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2017-10

伊吹山麓を彷徨う - 2014.04.04 Fri

天気が味方をしなかった
 花の名山に数えられる伊吹山だが、花にはまだ少し早い感じだ。でも、この山麓からは花の便りも届けられているので、私たちも3月31日に出かけてみた。
 天気は良く、『花も開いているだろう』と、花びらをいっぱいに開く姿を思い浮かべながら気分良く車を走らせていた。すると、「あら、気温は10度だってよ。寒そうね」と、道端のデジタル表示の温度計を見た姫君が助手席でつぶやく。「陽の光があるから、大丈夫だよ」と応じながら、『折角、遠くまで来たのに花が開いていなくては来た甲斐がない』と、これまでの弾んでいた気分が少し沈んでいくのを自覚していた。
 本日、目的の花はアズマイチゲだが、この花は天候に敏感に反応する。このため、姫君の懸念が当たる可能性もあるので、急に心配になってきた。とはいっても、いまさらジタバタしてもどうしようもない。
 間もなく『道の駅・伊吹の里』に到着。こここに立ち寄り、ユックリと腹ごしらえしてから花の散策を始めることにする。
 手始めにミスミソウの群生地に行く。昨年、数多く花を咲かせていたが、今年は数が極端に少なく、奥の方にパラハラッと咲いていただけであった。ミスミソウには少し遅かったのかもしれないと予測の外れたことを後悔もしたが、反面、なかなかドンピシャリとはいかないもので、「こうして一喜一憂するのも楽しみの1つだ」と負け惜しみのようなことも頭の片隅にあったのも事実だ。
 次に訪れたのが、キクザキイチゲの咲く場所だ。ミスミソウの状態から、これにはハナから期待していなかったが、案の定、先に見てきた姫君が「元気がないのが咲いているだけだわよ」という。「写真を撮ってきた?」と尋ねると、「一応は……ね」との返事を聞いて、「それなら僕はいいよ」と素通りしようとすると、「見ておいたら……」と薦められる。キクザキイチゲの咲いている場所まで登っていくと、半開き花しかなく、しかも姫君がいうように元気もないので写真に撮る気にもなれず、そのまま降りる。
 アズマイチゲの他にも、もう1つ、期待していた花がある。それはキバナノアマナだ。
 この花は、ここで見ておかないと他所で見られる保証がないだけに見逃す恐れもあるので真剣に探すことになる。だが、これは案ずるまでもなく、直ぐに見付かる。その後も次々に見付かり、中には形の良いものもあって、目的は十二分に達成することができた。
 キバナノアマナをゲットすることができたことで気分を良くしてアズマイチゲへと向かう。
 だが、良いことはそんなに都合よく続くことはなかった。アズマイチゲは太陽の光は浴びているものの、気温が上がらずに寒いためか全開する花は1つもない。半開きのものが数個、その他は総て花を閉じた状態のものだった。
 本命がこれでは落胆も大きかったが、最後の場所で思いがけないものを見付けた。アズマイチゲ同様に花は閉じていたが、この花とは異なった花だった。花はアマナのようだが、葉っぱが極端に細い。これを見て直感的にホソバノアマナだと思った。ホソバノアマナは伊吹山で咲くとのことだが、生憎のことに私はここでは見たことがない。私が見たのは八ヶ岳で1度だけ。このため、ここでの発見に大いに興奮した。
 もう1度、この花を撮りに来なくてはと思いながら、ここを後にした。

キバナノアマナ

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