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2017-06

甲信の旅 - 2014.06.01 Sun

目的は達成されて大満足
 5月27日から31日にかけて、山梨県北部から長野県南部をグルッと回ってきた。
 目的は、もちろん、花の鑑賞ならびに写真撮影だ。
 この旅に出た最大の狙いは、オキナグサに再会することだった。
 この花に最初に出合ったのは2011年、4年前である。場所は山梨と長野両県境にある横尾山だった。このときは何処に咲いているかも分からずに出かけたのにかかわらず、ビギナーズラックというのだろうが、幸いにも対面がかなった。
 その後、翌年、翌々年と連続で出かけたが、辛うじて葉っぱならびに葉っぱらしきものが見付かっただけに終わっている。
 このような事情があったので、今年こそはと意気込むとともに、今年もダメかもしれないという弱気が交錯する複雑な気持ちであった。
 28日、目覚めるとクッキリと晴れ上がった天気に気を良くし、前夜に泊まった『道の駅・にらさき』から長野県の川上村を経て信州峠の登山口に向かう。
 登山口の駐車場に到着すると、山梨ナンバーの車1台が停まっていたのみだった。これを見て、本日の横尾山は私たちの貸し切り状態であることを知り、気兼ねせずにユックリと花探しができることを喜んだ。
 この横尾山へ登るのも4回目ということもあって事情は分かっている。花を探しながらノンビリと歩いていく。
 最初の樹林帯の中は、スミレの仲間にイチゴの仲間が見られる程度で、収穫といえるものはワダソウが少し見付かっただけであった。でも、この山は樹林帯を抜けた辺りから花に出合えることが分かっているので、気落ちすることなく歩き続ける。
 1時間ほどで『カヤトの原』に到着する。
 ここからほど近い場所でオキナグサが咲く。そこに着いてみて驚く。枯れたカヤト(ススキの類)に覆い隠されて土の部分が全く見えなくなっている。これでは花を探すといっても容易ではない。でも折角、ここまで来て諦めるわけにはいかず、姫君と手分けして探すことにする。探し回ること30分。計ったわけではないので正確なことは分からないが、少なくともこれくらいの時間を費やしたことは確かである。
 広い『カヤトの原』だといっても、捜索の出来る場所は限られているので、これだけ探してもないということは『諦めろ』というのに等しい。
 諦めることを決意したとき、1人の登山者が下山してきた。駐車場の山梨ナンバーの車の主だと推定される。
 彼との立ち話の結果、朗報を耳にする。
 「ここにオキナグサが咲いているという話は聞いたことがない」といったが、言葉を継いで、「私は10日ほど前に別の場所で見てきた」と……。そして、その場所を詳しく教えてくれた。
 鈴鹿の山では、花の咲く場所については秘匿することが美徳であるかのような風潮がある。こんな環境の中で育った私にも、この嫌らしさがあることは自覚している。でも、北海道でも東北でもそうであったように、鈴鹿から離れると情報の交換、情報の共有はごく当たり前のことのようである。これに比すと私自身の了見の狭さがあさましく思え、大いに反省した。
 その後、教えてもらった場所に直行したことは言うまでもない。そして、少してこずったが、結果は上々であった。

オキナグサ

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