弥勒山④(みろくさん・436m) - 2014.05.20 Tue
映画パンフレットの配布
5月14日、春日井市の弥勒山へ登った。
目的は、頼まれた映画のパンフレットを頂上の四阿(あずまや)に置いてくることだ。
映画というのは、このブログでも紹介したが、1953年にエベレストに初登頂を果たした英国遠征隊のヒラリーとシェルパのテンジンの物語だ。クライマックスは、標高8800mに達したときに彼らの目の前に現れたのは垂直の岩壁だった。このとき、『この先に頂上がある』との2人の思いを題名(Beyond the edge=ビヨンド・ジ・エッジ)した感動の名作ということだ。
このような目的のためで登山は二の次。とにかく早く着けば、それで目的は達成できる。
このため、ルートは私の知識で最短だと思われるコースを選んだ。春日井市都市緑化植物園(グリーピア春日井)から林道歩きで大谷山および弥勒山へ登る代表的な登山ルートがある。このルートをショートカットして大谷山へダイレクトに登り上がる道が最も速そうである。植物園から最初の休憩所までは概ね林道を歩くが、この先からは林道から外れてほぼ直線的に登り上がるというものだ。
ここに到着して、まず手始めに植物園の事務所に赴き、「ここにパンフレットを置かせて欲しい」と頼んだところ、「公の機関のものしか置けない」と断られる。これは想定内のことで、あっさりと諦めて山へ向かうことにする。
10時頃、植物園を出発する。
比較的新しいログハウスの前から山へ入ることになるが、最初からショートカットをして林道に出る。林道を暫く歩いていくと、見覚えのある休憩所(屋根と腰板だけの建物)にやってきた。最初のとき、ここに多くの小学生らが休んでいて賑やかだったが、本日は平日ということもあってか、建物内に人影はなく、ひっそりと静まり返っていた。
小屋から10mくらいの所に右手へ入るショートカットの道があることは前に確認しているが、実際に歩いたことはない。行き着くところは推定できるので、迷わずに林道から離れてこの道へ入る。
間もなく、林道へ飛び出す。どれだけ近道をしたかは分からないが、『三角形の2辺の和は、他の1辺より長い』と、数学の定理にあるくらいだから近道に違いはない。
林道を横切った先にも、また、ショートカットの入口が待ち構えているので、これへと入っていく。最初のショートカットの道は通ったことがないが、2番目のショートカットの道は歩いているので、細かいことは忘れてしまっているが雰囲気はおぼろげな記憶がある。特に、林道へ出たとき、『右へ行くか、左へ進むか』を迷ったことは今でも鮮明に覚えている。
この場所、林道に出た。今度は迷わずに左に進路を採る。とはいっても歩いたのは数歩である。そんな近い距離の所に、3番目のショートカットの入口があった。
なお、1番目、2番目のショートカットと書いたのは、分かりやすくするためであって、細かいことを言うと、最初に林道に入る前に短い距離ではあるがショートカットを2度ほどしている。
ここからのショートカット道は長い。また、途中から尾根に乗るが、この尾根を直線的に登っていくので、この区間はこれまでとは違って足に負担はかかるし、汗ばんでもくる。
でも、石杭の埋まっている場所まで来ると急登は終わり、平坦な道に代わってくる。ここは復路に使用した直登コースとの分岐になっている。
ここから平坦な道を5分くらい歩くと大谷山(標高425m)である。この先、道は東海自然歩道となり弥勒山へと続いている。まずは、2段構えで降っていくと、標高370mの最低鞍部に降り立つ。
ここから標高436mの弥勒山へ登り上がることになる。この間、一気に70m弱を登ることになるので、結構、急に感じる。でも、階段道が整備されているので、終わってみれば身体へのダメージは殆どなかった。
10時50分頃、弥勒山の頂上に到着した。登る前に考えていたとおり、1時間を切り、50分内外で登ることができた。でも、歩きづめ、速足で登ってきたため、少し疲れを感じたことも事実であった。
頂上は何処かの小学生が野外授業の一環で来ていて賑やかだった。だが、四阿風の展望台は彼らに占領されるのを辛うじて免れていたので、ここへ用意してきた映画のパンフレット置き、これをもって本日の目的を達成した。
本日は2時間もあれば往復できるとの計算で、弁当を持ってきていないので、お昼までには植物園まで降りたい。このため、11時過ぎ、急いで下山に取り掛かる。
復路は、大谷山先の分岐までは往路をそのままに引き返し、この分岐からは直登コースを使って植物園に降りることにした。
この道中、格別のことも起こらず、予定どおり12時前に植物園に帰り、この日の予定を総て終えることができた。
