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初めての沖縄・その2 - 2013.02.28 Thu

南部の戦跡を巡る
 飛行機から降りて荷物を受け取ると、到着口に今回ツアーの添乗員が待ち受けていて、直ちにバスに案内される。
 ここで今回のツアー参加者の顔ぶれが分かる。ちなみに、参加総数は37名。
 このときには分からなかったが、この37名は2つのグループの混成だった。内訳は、21名が私たちを含む基本プラングループ、残りの16名が寛ぎプラングループであった。これらは別々に募集していたが、単独では充分な人数が集まらなかったため、2つのグループを合流させたものらしいことが後になって判明した。ちなみに、両者の違いは宿泊するホテルのグレードの違いで、『寛ぎ』のほうが高級(ツアー代金10000円の差)らしい。
 最初に案内されたのが、ガラス工房の見学であった。これは見学といっても格別に見るべきところはなく、土産物の販売を主としたものだ。この手の見学は、私たちとして疲れるばかりで歓迎すべかざるものであるが、このような格安ツアーには採算的に必要不可欠になっているらしく、何処のツアーにもこの種のものが組み込まれている。
 バスが次に向かったのは、有名な『ひめゆりの塔』であった。
 ひめゆりの塔は、沖縄の地へ初めて足を踏み入れる、かつ、無知の塊のような私でも名前は聞き知っていた。学徒動員により病院で働いた多数の女学生が地上戦のドサクサ時に亡くなり、この彼女らを慰霊する塔が建てられているという程度の知識はあったが……。また、今上天皇が皇太子であった頃、現皇后を伴って初めて沖縄を訪問、その折、このひめゆりの塔に献花された。このとき、火炎瓶を投げつけられたというニュースが、当時、大きく報道されたことも頭の中に残っていた。
 実際に訪れてみると、有名な割には小ぢんまりとした、どちらかといえば質素な施設で、抱いていたイメージとの乖離に驚いた。この疑問を併設されている平和祈念資料館に詰めていたボランティア説明員(旧ひめゆり部隊らしい)にぶつけたところ、ここは民間によって運営されているので資金面で公的な施設に比べると遜色があるという意味の答えだった。
 また、火炎瓶事件を引き起こした犯人は、壕(沖縄ではガマという)の中に潜んでいたという記憶だったので、この件を尋ねてみる。すると、潜んでいた壕は戦没者氏名を刻した碑石と献花台の間に口を開けている壕であることが分かった。現在は、鉄柵で囲われていて壕の中を覗きこむことはできないが、近くに残る壕から類推するに深さは、精々、3mくらいだろう。横穴が付いているか否かは分からないが、要人警護に際して、この壕を調べないわけがないのに、どうして火炎瓶事件が起こったのか、現地を見て理解に苦しんだ。
 また、資料館などの説明などを総じて考えるに、ひめゆり部隊の生徒や沖縄地元住民に対して軍人や兵隊の立ち位置は、敵と味方というと語弊があるかもしれないが、外から来た人と内輪の人という距離感があるのには、『同じ日本人でありながら、どうして?』という違和感を抱いた。沖縄の人たちは、先の戦争は内地の者が勝手に沖縄を戦場にしただけで、自分たちは部外者だというかのようだと感じたのは私だけであろうか。
 次の沖縄平和祈念公園でも、こんな出来事があった。
 ここは沖縄県の施設で、潤沢な資金を投じて建設されたものらしく広大で立派な公園であった。ここへはバスガイドが引率して主要な施設の説明をしたが、この中で気になったことがあった。ちなみに、彼女は、離島らしいが沖縄県に生まれ、育ったと最初に自己紹介していた。
 耳障りな箇所とは、「先の日中侵略戦争……」という件(くだり)である。私たちは、この戦いが侵略戦争であったか否か、個人個人の頭の中では種々な答えがあろうが、公式の答えは出ていないはずだ。私たちが日中侵略戦争と侵略を肯定することは議論の過程ではあるかもしれないが、会話の中ではこんな偏った言葉は出てこないのが一般的である。
 この説明の後、バスガイドに陰で注意した。このとき、反論することはなかったが、その後、乗客の前で取り消しとか釈明することはなかったことからみて、侵略戦争は彼女の確信するところであったのだろう。
 こんなことがあって、私にとって沖縄は外国に来たような感じがしていた。このとき、上空の雲1つない青空であったが、私の頭の中では上空とは裏腹に、濃い靄に立ち込められたような状態であった。
 この後、黒糖工場でサトウキビから黒糖ができるまでを見学。というものの工場はチンケなもので、見学というより買い物が主体だったが……。
 これで初日の観光は終了。
 今夜の宿が、恩納村の恩納マリンビューパレスへ直行した。ここは、コンドミニアムタイプが売りで、、和洋広い部屋に加えて簡単なキッチンも付いていた。食事もまずまずで、合格点を付けられるホテルだったが、部屋の内風呂だけで大浴場がないのが少し物足らなかった。

ひめゆりの塔

沖縄平和祈念公園

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