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北海道の花旅・番外Ⅲ - 2012.10.15 Mon

八甲田山 (はっこうださん・1584m)
 7月31日、八甲田山の酸ヶ湯(すかゆ)登山口の駐車場で朝を迎える。
 私たちと同じように、この登山口駐車場で夜を過ごした人は、結構、多かったようで、暗いうちから出立したグループを何組も目撃した。
 私たちが、ここへ登る目的は花、それもヒナザクラを狙っている。この花は、昨年、初めて見て写真にも収めたが、出来があまりいいものではなかったので、取り直しの意味も含めて登ることになったという経緯がある。
 このため、前回は毛無岱のほうから時計回りに周回したのを、この花が群生するのが仙人岱の先だから、時計の針と逆回りという目的地まで最短のルートを行くことになった。
 毛無岱ルートの登山口は酸ヶ湯温泉の横手にあるが、今回の仙人岱ルートのそれは駐車場の近くにある。
 5時46分、登山口を出発する。
 このルートは登ってはいないが、昨年、ここを降っているので様子は分かっている。とはいっても、細かいことはスッカリと記憶から抜け落ちている。でも、最初のうちは展望のない樹林の中の道だったことだけは覚えている。
 このルートの概略を説明すると、次のようになる。
 酸ヶ湯の登山口の標高は890mに対して八甲田山(大岳)のそれが1584mで、単純標高差は700mである。そして、この間の距離が4.2kmであるから、斜度は17%である。
 面白味に欠ける樹林の中の登山道は1時間くらい続く。樹林を抜けた所に立つ道標には『酸ヶ湯まで2.2km、大岳まで2.0km』と書き入れてあるので、ここが距離的には半分くらいである。ちなみに、この辺りの標高は1220mから30mだとみられる。
 ここからは、樹木のない火山岩地帯を登っていく。この日は硫黄の臭いは強くはなかったが、昨年はかなり強烈な臭いが漂い、思わず息を停めたほどだった。
 ここからひと登りすると、仙人岱の湿地帯が広がり、それまでなかった花が現れてくる。普通なら足を停めてカメラを取り出すところだが、本日はヒナザクラというハッキリとした目的があるだけに、ここでは止まらずに歩き続ける。
 仙人岱を過ぎると、これまで平坦だった道が急に登り勾配に変わる。楽した後だけに身体にはキツく感じるが、勾配自体はそんなに急ではない。
 この坂道の右手は浅い谷になっていて、雪も少し残っている。昨年、ここに来たのは7月16日で、もっと多くの雪が残っていた。本日は7月31日で、昨年に比べてちょうど半月遅れている。これが雪の量にも関係していると思うと、急にヒナザクラが咲いているか否かという不安が頭をもたげてくる。
 でも、これは杞憂だった。少し登っていくと、周りに白い小さな花がいっぱいに咲き誇っていた。
 早速、ザックからカメラを取り出して大撮影会が始まった。
 これが1時間以上も続いた。如何に写真を取るのが下手くそでも、これだけ撮れば、1、2枚は何とか鑑賞に堪えるものがあるだろうと考えた。昨年も同様であったが、結果は無残なものだっただけに、このときも一抹の不安がないわけではなかった。でも、これをいい出すと際限がなくなるので、こうして諦めるのだ。
 この場所は、標高1350mから1400mくらいである。ということは残り200m余を登れば良いし、距離も500m足らずである。頂上へ行きたいという気持ちは強かったが、本日はここまでと約束してきているだけに、思いを実行に移せば姫君の信頼を失うことは確実である。こんなことを勘案して、内心とは裏腹にゼスチャーだけは潔く下山することにした。
 ここから仙人岱まで、目に付いた花を写しながらユックリと進む。この湿地を過ぎれは花はなくなることは分かっているので、木道の終わった時点でカメラをザックに戻す。
 そして、10時45分、酸ヶ湯の登山口に帰ってきた。
仙人岱から八甲田山を望む

田代平湿原
 昨日、ビジターセンターで仕入れたことだが、八甲田山の北側に田代平湿原があり、ここにも多くの花が咲いているとの情報を得た。
 そして、この湿原の入口付近には八甲田温泉という秘湯があるとのことだった。このため、湿原での花を見てから風呂に入ることにして、着替えもせずに、そのまま車を田代平湿原へと走らせる。
 この湿原には、サワラン、カキランを始めキンコウカなど種々の花に恵まれていて、ここまで来た甲斐があったと大いに喜んだ。
 続いて、湿原の駐車場の向かい側にある八甲田温泉で汗を流す。この日は天気が良く、太陽の日差しも強くて暑いくらいであったので、この風呂はありがたかった。でも、入泉料500円はやや高い感じがした。
 洗濯物も溜まってきたので、このあたりで洗っておきたい。このため、黒石市まで戻ってコインランドリーを探すと、ちょうど、手頃な店が見付かった。
ここで洗濯をする間に食材の買い物をする。
 相談の結果、昨年思わぬ収穫のあった鳥海山麓の国民休暇村へ立ち寄り、次に月山で東北の山を終えて、最後の百名山である新潟の平ヶ岳向かうことにした。
 洗濯を終え、鳥海山の方へ向かい国道7号を走っていくと、『道の駅・いかりがせき』があったので、ここを今宵のねぐらとする。なお、この道の駅は、風呂の施設も備えた大きな規模の道の駅で、宿泊する車も北海道並みに多かった。
田代平湿原から八甲田山を仰ぎ見る

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