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2012 山野草・その56 - 2012.11.22 Thu

リシリヒナゲシ
 礼文島のレブンアツモリソウと同じようにその島だけに咲く花が隣の島、利尻島にもある。それは、リシリヒナゲシだ。
 このリシリヒナゲシが礼文島にも咲いていた。
 この出合いは、こんなものだった。
 6月12日、宇遠内に向かった。
 この集落は、礼文島西海岸の中ほどにあり、見たところ10数軒の人家があるようだが、ひっそりしており人がどれだけ住んでいるかは分からない。ちなみに、ここへ至るには車道はないので、人が住む東海岸からは歩いて行くか、この島の南側を船でグルッと周って行くかしか他に方法がないようだ。したがって、漁のできる夏場には住む人がいるが、冬場は住む人はいなくなるという礼文島の中にあっても秘境、この言葉が適当でないなら辺鄙な場所である。
 宇遠内の集落に着いたのが13時頃だった。このとき、晴天だったが、海辺だけに強い風が吹いていた。
 ここの民家の脇に淡い黄色の花が咲いていた。ケシの花のようだと思った次の瞬間、写真で見るリシリヒナゲシだと直感した。だが、リシリヒナゲシの実物は見たことはないので真贋については分からない。このとき、隣家の納屋で何か仕事をしている男性に気付き、これ幸いとばかり彼に尋ねてみた。
 すると、今は住んでいない隣の爺さんが、利尻島から移植したものが残っていて、今も咲いているとのことだった。
 喜んでカメラを構えたことはいいが、風で花が揺れ動いて定まらないので、撮影には苦労した。このため、接写はすべて失敗したが、標準レンズで撮った中で数枚だけ、何とかその姿を捉えたものがあった。
 なお、利尻島では、純正なリシリヒナゲシとそうでないリシリヒナゲシに区別しているとのことだ。純正な花が咲くのは利尻山山頂付近だが、ここにも純正でないものが紛れこんでいるとのことだ。このため、DNA鑑定をして純正か否かを見究め、純正以外のものは引っこ抜いているらしい。
 礼文島に住む漁師がわざわざ利尻山の山頂まで登って、そこに咲く純正な花を採ってきて自宅に植えたとは考え難い。したがって、私が礼文島で見たリシリヒナゲシは、利尻島でいう純正なものではないと思われる。でも、DNA鑑定をしないと区別はつかないとなると、このニセモノも姿形は本物と見た目には区別が付け難いと思われる。
 いずれにしても、本家の利尻山でも自生するリシリヒナゲシは滅多に見られるものではないらしいことから、私としてはこのニセモノのリシリヒナゲシに出合えただけで十分に満足している。

リシリヒナゲシ①

リシリヒナゲシ②

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