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伊吹山3合目(いぶきやまさんごうめ・750m) - 2014.04.15 Tue

収穫は充分だった
 4月12日、伊吹山に登った。
 登ったといっても最初から頂上への到達は望んでおらず、3合目で花を探すことが目的だった。その主たる花は、キバナノアマナにアマナ。この他にはミスミソウくらいは見付かるだろうが、この他に何かがあれば付録、もうけものだと思っていた。なお、キバナノアマナもアマナも、先日、奥伊吹(伊吹野)で見ているが、形が今1つの感があったので、さらなるものを求めてのことであった。
 登山口のある滋賀県米原市上野地区には登山者用の駐車場というものはない。この代わりに、この地区の民家がスキー客を目当てにして自宅庭を駐車場として提供していた名残りで、現在も業として営んでいるか否かは分からないが、500円を支払えば停めさせてくれる。私たちが何時も停めさせてもらっているのは、こうした民家の1軒だ。
 駐車場を出発したのは9時30分頃だったように記憶している。
 ここから登山口の三之宮神社までは2、3分。ここのトイレの先にある民家駐車場には満車の状態で、本日の登山者の多さが偲ばれた。
 登山口は、この神社の横手にあるので、ここから歩き始める。
 まず登山道について説明しておく。
 伊吹山は岐阜県と滋賀県の県境にあり、両県側に1つづつの登山道がある。岐阜県側は揖斐川町春日の『さざれ石公園』に登山口があり、滋賀県側はここ米原市上野の『三之宮神社』に登山口がある。だが、岐阜県側からはアプローチの悪いこともあって登る人は少なく、大半は滋賀県側からの入山である。
 登山口の標高は230mで、3合目のそれが750mであり、その標高差は520mである。この間の距離は概ね2.5km、往復で5kmという勘定になる。
 登山口から1合目までは樹林の中を歩く。足元は岩が露出していて歩き難いが、道はジグザグに切ってあるので勾配は緩やかで、見た目ほどは身体にかかる負担は少ない。
 こんな道を歩いていくと、若人5、6人くらいが1団となって軽装で駈け上がっていくのに出合う。この日、近くの高校生が伊吹山を登る催しが行われているらしく、このような生徒集団を午後からも見かけた。中にはキツそうに歩きながら登っていく者もいるにいるが、大半が軽快に駆け足で私たちを追い抜いていく。動かなくなった私の足と比べる、『何とも元気なことだ』と羨ましく見送ること数回。この頃、樹林から抜け出し1合目に到着していた。
 1合目(標高415m)から2合目(標高560m)は、昔のスキー場の広いゲレンデの中をほぼ真っ直ぐに登り上がる道が付いている。この区間は、何時も足への負担が大きくのしかかるので嫌であるが、この日は比較的に負担を感ぜずに登ることができた。このときには体力が回復してきたと喜ばしく思ったものだが、後になって冷静になって考えてみると、体力が回復したのではなく、登るスピードが鈍くなったための現象だともいえることに気付き、少し、ガッカリした。
 1合目から2合目にかけては、花はセントウソウやスミレくらいで殆ど期待は持てないが、1合目から上ではいろいろな花が見られることは過去の経験でも分かっているので、期待しつつ、注意深く登っていくが、ここでも何も得るものはなく終わり、時期が早過ぎたのかと先が心配になってきた。
 2合目からは、これまでのゲレンデの直登とはことなり、緩やかにというか、ダラダラと登り上がっていけばよく、身体には優しい上に花も増えてくるので嬉しい区間ではあるが、現実は希望していたような展開はみせず、落胆は大きくなるばかりであった。なお、この間、ヒロハアマナの咲く場所もあるので、立ち寄ってみたものの、これまた空振りに終わったこともテンションを下げるのに拍車をかけた形になった。
キバナノアマナ①
