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2017-11

花を追っかける旅6 - 2013.09.12 Thu

アポイ岳に登るも空振りに終わる
 7月6日、『道の駅・みついし』にて夜明けと時を同じくして目覚める。
 気になる天気だが、まだ早朝で何とも決めかねるのだが、カラッとしたものではなさそうである。北海道へ上陸してからはこんなような天気が続いているので『またか……』である。
 この日はアポイ岳に登る予定だったので、何はさておき、登山口に行って様子を見ることにする。
 アポイ岳には3度目なので、この道の駅からどのように行けばよいかは分かっている。でも、改めて走ってみると、なかなか左折地点にやってこない。ここうなると、『看板を見落して行き過ぎたのだろうか』とか、『いや、大きな看板なので見落すはずがない』などと頭の中で自問自答しながらハンドルを操作していた。それでも、目的地に到着しない。心配になって目に付いたコンビニに立ち寄って尋ねてみると、左折地点はまだ先であることが分かった。礼を言って外に出ると、同じように店から出てきた青年が、「私が案内します」と、親切に申し出てくれる。これを受け入れて、彼の車の後に従って走って行くと、『☜アポイ岳』の看板が海岸端に立っていた。ここから先は案内してもらわなくても大丈夫なのだが、案内役の車は左にウインカーを出して曲がっていく。登山口まで案内してくれるつもりだと分かり、申し訳ないと思いつつも、『ここで結構』という私の意思を伝える術もないので彼の好意に甘えることにする。
 こうして彼は登山口まで案内してくれ、車をUターンさせて国道へ帰って行った。
 登山者駐車場に車を入れて、ここで朝食を摂る。
 朝食を終えても、天気はいっこうに好転する兆しを見せない。でも、雨が降りそうでもなさそうだ。とはいっても、これは確たる理由があるわけではなく、ざっくばらんにいえば希望的観測に過ぎなかったのだが……。
 迷ってはみたが、行きたいという気持ちが勝り、結局、登ることになった。
 7時45分、駐車場を後にして、頂上に向かって歩き始めた。
 アポイ岳は標高810mの低山である。でも、登山口の標高が80mなので、標高の割りには登り甲斐のある山だといえる。
 この山は、5合目までは樹林の中を緩やかに登り上がっていくが、この辺りが森林限界とでもいうのだろうか、これから先は岩稜の登りという具合にガラッと感じが変わってくる。
 駐車場から暫くはポンサヌシベツ川沿いの林道のような広い道を歩いていく。そしてこの川に架かる橋を渡り、小さな沢を渡ると、ここからが本格的な登山道に変わってくる。
 ここから樹林の中へ入っていくのだが、ここには最初に来たときはツルアリドオシが咲いていたが、今、ここには花らしい花は何も咲いていなかった。そのうちに何かが咲いているだろうと期待して歩いていくが、花はといえばウツボグサのような花が1つだけ咲いていただけだった。
 2時間弱で5合目の避難小屋に到着するが、ここは濃いガスに包まれていて視界はまったくないことに加えて、ここに咲いているはずのイブキジャコウソウも見ることは叶わなかった。
 ここに先客が休んでいた。彼の腕には『監視員』の腕章が巻かれていたので、それと分かり、話題は花に及ぶ。彼によると、今年は雪が多かったので、花は遅れ気味だとのことで、春の花が終わって夏の花に変わるのだが、10日くらいは遅れているとのことだった。
 これから登っても花は殆ど咲いていないと聞くと、登高意欲は一気に萎え、出直したほうが賢明だと思われてくる。このとき、細かいながら雨粒が落ちてきたことも引き金となって、監視員氏に教えてもらった白色のイブキジャコウソウを唯一の土産として下山をすることになる。
 雨は本降りにはならずにんだのはよかったが、駐車場の手前でザッと降られてしまい、結局、濡れ鼠になってしまった。
 このため、登山口の近くにあるアポイ山荘で入浴。サッパリして外に出てみれば雨が降ったとは思えない青空が顔を覗かせていた。でも、上のほうは相変わらずのガスが立ち込めており、上のほうは芳しくないことが分かって、よかった』との思いが去来するなど、複雑な心境であった。
 この後、襟裳岬に立ち寄るが、ここでは終わりがけのアズマギクの群落が辛うじて残っていただけで、ここでも収穫は少なかった。
 これからはコスモール大樹、忠類、さらべつと道の駅めぐりでスタンプを集め、『道の駅・なかさつない』で泊まるつもりだったが、この辺りは十勝の農村地帯で家畜の臭いが強く、宿泊には不向きなので、その先の『道の駅・うらほろ』まで足を伸ばす。
 この途中で姫君が、『幸福駅』の看板を見付けた。幸福駅は、ひと頃、切符を手に入れると幸福になるとかで騒がれたことがあり、私も聞いていたので、ここに立ち寄ってみた。現在、この駅を含む路線が廃線になり、人気があった駅だけに駅を残した公園となっていた。

今は廃線となり駅だけが交通公園として残る

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