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2017-06

北海道の花旅・その45 - 2012.10.05 Fri

観 光 日
 7月21日、『道の駅・しりうち』で、薄暗い朝を迎えた。上空がどんよりした厚い雲で閉ざされているためだ。
 本日の予定だが、本来なら函館方面へ走るのだが、昨日、道の駅で集めた資料によると、松前町で夏祭りが行われることが分かったので、これを見物するためにここまで戻ることにした。
 松前というと、『北(松)前船』とか『松前漬』で名高いことでも分かるように、江戸時代の交易の北の中心地であったことで、私でも名前だけは知っていた。実際に訪れてみると、当時の隆盛の名残りはなく、地方の一都市というか、田舎町で特に変わった所はなかった。ただし、中心街だけは黒い瓦と白い壁をテーマに統一された美しい街並みができつつあった。
 まずは最初に松前城の見学。その後、祭り見物に加わった。子供の魚つかみ取りに始まり、マグロの解体ショー、北前船の子供山車などの出しものだったが、学芸会の域を脱しないもので、祭り特有の華やぎとか興奮というものとは無縁であった。
 ここでウニの販売も行われていたので、これを今晩の酒の肴とするべく購入。また、昼食はマグロ解体ショーの会場の寿司屋でマグロ丼を食べるが、ご飯がネトネトというか、ベトベトしていたのは頂けなかった。
 再び、函館方面に向かって車を走らせる。
 知内の街に入る手前で、『青函トンネル北の玄関口』の看板を見付けて立ち寄ってみる。ここは格別に何も変わらない普通のトンネルの出入口に過ぎないが、ここから列車は陸上トンネルを経由して津軽海峡を海底トンネルで渡るので、北海道ではここから南では列車は影も形も見ることはできないということを考えると、やはり特別の場所だということができ、ここを見られたことだけでも幸運だったと喜んでいた。
 こんなことに思いを巡らせていたとき、姫君の「列車が来るわよ」の声によって現実に引き戻される。そして、急いでカメラを構えるが、トンネルから出てくる列車をドンピシャと捉えることは難しく、シャッターを押したときには列車はトンネルを出てしまっていた。
松前の夏祭り
 次は函館だが、ここには道の駅がないので、松前半島と函館を挟んで向こう側の亀田半島にある『道の駅・なとわ・えさん』まで足を伸ばすことにする。途中、函館市内で買い物を済ませて予定の道の駅へ向かう。
 この道の駅は、海岸端にあり、広い駐車場を備えていて雰囲気は良い。道の駅の2階テラスに上がると、目の前は何処までも続く太平洋。気分は自然と爽快になる。これで青空なら言うことはなかったが、空は今朝がた同様に曇っており、また、ここは風も強くて寒いので、爽快感を味わったのは一瞬のことで、草々に車の中へ避難する。
 車の中では、やるべき仕事が待っていた。松前で買ったウニの殻剥きだ。これには特別の道具を使うと、パラッと割れるのだが、そんな気のきいた道具はない。車に積んでいる利器は、万能包丁と料理バサミだけだ。
 やり難いことこの上なかったが、これらを使って殻剥きは何とか完了させる。これで直ぐに食べられるわけではなかった。注意して調理したつもりだが、どうしても異物が混じってしまうので、これを取り除かなければならない。これもボールとザルを使って水洗いして綺麗に処理をし終わる。
 さて、ボールに残った汚水の処分だ。ウニの壊れたもの、生物も混じっているため、そこらに撒き散らすわけにもいかないので、トイレに流すことにした。トイレに行き、大便器に流そうとしたそのとき、「そんなものを流してもらっては困る」という怒声が飛んできた。小用を足していた白い上着の男性だった。彼は、ここの食堂の料理人らしい。この汚水は、排便に比べれば汚いものではなく、また、普通便より柔らかいので詰る懸念はまったくない。このことを理詰めで説明しても構わないが、彼には通じそうもないので無言で便所を出て海岸に捨てたが、どちらが良かったのだろう。
 車に帰って、この顛末を姫君に伝えると、「トイレの入り口に『犬の糞を捨てないでください』という張り紙がしてあったわよ」とのことであった。北海道の犬は、下水管が詰まるような糞をするらしいが、太すぎるのか? 固すぎるのだろうか?……。
青函トンネル北海道側入口

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