topimage

2017-05

赤坂山の花 - 2013.04.24 Wed

花には時期が早かった
 伊吹山の北尾根から降りてから、今夜の宿と決めた『道の駅・伊吹の里』に向かった。ここへの近道は、『さざれ石公園』から峠越えして垂井町へ出るのが最短だが、この道は悪路らしい。このため、遠回り覚悟で大垣市へ戻ってから行くことにした。これが、結構、遠く、2時間もかかった。でも、急ぐ旅でもなく、イラつくようなことはなかった。
 こうして、この道の駅で1夜を過ごして、翌23日の朝を迎える。
 予報よりは良くはなかったが、一部に青空も見えており、まずまずの天気だといえる。
 ユックリと朝食を済ませて、7時頃、ここを出発する。
 向かった先は滋賀県高島市のマキノ高原。ここには、キャンプ場、オートキャンプ場などが設置されたレジャー施設があり、この一隅に赤坂山の登山口があるとのことだ。ちなみに、前述の旅行社もここから登る計画になっていた。
 ここに到着したのは8時頃、道の駅(伊吹の里)からちょうど1時間かかった勘定だ。
 到着してみると、広い駐車場があったが、何処が登山口か分からない。駐車場の最奥に案内板らしきものが立てられていたので、ここへ行って地図を眺めてみるが、どうもハッキリしない。
 ちょうどそのとき、大きなザックを担いだ登山者が、ここを通りかかったので、彼に訊いてみた。「登山口は、この道を行けばよいですか」と……。すると、私の問いには直接には答えずに「地図を持っていますか?」と逆に尋ねられる。ネットでだいたいのルートは見ていて頭の中に入っているが、地形図を持参しなくてはならないような山でもなさそうなので、ネットの略図くらいできちんとした地図は持ってきていない。そのことを告げると、「それは無謀だ。地図を差し上げるから……」といい置き、何処かへ姿を消す。待つこと1、2分で彼が地図を持って帰ってきて、それを手渡してくれる。ネットで得た略図と50歩100歩のチャチャなものだったが、礼を述べてありがたく頂戴する。
 そしてどの辺りに花が咲くかと貰った地図を示して尋ねると、赤坂山を過ぎた辺りだとのことだった。すると、「そこまで行けますかね?」と心配してくれる。そして「そのデニムで登るのですか?」とバカにしたように尋ね、さらに「山へ登ったことはありますか?」と言葉を繋いだが、ありありと軽蔑しているといった様子だった。たぶん、彼には、私たちが山へ登ったこともないヨロヨロの老夫婦に映ったのだろう。彼は登山者だと思ったが、1、2分も待つか、待たないかのうちに折り皺(じわ)1つ付いていない略図を持参してきたことから推し、キャンプ場の関係者だったのかもしれない。
 車に戻って、準備していると老夫婦が通りかかる。女性は空身だったが、男性がザックを担いだ登山者スタイルだったので、ハッキリとしなかった登山口について尋ねると、親切に教えてくれた。ついでに花の状態を訪ねてみると、まだ、下の方でもカタクリは咲いていないので、上の方の花は咲いていないとのことだった。これを隣で訊いていた姫君は、「ツアーの話は5月の間違いじゃぁないの?」と言い出す。こう言われると、私も自信があるわけではないので返事があやふやになる。
 花のない山に登っても疲れるだけである。これを言うと、この老夫婦は「上では日本海も琵琶湖も眺めることもでき、良い眺めですよ」と登ることを薦めてくれる。彼らには礼を言って別れてから、姫君と協議をした結果、赤坂山へ登るのは中止、代わりに伊吹山へ登ることになる。
 こうと決まれば、ここに長居は無用だとばかり、車を今来た道を伊吹山へ向かって走らせることになった。
 なお、帰ってから旅行社のパンフレットを改めて見てみると、催行実施日は4月11日と20日で間違いはなかった。ということは、このツアーの参加者は可哀そうに山野草には出合うことはできなかったことになる。ちなみに、このパンフレットによる登山概要は、往復の距離が9km、標高差が590m。コースタイムが往復で3時間40分とのことだ。私たちをバカにした若い登山者がいうようなほどに厳しい山ではないようだ。

ショウジョウバカマ

● COMMENT ●

最初に地図をくれた人は三太夫さんが百名山を奥さんとともに制覇したつわものだということがわからなかったのですね。
赤坂山と三国山は3年前の4月30日に名鉄のバスツアーで行きました。
その時は花がたくさん見られましたよ。
赤坂山の代表花だというオオバキスミレが咲き、イワウチワ、バイカオウレン、タムシバ、マメザクラなどを楽しんできました。

昨年伊吹山のギンランでお世話になったmakokuniです。赤坂山は時々行く場所なのでコメントします。
せっかく行かれたのに残念でしたね。年にもよりますが例年4月のこの時期なら花は問題いないと思います。登られたらたくさんの花に出会えたと思いますよ。私は今週末にオオバキスミレを観察しに行く予定です。

 モタさん、こんばんは。
 自分では若いつもりでいるが、傍から見るとヨボヨボの老人に見え、こんなもうろく爺が山へ登れるのかと思われたのだと思います。これが現実だと思うと、寂しさは隠せません。

 makokuni さん、こんばんは。
 1年も経つのに、覚えていていただき、嬉しく思います。ありがとうございます。
 伊吹山で出会った滋賀県の御婦人も赤坂山は早いかもしれないから伊吹山へ来たと言っていたので、転戦して正解だと思っていました。しかし、このようにあなたの話を聞いてみると、登っておけばよかったと、少し残念に思えるようになりました。
 私も、天気予報に合わせて、もう1度、出かけてみたいと思っております。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://yore4040.blog24.fc2.com/tb.php/657-f757ff09
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

クサボケ «  | BLOG TOP |  » ザゼンソウ

アクセス数

検索フォーム

最新記事

最新コメント

カテゴリ

登山 (147)
山野草 (416)
雑文 (139)
未分類 (14)
お知らせ (6)
案内 (2)
百名山 (22)
花旅 (75)
旅行 (29)
2014 北の大地花旅 (86)
2016・北海道 (83)

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する