topimage

2017-06

2012 山野草・その111 - 2013.02.23 Sat

チングルマ
 夕張岳の『吹き通し』は、珍しい花がそこらいっぱいに咲いていた。ユウバリソウ、ユキバヒゴタイなどなどが……。こんな中、そこに咲く花を目で追っていくと、私たちが見慣れた花も咲いていた。アルプスでお馴染みのチングルマだ。言い忘れたが、この日は6月28日だった。
 チングルマは代表的な高山植物の1つで、私がアルプスに通い出して花に興味を持ち始めると最初の頃に覚えた花だ。これは私だけではなく、他の人もそうであろうことから、こういう意味でも代表的な花だといえる。
 花、そのものは2cmくらいで、大きからず小さからずといったところだ。だが、この花は落葉低木で地面に枝を張り巡らせているため、咲く花も枝に沿って広がるので小さな群落を作り、よく目立つ。
 また、花びらは何の変哲もない白色だが、中の黄色の蕊類の構造が華やかなので近寄って眺めても引きつけるものがある。加えて、これらの自己主張が強いため、花は白色ながら遠目では薄い黄色が群れているように見え、これまた華やかである。
 この花は、名前の由来にもなったといわれる花が散った後の形にも注目が集まる。花後には実を付けるが、これは丸くて固いものではなく、羽毛状のものが長く伸びている。この羽毛が八方に広がり、これを上から見ると輪を作っているように見える。
 これを子供(稚児=ちご)が持つ風車に見立てて『稚児車=ちごぐるま』と呼ぶようになり、これが訛ったものが『チングルマ』だという説が有力とのことだ。

チングルマ①

チングルマ②

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://yore4040.blog24.fc2.com/tb.php/600-3de5f88f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

2012 山野草・その112 «  | BLOG TOP |  » 2012 山野草・その110

アクセス数

検索フォーム

最新記事

最新コメント

カテゴリ

登山 (147)
山野草 (417)
雑文 (139)
未分類 (14)
お知らせ (6)
案内 (2)
百名山 (22)
花旅 (75)
旅行 (29)
2014 北の大地花旅 (86)
2016・北海道 (83)
2016・北海道 (1)

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する