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弥勒山(みろくやま・437m) - 2014.01.04 Sat

久しぶりの山
 昨3日は久しぶりに風のない暖かい晴れ、最近にしては珍しくよい天気であった。
 こんな中、日課の朝の散歩をしていると、『山へ行きたい』との思いになってきた。
 鈴鹿へ行きたいところだが今の私の体力では無理だし、第一、ここの山には何れも雪が積もっているではないか……、と考えていく。
 次に浮かんだのが春日井市にある弥勒山だ。私たちは、この山へは登ったことがないが、手頃な山だと聞いている。また、登山口もおよその見当はついていた。というのは、昨年、トキソウの撮影に築水池へ行った際、とある三叉路で弥勒山へ行くという子供連れに出会っているから、そこから彼らが向かったであろうほうへ行けば自然に弥勒山へ到達することが分かっていたからだ。
 11時頃に自宅を出発し、途中、コンビニに立ち寄って昼食用のオニギリとお茶を購入。この後は真っ直ぐに登山口がある『少年自然の家』を目指して走っていく。ここは春日井市といっても愛知県と岐阜県の県境に近い場所なので、結構、時間がかかるが、鈴鹿へ行くよりは距離は短く、1時間弱で到着する。
 登山口は築水池のほうに近い場所にあるので、植物園に隣接する大きい駐車場には停めずに、未舗装の第3駐車場に直行する。走りながらザッと見たところ、大きい駐車場はほぼ満車状態、乗り入れた第3駐車場も同じような混み具合だったが、早々に帰った者がいたのか、1台だけ空いていたので、ここへ駐車させる。
 さて、身支度だが、弥勒山は山としてはたいしたことがないと聞いているので、わざわざ登山靴を履くほどのこともなかろうと2人の意見が一致、散歩のときと同様のスニーカー、服装も暖かくなっていたのでジャンパーを脱ぎ、用心のために携行するのに便利な羽毛のそれを折り畳み式ザックの中へ押し込む。
 こうして身支度が整い、歩き始める。このとき、時刻は12時をほんの少々過ぎていた。正確にいえば、12時03分だ。
 ここから築水池散策路を進んでいくのだが、最初の所では工事が行われていて分かり難いし、私もうろ覚えだったので、工事用のバリケードをすり抜けるという発想が湧かず、そのまま真っ直ぐにグランドの方へ歩きかけると、姫君から厳しく間違いを指摘される。だが、暫くは自分が間違えたという意識はなく、仕方なしに彼女に従ったというのが本当のところだった。だが、急造りの工事用の階段を降り、林の中へ入って暫く歩くと水路というか沢にぶつかり、ここまで来ると昨年の記憶がようやくよみがえり、間違えたのが自分であったことに気付く。ここで自分の非を認めては、またバカにされるのは目に見えているので、「久しぶりの山歩きで感が鈍っている」と誤魔化しておいたが、姫君に信じてもらえたか否かはハッキリとしなかった。
 いったん大きく下って、また、階段を登り上がると築水池畔沿いの散策路と山側へ通じる散策路の分岐にやってきた。前者は左手、後者は右手に進路を採るで、私たちは当然ながら右手に曲がる。
 この道を暫く歩いていると、右手の先に山の頂が大きく見えてきた。昨年の記憶を呼び起こしてみる。私たちの進行方向の前方にはこのようなピークは見えなかった。次に『ひょっとすると、あのピークがそれかも……』との考えが閃いた。このことを姫君にいい、「あの稜線を辿っていくと、時間がだいぶ架かりそうだ」などと話していると、前方から老人が歩いてきた。彼に尋ねると、やはり私の予感が的中、先ほど見えていたピークが弥勒山だった。「では、登山口は?」と尋ねると、「植物園の中とか、他にもいろいろとある」とのことだった。いずれにしても、登山口は何れも県道の東側、私たちはこの西側にいるので正反対にいることが分かる。仕方がないので、引き返すことにする。
築水池から見た弥勒山
 老人がグランドの道路を挟んだ向かい側にある登山口の1つを教えてくれる。ここにはほとんど判読不能にまで朽ちた標識があり、それには無理して読めば登山口と読み取れそうなことが書いてあった。このときの時刻は不詳ながら、ロスタイムは30分くらいが推定されるので、12時30分頃だったろう。
 ここから歩き始めると直ぐに三叉路が出現するが、ここに標識はない。左折する道は何だか降っていくように見受けられる。他方、直進は登りのように見えるので、迷いながらも直進する。だが、進んでいくと登りにはならず水平のまま、そのうち家畜の臭いが漂ってくる。何の臭いかと訝しく思っていると、馬場らしきものが見えてきて厩舎からのものだと判明。同時に、今、歩いている道は植物園の周りに設けられた遊歩道で、先ほどの三叉路で進むべき方向を間違えたことに気付く。
 三叉路まで戻って右折。やはり、この道が正解らしいと分かったが、折よく通りかかった登山者に訊いて正解を再確認。歩みを速めた。
 こんな道を歩いていくと林道へ飛び出した。林道を横切った先に小振りな標識が立てられていた。そこには、林の中へ続く道の先に弥勒山(表示は平仮名)と大谷山があると記されていた。ここまできて初めて弥勒山という文字にお目にかかり、今まで少し残っていた不安感が綺麗に払拭されるとともに、急に足も軽くなった感じがしてきた。ちなみに、このときが12時40分であった。
