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2017-05

白馬・姫川源流 - 2013.06.13 Thu

初見のバイカモに堪能
 6月6日、道の駅が営業を開始する9時までブラブラして過ごし、定刻に売店に出向いて姫川源流について女店員に尋ねる。ちなみに、ここは小さい道の駅で、係員が常駐するインフォメーションなどは設けられていなかった。
 すると、『白馬めぐり地図』を示して説明してくれる。
 道の駅の前を走る国道148号を松本方面へ5分も走ると、白馬さのさかスキー場の駐車場があるので、ここに車を停めて湿原まで歩いて行くのだという。なお、近くに親見(およみ)湿原があり、これと姫川源流をセットで散策できることも併せ教えてくれた。
 早速、教えられた通りに車を走らせて行き、スキー場の駐車場という場所も分かった。しかし、これは先ほどの説明を受けていたので分かっただけで、この事前の知識がなければ通り過ぎでウロウロするだけに終わっただろう。なお、この辺りは人家も途絶えた辺鄙な場所で、出会った人に聞けばよいという都会的な発想が通じない土地柄であることも、ここに来て初めて分かった。
 駐車場から国道を渡った東側に姫川源流も親見湿原があるとのことなので、このように歩いて行く。すると、川があって橋も架かっているので、これを渡る。ここに初めて道路標識が出ていた。これによると、右折が親見湿原、左折が姫川源流である。なお、もらってきた地図から推し、今、渡った川が姫川らしいが、川幅は5、6mもあって川の源流らしからぬ様子なので、源流というものがどのようになっているのかという漠然とした不安のようなものを感じた。
 これはさておき、取り敢えず親見湿原を見てみることにして右折する。
 ここから歩くこと数分で親見湿原があった。
 入口には大きな看板が立てられて、この湿原に咲く代表的な花が写真付きで紹介してあった。これによると、ヤナギトラノオ、ミズオトギリ、サワギキョウ、コオニユリ、ミツガシワ、サギスゲ、カキツバタ、クサレダマに加えてサワオグルマの9種類が採り上げてあった。
 湿地の中には、何処にでもあるような木道が敷設され、これを歩いていけば1周できるようになっているので、これを歩き始める。
 今の時期、まだ花は多くはなく、少々、残念ではあったが、ヤナギトラノオ、ミツガシワ、サギスゲ、カキツバタ、サワオグルマが確認できただけに終わる。最も見てみたかった初見の花、ミズオトギリには出合うことは叶わなかった。
 ここを1周し終わり、最初の看板の立つ所へ戻ってきた。
 さて、次はバイカモの姫川源流である。
 ここへ来る前に下調べした結果、バイカモは5月ごろから11月ごろまでが花期ということで、他の花では考えられないほどの長さである。ということは、6月初めという本日でも見られる可能性は高いことになるのだが、問題はいくつ咲いているかである。この花は、水中に生えている藻の花なので、当然のことながら水の中に咲いている。岸から遠くに咲いていたらカメラでは捉えられない可能性もあるので、このことも気掛かりだ。このように心配の種は尽きないが、行って状況を見てみないことには、気を揉んでいても仕方がないので、道路標識に従って林の中を歩いていく。
 林の中の道は降りになってきた。これを道なりに降っていくと、何時の間にか、川というか、小さな流れの左岸に立っていた。
 それからほんの少し下流の水面に無数ともいえる白いものが見える。花らしいことが確認できると、『これがバイカモらしい』と思い、次の瞬間、「バイカモだ!」と叫んでいた。
 見付けたのはよいが、ここからだと花までの距離があり過ぎて、上手く写るかどうか自信がない。この直ぐ近くに橋が架かっていて、道はこれを渡っていくように付いている。
 橋の上から川の上流に向かい下の水面を覗くと、少し先に多くのバイカモが咲いていて、先ほどに比べると、撮影条件はこちらのほうがよい。だが、ここからでも距離がある。腹這いになれば、その分、距離が縮まるので、その形になって手をいっぱいに伸ばして撮る。
 もう少し、いい被写体はないかと反対側、下流を見ると、橋の袂から撮れそうであり、これなら被写体を充分に引き付けることができる。慌てて橋を渡り、その方へ回り込んでいくと、ここは水際まで進むことができて、これまでに比べると条件は良い。反面、数が少ない。なかなか上手くはいかないものだ。
 このとき、小学生の一団がやってきた。訊くと、昨夜はキャンプして泊まり、夕食も自分たちで作って食べたという。「どうだった?」と尋ねたところ、その答えが「チョウ美味かった」というものだった。現代っ子らしい答えだと思ってみるが、こういう会話に付いていけない自分に少し寂しさを覚えた。
 引率の先生が3名ばかりいたので、そのうちの1名に尋ねてみた。この先がどうなっているかという疑問だ。というのも、ここは源流だというものの、小川というか、小さい沢であって、とても源流という言葉がそぐわないからだ。すると、この川の水源はこの先の青木湖であるとのことだが、川として流れだしているのではなく、湖からしみ出すようにして出てくる水らしいとの説明だった。
 小学生の一行が立ち去った後、彼らが飲料として水を汲んでいた所を見てみると、岩があって川の中まで入ることが可能で、近くにバイカモも咲いていた。ここなら接写することも可能である。これはいい場所が見付かったものだと、早速、そこに三脚を立てて撮影を開始した。だが、そんな場所である。岩の上に足を乗せるだけで精一杯で、膝を付けるような余裕はない。不安定な恰好で撮影せざるを得ない。2、3枚を撮っただけで疲れてしまうし、元に戻るのにフラついて水の中に落ちそうになる。
 こうして苦労はあったがバイカモの撮影も無事に終える。
 そして、駐車場に帰ったときには、既に正午を回り、12時30分になっていた。ここを歩き始めたときは、9時30分頃だったので、3時間もかけて周ったことになる。収穫といえばバイカモくらいで、たいした収穫はなかったが随分と長い時間をかけたものだと驚いた次第だ。

バイカも①

バイカも②

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