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2017-06

信州の春の花旅 - 2013.05.25 Sat

数は少ないが収穫はあった!
 旅行会社のクラブツーリズムから送られてきたツアー募集用の冊子『あるき旅特集・6月号』を見ていると、『さわやか!高原&山岳のお花畑ハイキング』というページが目に付いた。①涼を求めて…天空の花園 乗鞍・畳平、②花の名山・伊吹山などなど、9つの候補が載っていた。
 この中で、A信州・富士見高原ハイキング、B花の百名山・高峰山というのに興味を抱き、訪れてみたくなった。
 ここへ行くのなら両者の中間に位置し、昨年、時期が早くて見逃した横尾山のオキナグサにも再挑戦したいと考え、2泊3日の信州の花旅を思い付いた。
 5月20日(月曜日)は久しぶりの雨だったが、翌日からは好天が続くという天気予報を信じ、21日から23日までをこれに充てることにした。
 21日(火曜日)、6時頃、名古屋市の自宅を出発。
 国道19号で、一路、長野県を目指す。私の頭の中では、塩尻から諏訪へ抜けることを考えていたが、カーナビは途中から国道361号で伊那から高遠へ抜けることを薦めるので、これに従う。高遠からは国道152号――これを杖突街道という――で茅野へ出て、20号線へ合流すると富士見町は直ぐである。
 旅行者のパンフレットだけでは富士見高原が何処にあるのか、どのように回ったらよいか分からないので、手始めに富士見町役場へ立ち寄って情報を収集することになり、カーナビをこれに合わせ直す。
 富士見町は茅野市の隣の町なので、役場まではいくらもかからなかった。
 役場で地図をもらい、説明を受けて現地へ向かう。
 この富士見高原での成果の詳細は別に述べるが、総じて言えば、まず満足できるものであった。
 この高原の散策というか、ミニ登山を終えて駐車場に帰ってきたのが15時頃だった。
 この日は、この近くで泊まることにして、取り敢えずは夕食の材料を入手しなければならず、また、カーナビにお願いしてスーパーを探して買物をする。このスーパーから最も近い『道の駅・こぶちさわ』を今宵の宿とする。ここには『延命の湯』という温泉も併設されていて好都合であった。
 2日目、22日は、横尾山である。
 小淵沢の道の駅から八ヶ岳高原ラインで国道141号に出て、その先、県道を使って川上村へ行き、ここから登山口のある信州峠へ向かう。
 快晴の下、快適な登山を終えて下山。直ちに、高峰山に近い小諸市へと車を走らせる。この近くには温泉付きの『道の駅・みまき』という施設があるが、ここでは、前回、家畜の悪臭に悩まされた苦い思い出があるので、ここでは風呂だけを使うことにする。ここへ向かって車を走らせていると、布引観音温泉という看板が目に付いた。風呂に入れれば何処でも構わないので、悪臭の強い『みまき』が避けられることもあって、ここで済ませることにした。
 この温泉の湯は良いとのことだが、風呂の設備が老朽化していて極めて悪く、後悔したが、入選料だけは360円と安かった。
 この日の宿は、『道の駅・雷電くるみの里』だ。ここは名前からも分かるようにクルミが特産らしい。風にはためく幟旗に誘われて、クルミおはぎというものを食してみたが、クルミの風味はまったく感じず、ただ砂糖をまぶしただけのおはぎで、『名物に美味いものなし』の格言を地でいくものであった。でも、
道の駅としては広くて立派、かつ、使い勝手もよいものだった。
 23日は、高峰山だ。
 朝、登山口のある車坂峠にカーナビを合わせようと試みたが、上手くいかなかった。前回、浅間山(前掛山)に浅間山荘から登った折、車坂峠の位置は分かっているが、そこへ行くまでの道順は覚えていない。でも、有名な場所なので、道路標識を辿っていけば行き着くことができるだろうと思い、車を発進させる。
 道の駅の前を走る浅間サンラインを東に向かって走っていくと、姫君が「高峰高原、右折よ」という。車坂峠は、この道路の左手である。右手にある高峰高原は車坂峠とは関係ない他の場所の高峰高原だろうと瞬時に判断して、そのまま直進する。だが、走っても、走っても、『車坂峠 左折』の標識は出てこない。運の悪いことに、道を尋ねるコンビニなどの施設もない。でも、来過ぎたことは確かなので、国道18号へ出て戻ることにする。国道を走っていくと浅間××ラインと書いた看板が目に付いたので右折してみる。この道沿いにコンビニ(セブン&11)があったので、ここの店員に尋ねてみるが、知らないとのこと。途方にくれて店の外に出ると、珍しく公衆電話があり、電話帳も備えてあった。『これぞ、神の助け』と思い、手掛かりとなる浅間山荘の電話番号を調べてカーナビに入力する。
 浅間山荘は、小諸市街から車坂峠へ通ずる道から右折していくことは分かっている。このため、浅間山荘へ行く道が判明すれば、車坂峠へ行くことができる理屈なのだ。ちなみに、先ほどの高峰高原右折の道を進めば、その道はグルッとUターンして車坂峠へ通じていることが後になって判明。姫君が勝ち誇ったことはいうまでもないが、こういう面白くないことは記述することは好まないので省略する。