 ここから道は今までとは異なって登り勾配に変わり、登山道らしくなってきた。こうなればシメタもの、上へ上へと登っていけば何れは頂上なので気は楽だ。
 前の方で子供のハシャぐ声が聞こえてくる。本日は正月3が日の最後であるので親子連れが多いらしいことが分かる。でも、彼らの姿はなかなか捉えることはできない。やはり子供たちの足が早いことがわかり、少し寂しさを覚える。やがて、この声も聞こえなくなり、しばらく静寂があった。これも束の間、前とは異なったトーンの声が聞こえてきたと思っていると、前方に吹き曝しの小屋があり、中で数人が休んでいた。この数人の半分以上が子供だった。
 小屋を横目に歩いていくと、右手の林の中へ続く薄い踏み跡がある。『この踏み跡は何処へ通じているのだろう』と考えていると、後から追い付いてきた登山者が、「その道は大谷山へ行くには近道だが、弥勒山へは真っ直ぐ行ったほうが近い」と教えてくれる。弥勒山は以前から聞き及んでいたが、大谷山という名前は先ほどの林道脇に立てられていた標識で初めて知ったに過ぎない。でも、築水池散策路から見た弥勒山の左手にやや低いピークがあったので、これが大谷山であろうと見当は付いたので、この登山者の言葉の意味も漠前とながらも理解できた。ちなみに、このときの理解した山の位置関係と登山路は、帰ってから地図で確認すると異なっていた。こういうことを会話だけで正確に理解することはなかなか難しいことだと身にしみて実感した。
 暫く歩いていくと、右手下のほうから踏み跡状の道が登り上がるように付いていた。この踏み跡は先ほどの踏み跡の延長線だと推定できる。これを見て『しまった。近道できたのに……』との思いが頭をよぎり、次いで、左手上の方へ続く踏み跡への誘惑に駆られる。そして、「近道しよう」となる。
 この踏み跡を登っていくと、また、林道に飛び出す。さて、この林道を右へ行くか、左へ行くかと、一瞬、思案したが、右手は降り勾配、左手が登り勾配のように見受けられる。これで進行方向は左手に決定。この林道を少し進むと、また、右手の林の中へ上に向かって付く踏み跡を見付け、『よし、この踏み跡を辿ろう』とここへ踏み込む。
 この踏み跡は最初の頃は緩やかだったが、何時の間にか尾根道となっていて段々に厳しくなってくる。登山道としては、ごくごく普通だと思われるが、何せ、8月の北海道の山に登って以来、山からは遠ざかっている私にとってはきつく、少し、背中が汗ばんできた。
 また、道は徐々に雰囲気的にも寂しくなり、人気の弥勒山にしては間道にしても不似合いだと感じるようになる。すると、先ほどの「大谷山への近道」という登山者の言葉が思い出され、大谷山へ向かっているのだということが分かった。
 13時16分、案の定、大谷山(標高425m)という標識が立つ山頂に到着する。また、これとは別に立つ道標には、私たちが登ってきた植物園からの道、道樹山からの道、弥勒山への道、以上3本の道の合流点になっていることが分かる。ちなみに、私たちは、植物園からの正規の尾根道で最初から来たわけではなく、途中からこれに合流した形だ。
 ここからの見晴らしは芳しいものではないが、小さな広場と昔の縁台のような広めの椅子があって、ちょっとした休憩ができるので、先ずは、遅がけの昼食を摂る。
 昼食を食べ終えると、次に当初の目的地である弥勒山へ向かう。
 頂上から2段構えで、単純標高差50mを降って最低鞍部に降り、ここから60mを真っ直ぐに登り上がると弥勒山ということになる。降りはどうのこうのということはないが、登りは60mでも現在の私には大変に負担を覚える。
 そして、やっとのことで弥勒山頂上に到着。13時42分であった。
 ここは、先ほどの大谷山に比べれば展望はよく、また、立派な展望台も作られており、西から南への展望が利く。でも、青空の割に遠望が閉ざされているという天気のため、たいした眺めではなかった。でも、私たちはこれを楽しみにしていたわけではないので、別段の感想もない。
 ここでは15分か、20分ばかりの休憩の後、下山を開始する。
 下山路は先ほど通過した最低鞍部から右手へ標識に従って降りたが、メーンルートはもう1段上にあるルートらしいが、どちらにしても大差ないようだ。
 下山ルートにはショートカットするような場所は1ヶ所のみということもあって間違いなく降りることができ、14時28分には駐車場に帰り着くことができた。
 この山は昔から知ってはいたが登る気はしなかった。でも、こうして体力の衰えた今となってはほどよい山になってきた。これからもチョクチョクと通ってトレーニングしてみようと思っている。

弥勒山頂上

● COMMENT ●

弥勒山、大谷山、道樹山は地元の人たちがしょっちゅう登っている山のようですね。
私の家からは遠いところですが三太夫さんのお宅から出かけるには手近な山ではないでしょうか。
道を迷われたりしたようですが、お正月のいいトレーニングになったのではないでしょうか。
この様子なら今年もあちこちの山へ行けそうですね。

 モタさん、おはようございます。
 モタさんがおっしゃるように鈴鹿へ通うよりは近く、また低山で手軽に登ることができるので私たちにとってはお誂えの山だといえます。
 登った跡が心配だったが、後遺症も出ずに済み、『まだやれるかな』という気持ちになってきましたが、果たしてどうなるやら……。


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