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2017-05

2012 山野草・その142 - 2013.04.27 Sat

エゾノキリンソウ
 7月11日、カムイヌプリ(標高857m)に登った。
 カムイヌプリというと分からないと思うが、この山の別の名を摩周岳と種明かしをすると、「あぁー」と頷く人もいると思う。そう、有名な摩周湖畔に小高くそびえている山である。
 この山は標高は低いが摩周湖畔をグルッと回り込んで行かなくてはならないので距離が長く、登ってみると思っていたほど楽には登らせてはくれなかった。それでも、この日は終日にわたって晴れていて、摩周湖が総て見通せるというロケーションに慰められながら歩くことができた。なお、この湖を呼ぶときには『霧の』という形容詞が付くことでも分かるように、霧に閉ざされることが多いと聞いていたが、この日に限ってはこの形容詞は無縁であった。
 最後の急登をこなすと、ようやく頂上に着いた。一方は晴れ渡った摩周湖が見渡せたが、反対側の噴火口跡の中は霧が立ち込めていて、底のほうがどうなっているか分からなくなっていた。
 見えないとなると見たくなるのが人情である。目を凝らして覗きこんでいると、何だか分からないが黄色いものがボッと霞んで見えている。「何だろう」、「花らしい」との結論に落ち着き、写せるか否かは分からないが撮影することになった。
 腹這いになり、火口の中に身体を伸ばせるだけ伸ばして、腕もいっぱいに差し出して撮影してみたが、上手く採れたかどうかわからないので、保険の意味を込めて何枚もシャッターを切っておいた。
 家に帰って写真を整理していると、「あれ、写っていた?」と姫君からの御下問があった。「何? どの写真?」と尋ねると、「ほらっ、摩周湖の……」とおっしゃる。姫君も気になっていたらしいことが分かる。
 パソコンに取り込んで出来上がりを確認すると、どうにか見られるものが2枚だけあった。これをトリミング(小さく切り取る)したのが下である。
 これで花の形が初めて明らかになった。ひと目見てベンケイソウの種類であることが判明した。さらに調べを進めてみると、ベンケイソウ科のマンネングサの仲間で、エゾノキリンソウであることが判明した。

エゾノキリンソウ

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