topimage

2017-08

スポンサーサイト - --.--.-- --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

猿投山(さなげやま・629m) - 2014.02.23 Sun

クラストした雪道に苦戦 (東宮でリタイア)
 久しぶりにポパイさんのブログを覗いてみると猿投山に登った記事があった。このところ弥勒山を専門としていた私たちだったが、この山も登れそうなことに気付く。
 2月21日、前日に引き続いての晴天に誘われて猿投山を目指した。
 カーナビの指示を忠実に守っていると、グリーン道路を八草ICで降り、1度、豊田市方面へ向かい、途中から訳の分からない細い道を走らされることになった。グリーン道路を途中で降りることなく、そのままに走って猿投ICで降りれば近いのだが、通行料金をケチったためにこんなことになった。
 悪いことは重なるものだ。猿投神社裏の駐車場に到着すると、トイレを挟んで南北2ヶ所の何れも満車、駐車する余地はなかった。これでは路上駐車をせざるを得ず、車を先(奥の方)へと走らせていくと、道の右手に車数台が停められる空地があって、そこには既に1台が駐車してあった。これ幸いと、その車の横に並べて駐車させる。
 この場所は、水車小屋の手前、東にある尾根から降りてくる登山道が車道に交わる所でもある。
 早速、支度することになるが、私は運転してきたときと同じ服装を予定していたので何もやることはなかった。姫君も同じで、車の後部に積んであるストックを取り出せば身支度は終了だ。
 11時00分、この駐車地を歩き始める。
 この車道は猿投山の頂上の下をグルッと1周して猿投神社へ帰ってくるとのことだが、私は走ったことはない。また、この道は下の方では猿投川に沿っていて、私たちが歩く方向は登り勾配になってはいるが、それを感じさせるほどではなく、ほぼ平坦といってもよいほどだ。なお、車道だといっても、この道を走る車は殆どないので歩道同然、私たちは道の真ん中を歩いていく。
 私たちの前を2人の登山者が歩いているが、なかなか近付かない。少し前なら前に人の背中が見えれば、『何としても追い付きたい』と思って足を速めたが、体力の衰えを自覚させられた最近では、こんな気も起こらなくなっている。こんなことを改めて考えると、やや寂しい気がしないわけでもないが、どうしようもないので素直に相手の健脚を認めざるを得ない。そのうちに先を歩いていた1人が戻ってきた。なにか、忘れ物でもしたようだが、このときは無言ですれ違う。
 11時09分、『お倉岩』の標識のある所にやってきた。この脇には切妻型の屋根の形をした岩があるので、これをそのように呼ぶのだろうことは分かるが、謂れについては書いていないので分からなない。真っ先に浮かんだのが、この岩の形が倉の形に似ているからだというものだった。だが、よくよく考えてみれば、こうであれば倉ではなく、蔵と書くはずだと……。とすれば、お倉とは女性の名前と考えたほうがよさそうだ。さて、お倉さんにまつわるどんな秘話があるだろうか。
 このお倉岩の直ぐ先に登山口があった。直ぐ先では曖昧さは隠せないので、写真の撮影時刻をもとに正確にいうと1分である。
 ここには、『山頂3.4km 140分』と書いた標識があった。
 ここから先は、これまでのような舗装道路ではなく、本格的な登山道になる。勾配もきつく、丸太の階段が上へと続いている。この道を登り始める。
 山道は、これまで歩いてきた平坦な舗装道路に比べれば身体に負担がかかるので嫌ではあるが、山登りなので避けて通るわけにはいかず、嫌々ながら登り始める。
 この『嫌だ』という思いを忘れかけた頃、それまでの樹林の中から一気に明るい場所に飛び出した。目の前には舗装道路が走っている。そして、それを横切った先には、また、登山道の入口が見えていた。ちなみに、このとき、時刻は11時19分でお倉岩の登山口を出発してから10分足らずであった。なお、この林道は地形図に載っておらず、歩いたこともないので何処まで伸びているかは知らないが、先ほど歩いていた車道とは異なる道である。
 猿投山へは、これまでに2、3度は訪れているが、何れも花狙いで来ていて、頂上に辿り着く前に目的を果たしたため、頂上までは1度も到達していない。こんなため、登山道についても詳しくは覚えておらず、こんな所で林道と出合うということは記憶からスッカリと抜け落ちていた。
 再び、登山道へ入っていくと、また暗い樹林の中に戻った。先ほど、林道で明るい太陽の光を浴びたのは別世界のことであったよう不思議な気持ちがした。
 道はこれまでと変わらず、地道と丸太の階段の道が交互に出てくる。地道のときはそれほどでもないが、階段道の際は当然のことながら勾配が強くなるので身体にかかる負担は大きくなるので大変である。
 11時35分、避難小屋の前を通過する。避難小屋と書いたが、四阿(あずまや)に腰板を付けただけという造りで、非難小屋というより休憩所といったほうが相応しいのかもしれなない。
 ここを過ぎてから暫くすると、1人の登山者が追い付いてきた。服装から先ほど戻って行った人が追い付いてきたようだと思って声をかけると、やはりそうであった。彼は地元の人で、この山をトレーニングの場としてよく登っているそうだ。私と同年輩ながら私より元気で、今でも冬の八ヶ岳などへも出かけているらしい。この際にも、テントは持参せずに雪洞を掘って夜を過ごすとか……、大変な猛者であった。
 こんな彼と山談義をしながら歩いていると楽しく、嫌ななことも忘れるので好都合だ。
