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2017-05

紅葉を尋ねて⑤ - 2014.11.01 Sat

富岡製糸場
 10月22日、『道の駅 甘楽』出迎えた朝は雨だった。
 昨日、この道の駅に来て、近くに世界遺産に登録された富岡製糸場があることを知った。この手のものにはあまり興味を持たない私も、『近くにあるなら見ておこうか』という気持ちになって、本日、朝一番にここを訪れる予定にしていた。
 9時頃、道の駅を出発して富岡製糸場に向かう。カーナビに案内を任せたので何処をどう走ったのかは記憶に残っていないが、感覚的には10分くらいで到着したようだ。この製糸場は、甘楽町の隣の富岡市にあるので時間はそんなにかからないというわけだ。
 到着するが、ゴミゴミとした街中にあって駐車場はない。仕方がないので工場に沿ってグルッと回っていくと、民間駐車場があちこちにある。駐車場といっても、大規模なものではなく、工場の近隣の民家の庭先を提供するという軽便なもので、正門に近い所では500円、離れるに従い300円くらいにまで安くなっている。私たちは、工場の裏手の辺りの民家の呼び込みに応じる形で駐車する。
 雨は小雨ながら朝からずっと降り続いているので、傘をさして正門まで歩いていく。
 ここては開場されて間もないというのに多くの人たちが押し掛けてきていて切符売り場などはごった返している。姫君がこの人混みに押入れ入場券(大人1人 500円)を買い求めてくる。
 最初の建物の中へ入っていく。後から判明したことだが、これが東倉庫だった。
 この工場内の大きな建物は、正門に近い場所にある東倉庫、一番奥には西倉庫、工場敷地の南側に東西を貫く形で繰糸工場がある。その他に奥の方、中央に大きな煙突が人目を引くように経っている。その他は社宅、フランス人技師の邸宅などなどがある。
 このうち、私たちが内部に入ることが可能な建物は、東倉庫および繰糸工場のみで、その他は外部を眺めるだけである。
 倉庫は、県内から集められた繭を保存する場所である。東倉庫の内部は、現在、展示などに使われていることや、これに必要な照明しかないことから、その尾も架けを実感することはできない。
 また、工場内も繰糸機械は残されているにいるが、ビニールが掛けられていて機械の細部までは分からないようにしてあった。
 この程度の工場が、何故、仰々しくも世界遺産に登録されるほどの価値があるのかは、私には理解できなかった。
 でも、このように感じるのは私だけだとみえて、私たちが工場を後にするときにも多くの見学者が押し寄せてきていた。
 車に乗ってから、「何処へ行こうか」となる。
 私が思い付いたのは、草津白根山の湯釜と紅葉はどうかというものだった。また、草津温泉には無料で入浴できる温泉が10余ヶ所あるという情報がもたらされているので、この恩恵にもあずかりたいという思いもあってのことだ。これを提案すると、姫君も異議はなく、すぐに決まった。
富岡製糸場正門
 カーナビを『道の駅 草津運動茶屋公園』に合わせて彼女に案内を任せて車を走らせる。
 すると、先ずは軽井沢へと案内する。この道は前に走ったことがあり、雰囲気としては紅葉も期待できると思っていたが、色付いている所はごく一部、また、雨の中では色のコントラストも悪いため、期待倒れに終わった。
 軽井沢から草津温泉への道も、以前、走っている。ここには車の速度に合わせて童謡が奏でるように工夫された道路があった。でも、速度が遅いとフヮァンフヮァン、早いとキャュンキャュンとなって雑音にしか聞こえない。『どうかな』と思っていたところ、やはり住民から苦情が出て、撤去されることになったと何かのニュースで知った。
 また、この道は白糸ノ滝へも行くことができるとの道路標識が立っていて、『次には立ち寄ってみよう』ということになっていたが、この雨では行ったところでしかたがないということになって、これまた、次回の宿題として残すことになった。
 草津温泉に到着して、ここの案内所で無料の温泉のことを尋ねると、18ヶ所もあるということが判明した。このうち、4ヶ所の場所も教えてもらったが、なにしろ、この雨だ。わざわざ濡れて行くのは躊躇われ、「明日にしよう」ということになった。
 案内所で白根山の湯釜についても尋ねてみると、意外な答えが返ってきた。それは、「火山活動が活発になっているので、湯釜への立ち入りは禁止されております」というものであった。例の御嶽山の爆発の余波で、ここも神経質になっているらしいが、立ち入り禁止では如何ともし難い。
 10月23日、この日も雨である。加えて、雨にもかかわらず気温は低い。今回の旅では前日の甘楽を除くと何れも寒かった。暑がりの私は、寒い日があるといけないので、長袖を1枚余分に持参しているが、これだけでは寒くて車に積みっぱなしになっているフリースの上着を羽織らなければならなかった。この真冬のような気候では、総て冬装備でくるのが正解だった。
 このような雨と寒さでは旅行気分は吹っ飛んだのと、湯釜へ行けないことも加わって、ここで今回の旅行はここまででいったん中断ということにする。
 こうなれば直ちに帰名することにして、車を名古屋に向ける。
 この日は『道の駅 きりら坂下』で泊まり、翌日、真っ青に晴れ渡った中を自宅へと帰ることになった。
碓氷峠のめがね橋

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