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2017-10

文化勲章 - 2012.11.08 Thu

『寅さん』の実態
 時機を失した感が無きにしも非ずだが、11月3日、今年の文化勲章の親授式が皇居で執り行われた。
 受章者6名のうち、私が名前を知っているのは、『iPS細胞』の山中伸弥京都大学教授と『寅さん』シリーズで知られる映画監督の山田洋次さんの2人だけだった。その他の御4方は、名前も業績も何も私には分からない方々だ。
 私にとって著名な山中教授の受賞は、新聞報道などで知る限り、当然の過ぎるというか、ノーベル賞の授賞決定を後追いしたもので寧ろ遅すぎる受賞といってもよい。
 次に、山田監督の功績は、30年の長きにわたって48作も続けたという映画『寅さん』が評価されたとみられるが、これには私は大いに異議がある。
 『寅さん』は、原作があって映画化されたものではなく、山田監督が脚本から監督まで映画製作の総てを担ったといわれ、彼が『寅さん』の生みの親であり、育ての親でもあるといえる。この山田監督のおかげで、『寅さん』は、国民の大半が知り、好感が持てる国民的英雄とでもいう地位を獲得した。
 その粗筋は、1つのパターンがある。
 露天商である『寅さん』が、全国各地を旅して回り、その旅先で知り合った地元の女性に恋をするが、その思いは成就せずに寂しくそこを旅立っていくという歳に似合わぬ純愛というかプラトニックラブが基本になっている。
 この毒にも薬にもならない筋立てが、老若男女からなる観客から好感を得られてロングランのヒットに繋がったようだ。
 こうしてみると、幅広い国民に娯楽を与えたという意味では、それなりに評価しても良いし、山田監督の非凡な才のなせる技であり、冷静に判断して評価しても良いと思う。
 だが、『寅さんは何ぞや』と問われれば、『寅さん』はヤクザ社会の底辺を担う人物、手っ取り早くいえば『ヤクザ』である。ちなみに、この件に関しては、このブログの前身である『ヨレヨレ山便り』の中で述べてあるので参照して欲しい。
 このように『ヤクザ』を国民的英雄に育て上げた人物が、はたして文化勲章を受章するに相応しいであろうか。
 このような人物と肩を並べての文化勲章受賞したことが知られれば、山中先生もストックホルムではさぞかし肩身が狭いことだろうと御同情申し上げる。 (太字のヨレヨレ山便りをクリック)

軽井沢の鉄道橋(今は廃線)

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