 こうして歩いていると、11時47分、追分型の三叉路にやってきた。右が東宮、左が西宮へ行くとの標識が出ていた。この山に慣れている彼は躊躇うことなく右手へ向かってスタスタと歩いていく。だが、私が後を振り返ると姫君の姿が見えない。彼のペーに合わせて歩いてきたので姫君との距離が少し開いたようだ。ここで彼と別れて、姫君を待っていると直ぐに姿が見えてきた。
 この三叉路からは降りに入り、2分後には車道に降り立った。この車道は最初に歩いた道路の延長上でどちらに行っても猿投神社へ戻って行くらしい。
 この車道を左手へ少し進むと便所らしき小さな建物が建っている。また、その手前には大きな鳥居が立てられていて、これを潜って石の階段を東宮へ進む道が登山道をも兼ねている。なお、この道路脇には雪が少し残っているし、車道の路面の半分以上はカチンカチンに凍っていた。途中で出会った下山者が、「道が凍っていて危なくて歩けずに戻ってきた」と語っていたのが、このことかと納得する半面、こんな程度なら何でもないのではないかと思っていた。
 11時49分、鳥居をくぐって東宮へ向かう。ここに立てられた標識には、ここから東宮までの距離は1km、所要時間は30分となっていたし、昨年、歩いたときの感触でも30分もかかったかかどうか、直ぐに到着したというような記憶が残っていた。
 だが、歩き始めると道には雪が残っていて、それがカチカチに凍っている場所があり、このような場所がだんだんと増えてくる。こうなると、凍ってはいるもののツルツルになっていない縁の方を選んで歩くのだが歩き難くて仕方がない。
 このような道をおっかなびっくり歩いていくと、先ほどの三叉路で別れた猛者氏に追い付いた。彼は滑って危ないので帰るといって降っていった。もう直ぐ東宮だとのことなので、私たちはせめてここまでと急坂を登り上がった。
 12時18分、東宮に到着する。
 ここのベンチに1人の登山者が休んでいたが、彼も足にも軽アイゼンがシッカリと巻きつけてあった。ここで食事を摂っている間に2、3組の登山者、下山者に出会ったが何れもアイゼンを付けていた。
 ここから頂上までは30分くらいで比較的に平坦な道だといい、アイゼンがなくても大丈夫だと思われるが、何も無理していくことはないと2人の意見は一致。今回もまた頂上を踏むことはなく、降りることに決まる。ちなみに、このレポートを書くにあたり地形図を見てみると、この東宮が632m、頂上が629mである。途中の起伏はあるにはあるが、そんなにきついものではなく、やはり行って行けないことはないことが分かったが……。
 簡単な昼食後、直ちに帰ることにする。
 この東宮直下の急坂さえ乗り切れば、クラストしているとしても後はたいしたことはないので、この急坂だけは注意して降り、難所をやり過ごした。
 『これで良し』と安心したのか、平坦な場所でツルッと滑って転んでしまう。氷の上だけに完全に仰向けになったが、強く打ちつけた個所もなく被害は最小で済んだとこのときは喜んだ。この少し後、姫君もツルッで尻もちをつき、2人とも仲良く1度づつ滑ったことになった。
 この日は地元の小学校の児童が登山にやってきていて、車道の鳥居の立つ所から下は大変な賑わいであったが、13時20分に『お倉岩』近くの登山口、13時30分に駐車地へ帰り着き、本日の登山を終えた。
 車に乗り込みハンドルを握ると左手首に痛みが走る。先ほど、滑って転んだ際、無意識に左手をつき、捻挫したようだ。このことを口にすると、「私は携帯のストラップがバラバラになったわ」と、姫君がストラップの引きちぎれて飛び散ってしまったビーズの残滓を指し示した。
 姫君は物の破損で済んだが、私のほうは翌日になっても痛みが引かず、近所の整形外科医院の診察を受けることになった。レントゲンの結果は骨には異常がなく、ヤレヤレと胸を撫で下ろすことができたが、若くはないことを再認識させられた山行きになった。

最終到達点・東宮

● COMMENT ●

今回は猿投山でしたか。
この季節は少しくらいなら雪が積もっていた方が歩きやすいかもしれませんね。
ツルツルに雪が凍っていると滑るのでかえって怖い思いをします。
1回ずつ滑ってしまったとのことですが大した怪我でなくてよかったではありませんか。
私は寒いのが嫌いなので、早く春が来ないかと毎日思っているのですよ。

 モタさん、おはようございます。
 痛みはまだ少し残っており、大変な目に遭いました。
 新雪なら難ということはなかったが、クラストしていたので何ともならずにスッテンコロリです。もう雪山は行かないと誓いました。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://yore4040.blog24.fc2.com/tb.php/752-3f64e46c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

タブレット «  | BLOG TOP |  » 春を呼ぶ花

アクセス数

検索フォーム

最新記事

最新コメント

カテゴリ

登山 (147)
山野草 (417)
雑文 (139)
未分類 (14)
お知らせ (6)
案内 (2)
百名山 (22)
花旅 (75)
旅行 (29)
2014 北の大地花旅 (86)
2016・北海道 (83)
2016・北海道 (1)

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。