 車坂峠にはビジターセンターがあり、未舗装ながら登山者用の広い駐車場も併設してあった。それもそのはず、ここは高峰山登山口というより、浅間山の外輪山の黒斑山への登山口でもあったのだ。ちなみに、黒斑山は、浅間山も前掛山へも登山規制がかかっていたときには、ここを浅間山と見做していたこともある。
 ちなみに、この峠には、浅間高原ホテルがあった。このことが分かっていれば、カーナビでホテルを探してもらえば、もう少し簡単に分かったかもしれない。また、このホテルの名前が50年前に泊まった国民宿舎の名前と同じなので気になって、下山後、ホテルに確かめてみると、以前は国民宿舎であったとのことだった。私たちが泊まって浅間山へ登ったのは、ここからであったことが判明した。
 高峰山という山は、登山というにはあまりにも手軽で、ハイキングに毛の生えた程度のもので、午前中には下山してしまい、昼食は車の中で済ませたほどだった。加えて、花には時期が早く、花といえば、ミネザクラとヒメイチゲだけであった。
 これで所期の目的は成果の多寡は別にすれば総て達成したことになる。だが、天気は、まだまだ好天が続くという予想なので、このまま帰っては何だかもったいない気がしてきた。このため、この近くにある花の名所と誉れの高い根子岳へも行きたい。だが、3連チャンで足の疲労もあるので無理はできない。1日だけでも休曜日を挟んでからにしたい。
 休曜日には、天気が悪くて、前回には割愛した草津白根山の湯釜の見物を思い付く。このため、ここに近い温泉付きの『道の駅・六合』を今宵の宿に決めて、ここへ向かう。
 使う道は、車坂峠から林道を使って鳥居峠の方面へ降りたほうが距離的には最も近い。前回、私たちは鳥居峠のほうから湖の林道を使って車坂峠へ来ている。道は悪かったが、距離的に近いことは地図を見ても一目瞭然だ。そこで道路の状況をビジターセンターで尋ねてみると、「道路工事中につき、5月27日までは通行をご遠慮してもらっています」とのことだった。
 このため、軽井沢を回っていくことにした。
 この道筋で、中軽井沢や北軽井沢を通った。後者はそれほどでもなかったが、前者は軽井沢の別荘地という雰囲気を醸し出していて、私たちも何だか金持ちになったような気分を味わうところまではいかないまでも、お近付きになったようであった。
 『道の駅・六合』に到着して驚いた。道端のチョッとした駐車スペースのような貧弱な施設で、ここで一夜を過ごす気分にはならないような造りであった。
 ここで群馬県は伊勢崎から来たという夫婦に声をかけられた。「私たちはチャツボミゴケを見に行きます」と……。
 私たちは、ここでの宿泊するのを止めて、前に泊まったことのある『道の駅・草津運動茶屋公園』に変更したが、この途中とでもあるチャツボミゴケ公園に立ち寄ることにした。
 チャツボミゴケ公園とは、谷川の中の岩にコケがビッシリと付いた様を見物しながら散策するもので、珍しいには違いないが、自然の中に身を置くことの多い私たちにはそれほどの感動は得られなかった。ちなみに、ここへ入るには見学料300円が必要である。
 草津温泉で有名な草津町の道の駅につき、温泉について尋ねると、『大滝の湯』と『西の河原露天風呂』を紹介されて思い出す。前回には『大滝の湯』に入ったことを……。それなら、今回は『西の河原露天風呂』にと直ぐに決まる。ただ、ここは身体を洗う設備がなく、温泉に浸かるだけだということだった。私は、こんな制約はあってもなくても一向に構わないが、姫君はちょっと躊躇うものがあったようだった。でも、結局のところ、私に従った。
 露天風呂はビックリするほど広かった。また、湯温も熱いくらいであり、外の気温が低いのにちょうど具合が良く感じた。私は前回の『大滝の湯』よりも、こちらのほうが気に入った。姫君も、入った後では満足したようで不満が口を付いてでることはなかった。
 ただ、カラスの行水の私には気に入ったことが裏目に出たようだ。湯に浸かったり、岩の上で身体を冷ましたりとの繰り返しで、少し湯当たりしたようだった。
 身体の調子に少しでも変調をきたすと、小心の私の頭の中は悪いこと、悪いことが駆け巡るようになる。常用している内服薬の一部が切れているのが気にかかってくる。
 そこで根子岳はまたの機会に譲り、今回は明日の草津白根山の湯釜の見物だけをして、今回の山旅に一応の終止符を打つことに決める。
 24日の朝方、草津白根山の湯釜を見学した後、今回の山旅に区切りを付けて帰名することにする。
 そして少し遠回りになるが、この辺りに来ると何時も立ち寄ることにしている『道の駅・花の駅千曲川』で道草を喰ったが、これ以外ではトイレ休憩以外は休まず走り続けて、20時頃、無事に自宅に帰り着き、今回の『信州の春の花旅』を無事に終えることになった。