 道が直角に右折する場所にやってきたら、何と、そこは道が付け変えられていた。スキーヤーが3合目から2合目へ向かって滑り降りてくる広い道を登山者も使用してきたのが、スキー場が閉鎖されてから登山者専用の道を作った形で、何とも理解しがたい新道の建設だ。登り降りするだけなら、道が付け変えられようが、元のままであろうが、大差ないことだ。だが、旧道の途中にミスミソウとニリンソウのミニ群落があったとなれば、新道を設けた理由が知りたくなる。そういえば、これまで手を入れたことのない登山道をだが、丸太の土留め式の階段を作るなど、少しだけではあるが手入れしてあった。これは6月から入山料を取る口実づくりだと理解していたが、このように改悪されると入山料の徴収にも余計に腹立たしく思えてきた。
 旧ホテルへ通じる道の分岐にやってきた。この三叉路の一隅はネットで囲まれている。この中にはカタクリが咲くということで、野生動物や人間が立ち入らないような措置らしいが、それほど珍しい花でもないカタクリをこうまでして保護しなくてはならないものかと考えさせられる光景であった。だが、ここで驚くには早かったことが後になって判明した。
 このネットからは、道は平坦になり4合目まで続いている。
 この道の両側いっぱいにアマナが咲き、所どころにミスミソウも咲き始めていた。だが、写真を取るには、アマナの花びらが開き加減が少ない。どれもこれも6、7分程度にしか開いていない。アマナもヒロハアマナも気温とか気候に大きく左右されるが、本日の天気は申し分ない。とすると、気温が少し低いのかもしれないと、原因を考えていた。
 11時30分前、3合目の4つ辻に到着した。
 目の前のトイレは、まだ冬季閉鎖中だが、その後のベンチには多くの登山者各自が思いおもいの形で休んでいた。私たちも空いていたベンチに座って休憩、小腹が空いていたので持参のメロンパンを食べる。このとき、「今、11時30分? 長い時間がかかったわね」と姫君が実感を込めていう。ここまでくるだけで精一杯だと言外に匂わせたようだ。
 ひと休みの後は花探しだ。
 この辺り一帯は、アマナの一大群生地になっている。数には困らないが、花1つ1つをつぶさに見てみると、6、7分くらいしか開いていないのは前に見たアマナと変わりがなく、被写体としては満足の出来るものではない。加えて、この辺りも大区画が無粋なネットで囲まれていて、何だか、登山者をも寄せ付けなくしているようで、あまり気分の良いものではないというより、腹立たしさを感じるくらいだ。
 とはいえ、これだけ広い場所を全部を囲い込むことはできないので、ネットのない部分を念入りに探していく。昨年、ここでかなりの数のキバナノアマナが見付かったが、今年は時期が早いのか、他に原因があるのかは分からないが、数は少なくなかなか見付からなかった。この調子では見付からないかもしれないと、半ば諦めかけたとき、姫君が最初の1株を見付けた。
 これはなかなか形の良いものので、これだけでも先日の奥伊吹のものより上ものだと喜び、角度を変えて何枚も写真に収めた。
 こうして1株が見付かると、次々と見付かることが多いが、この日はそんなに都合よくはことは運ばなかった。
 これでキバナノアマナは満足することにして、次にミスミソウの群生地を訪れる。ここには探す努力はせずとも見込みどおりのものが咲いていた。これより数は少ないが花びらをいっぱいに開いたアマナも見付かった。
 これ以外の花には、まだ少し時期が早かったようだが、本日のところはこれだけで充分に満足でき、これで帰ることにする。
 もう1度、最後にキバナノアマナを探してみると、運よく見付かり、さらにおまけでもう1株も見付かり、都合、3株との対面がかなった。
 この上首尾に気を良くして、13時30分頃、3合目を後にして下山を開始する。帰り道では、少し寄り道して、一昨年、珍しい花が咲いていた場所に行ってみる。目指した花は咲いていなかったが、代わりにヤマアイが見付かり、収穫に花を添え、ご機嫌で登山口に帰ることができた。ちなみに、登山口に帰った時間は、15時頃であった。
キバナノアマナ

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