5月14日、春日井市の弥勒山へ登った。
目的は、頼まれた映画のパンフレットを頂上の四阿(あずまや)に置いてくることだ。
映画というのは、このブログでも紹介したが、1953年にエベレストに初登頂を果たした英国遠征隊のヒラリーとシェルパのテンジンの物語だ。クライマックスは、標高8800mに達したときに彼らの目の前に現れたのは垂直の岩壁だった。このとき、『この先に頂上がある』との2人の思いを題名(Beyond the edge=ビヨンド・ジ・エッジ)した感動の名作ということだ。
このような目的のためで登山は二の次。とにかく早く着けば、それで目的は達成できる。
このため、ルートは私の知識で最短だと思われるコースを選んだ。春日井市都市緑化植物園(グリーピア春日井)から林道歩きで大谷山および弥勒山へ登る代表的な登山ルートがある。このルートをショートカットして大谷山へダイレクトに登り上がる道が最も速そうである。植物園から最初の休憩所までは概ね林道を歩くが、この先からは林道から外れてほぼ直線的に登り上がるというものだ。
ここに到着して、まず手始めに植物園の事務所に赴き、「ここにパンフレットを置かせて欲しい」と頼んだところ、「公の機関のものしか置けない」と断られる。これは想定内のことで、あっさりと諦めて山へ向かうことにする。
10時頃、植物園を出発する。
比較的新しいログハウスの前から山へ入ることになるが、最初からショートカットをして林道に出る。林道を暫く歩いていくと、見覚えのある休憩所(屋根と腰板だけの建物)にやってきた。最初のとき、ここに多くの小学生らが休んでいて賑やかだったが、本日は平日ということもあってか、建物内に人影はなく、ひっそりと静まり返っていた。
小屋から10mくらいの所に右手へ入るショートカットの道があることは前に確認しているが、実際に歩いたことはない。行き着くところは推定できるので、迷わずに林道から離れてこの道へ入る。
間もなく、林道へ飛び出す。どれだけ近道をしたかは分からないが、『三角形の2辺の和は、他の1辺より長い』と、数学の定理にあるくらいだから近道に違いはない。
林道を横切った先にも、また、ショートカットの入口が待ち構えているので、これへと入っていく。最初のショートカットの道は通ったことがないが、2番目のショートカットの道は歩いているので、細かいことは忘れてしまっているが雰囲気はおぼろげな記憶がある。特に、林道へ出たとき、『右へ行くか、左へ進むか』を迷ったことは今でも鮮明に覚えている。
この場所、林道に出た。今度は迷わずに左に進路を採る。とはいっても歩いたのは数歩である。そんな近い距離の所に、3番目のショートカットの入口があった。
なお、1番目、2番目のショートカットと書いたのは、分かりやすくするためであって、細かいことを言うと、最初に林道に入る前に短い距離ではあるがショートカットを2度ほどしている。
ここからのショートカット道は長い。また、途中から尾根に乗るが、この尾根を直線的に登っていくので、この区間はこれまでとは違って足に負担はかかるし、汗ばんでもくる。
でも、石杭の埋まっている場所まで来ると急登は終わり、平坦な道に代わってくる。ここは復路に使用した直登コースとの分岐になっている。
ここから平坦な道を5分くらい歩くと大谷山(標高425m)である。この先、道は東海自然歩道となり弥勒山へと続いている。まずは、2段構えで降っていくと、標高370mの最低鞍部に降り立つ。
ここから標高436mの弥勒山へ登り上がることになる。この間、一気に70m弱を登ることになるので、結構、急に感じる。でも、階段道が整備されているので、終わってみれば身体へのダメージは殆どなかった。
10時50分頃、弥勒山の頂上に到着した。登る前に考えていたとおり、1時間を切り、50分内外で登ることができた。でも、歩きづめ、速足で登ってきたため、少し疲れを感じたことも事実であった。
頂上は何処かの小学生が野外授業の一環で来ていて賑やかだった。だが、四阿風の展望台は彼らに占領されるのを辛うじて免れていたので、ここへ用意してきた映画のパンフレット置き、これをもって本日の目的を達成した。
本日は2時間もあれば往復できるとの計算で、弁当を持ってきていないので、お昼までには植物園まで降りたい。このため、11時過ぎ、急いで下山に取り掛かる。
復路は、大谷山先の分岐までは往路をそのままに引き返し、この分岐からは直登コースを使って植物園に降りることにした。
この道中、格別のことも起こらず、予定どおり12時前に植物園に帰り、この日の予定を総て終えることができた。
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