない暖かい、というより暑いくらいの天気であった。
 この暑さで鈴鹿の花のことが思い出されてきた。13日に藤原岳山域の丸山を歩いてきた際には、まだまだ時期尚早の感があったが、この暖かさで一気に開いていることも考えられる。このように思い始めると無性に行きたくなり、18日の鈴鹿行きを決め、姫君に意向を尋ねると、「私、登れるかな」と少し逡巡したが、結局、同道することになった。
 翌18日、朝食もそこそこに、8時すぎに自宅を出発する。
 目指す山は入道ヶ岳。目指す花はフクジュソウだ。ここのフクジュソウはネット情報で咲いていることは分かっているが、その場所となるとあやふやな情報しか持ち合わせていない。
 私たちは入道ヶ岳でフクジュソウを見たことはあるが、たまたま1株だけ咲いていたものに出合ったに過ぎない。得ている情報では群生しているとのことだが、この場所については知らない。私の持っている場所情報は、「登山道から右手へ立ち入った所」という漠然としたものだけだ。これだけ情報だけで、はたして出合うことができるか否か、後者の確率が高いかもしれないが、とにかく探してみるしかない。
 10時になる少し前、登山口に到着してみると、駐車場には7、8台の車が停めてあった。全国的に名高いフクジュソウのメッカである藤原岳のシーズン中に比べると寂しい限りだが、ここにフクジュソウが咲くということを私が知ったのは2、3年前ということからみても、これはいたしかたないのかもしれない。
 出発してからどれくらい経ったときか、時間の経過は定かでないが、前方から単身の登山者が降りてくるのに出会った。挨拶を交わした後、「もう、頂上へ行ってみえたのですか」と尋ねると、「花を見るために登っただけで、頂上には行っていません」との返事だった。この時期、花といえばフクジュソウだけだということは、これまでの道端の様子からも明らかなので、「フクジュソウの咲いているのは、どの辺りですか」と、率直に訊いてみる。すると、親切な彼は、だいたいの場所を教えてくれる。これで出合える可能性は高まったが、教えてもらっても見付け出せないということは珍しくはないので、実際に出合ってみるまでは何とも言えない。
 この日は雲がかかって日差しが遮られたり、また、雲が取れて日差しが回復したりという天気で、晴れといってもそれほど良い天気ではない。このまま曇ってしまってはフクジュソウも閉じ加減にならんとも限らないので、精一杯、動かぬ足を前へ出すことに努める。
 しばらく進むと、前方から人声が聞こえてきた。『誰かが降りてくるな』と思いながら歩みを進めていくと、前方に動かない人影を認められた。降りてくるのではなく、休んでいたのだということが分かった。
 その場所にやってくると、男性1人、女性2人のグループが登山道脇で休みながら談笑していた。早速、フクジュソウについて尋ねてみる。すると、指差しながら「この奥へ入った所です」と教えてくれる。その方向へ目を凝らすと、黄色いものが2つばかり見えていた。そこにあることが分かって見える大きさで、知らなければ行きすぎていたかもしれず、彼らには感謝、感謝であった。
 その場所へ行ってみると、かなり広範囲の場所にフクジュソウが点在していた。これは私が予想していた規模をはるかに超えており、ここまで来た甲斐が充分にあったといえるものだった。
 これで目的は達成したので、頂上に向かうことはせずに、撮影終了後、直ちに下山を開始、途中で昼食を済ませ、14時頃、登山口に帰り着いた。このとき、駐車場には私の車が残っていただけで、7、8台あった車は何時の間にやら帰ってしまったようだった。

2015_03_18 フクジュソウ5837

● COMMENT ●

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: タイトルなし

 おはようございます。
 瀧岐神社のユキワリイチゲも、伊吹のアズマイチゲも咲いております。ただし、これらは暖かい日でないと花びらを開かないので合わせるのに苦労します。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://yore4040.blog24.fc2.com/tb.php/915-a107d5cc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

トウゴクサバノオ «  | BLOG TOP |  » 処女出版

アクセス数

検索フォーム

最新記事

最新コメント

カテゴリ

登山 (147)
山野草 (417)
雑文 (139)
未分類 (14)
お知らせ (6)
案内 (2)
百名山 (22)
花旅 (75)
旅行 (29)
2014 北の大地花旅 (86)
2016・北海道 (83)
2016・北海道 (1)

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する