草津白根山湯釜

● COMMENT ●

いつもながら優雅な山旅に出かけられてますね。
私はいつも貧乏な日帰り山行ばかりですよ。
昨年夏に車坂峠のビジターセンターで車泊して前掛山へ登ったのを思い出しました。

 モタさん、おはようございます。
 私が何日も家を空けられるのは、①マンション生活者で家の周りの仕事がないこと、②旅の全てが路上生活の延長で行っているためです。この2つの条件が適えば、誰でも簡単にできることです。
 今般の旅で新しい発見をし、郷愁に浸ることができました。50年前、国民宿舎に泊まり、浅間山へ登ったことがあったが、何処から、何処へ登ったかの記憶が全く失くしておりました。これが、当時の写真(ネガ)が出てきたことと、車坂峠の高峰高原ホテルの証言からハッキリしました。この車坂峠から前掛山へ登ったことが判明したのです。
 当時、20歳前後の若い私がへとへとになったのは今でも鮮明な記憶として残っております。それを決して若いとは言えないモタさんがいとも軽々と同じコースを踏破されております。その体力にはただただ敬服するだけです。

三太夫さん、私のことを少し買い被っておられるようですね。
とても軽々と歩いてきたわけではありません。
車坂峠から前掛山へ登った後、標高差300mの草滑りを登り返すのにへとへとだったんですよ。
30歩登って休み、50歩行って休憩の連続でした。

 モタさん、こんばんは。
 私の膝は治ったとはいえ、これは痛みがなくなっただけで、歩くと膝に負担を感じます。確実に衰えを自覚せざるを得ません。大きい声で言えることではないが、足が弱ってきていることは確かです。
 モタさんの山行記を読む限り、このようなことは感じられません。体力的には確実に私よりも若いようにお見受けします。羨ましがるだけではいけないと思いつつも、やはり羨ましいというのが本心であります。


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