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北海道の花旅・その16 - 2012.09.02 Sun

野付半島と根室半島
 6月22日、夜の明ける頃に既に雨は上がっていた。でも、天気が良くなったわけではなく、上空は黒い雲が覆い被さり、再度、雨が降り出す懸念も残っていた。
 この天気を横目に見ながら連泊した『道の駅・しゃり』でユックリと朝食を摂り、雨粒も落ちてこないので根室方面に向かって出発する。
 羅臼から出発すれば、知床半島と国後島に挟まれた根室海峡沿いを標津町へ向かって走るが、斜里からなので根北峠を越えて国道244号を標津町へと向かうことになる。
 標津町を過ぎると、野付半島へ通じる道路が左手へ伸びていたので、こちらへハンドルを切る。
 この野付半島というのが長かった。走れども、走れども、なかなか終点が見えてこない。後になって地図を参照して分かったことだが、半島の付根から道路の終点まで20km余もあった。これだけあればなかなか終点まで到達しないのも当然だ。
 車道の終点には野付半島ネイチャーセンターがあった。ここには駐車場と土産物の売店を兼ねた建物があった。
 ここから半島の先端部に向かって道路が延びている。この道路は、広い道と狭い道が並んで先へと続いていた。広い道は馬車専用道路で、狭いほうが歩行者専用という区別である。ちなみに、前者は観光客を運ぶ遊覧車を馬にひかせている。
 この遊歩道沿いが花畑になっており、クロユリを始め、エゾカンゾウなどなど、結構な収穫があった。ここは花のほかに野鳥も多くを見かけ、これを目当てにして訪れる人たちも多いようだ。
 こんな遊歩道を歩いて行くと、やがてこの道は終わりになる。この先に陸地は続いているが湿地にと化していて、そこには木道が敷設してあった。ここには花はなかったが、代わりにトドワラの枯木群なるものがみられた。
 この観光が終わると、再び、標津町へ戻ることになる。
 この帰り道で珍しい光景を見た。左手の野付湾の水面から薄い霧がわき上がっていたことだ。原理は川霧と同じで、水温の方が気温より高くて起こる現象で、それほど珍しいことではないが、これが13時の現象となると違ってくる。午後の気温が高くなる時間帯にこんなことが起こることは滅多にないだろう。そういえば、先ほど、半島の散策では姫君はダウンジャケットを着込んでいたことを思い出した。
こうして国道244号まで戻り、ここから根室へ向かうことになる。
 根室の観光地は、前回、ここを訪れた際におおかたの目ぼしい所は回っているので、今回は納沙布岬だけで、その他は省略することにした。
 前回の納沙布岬は小雨の中で何も見えなかったので、少しでも何かが見えないかと期待したことと、ここへ至るまでの道路沿いにヤナギランが咲いていたので、今回もこれに淡い期待を込めての再訪だったが、何れも成就することなく空振りという結果に終わった。
 でも、収穫がないわけではなかった。この根室半島は殆どが荒野であるが、これだけに自然のままで野生のエゾジカの生息地にもなっていた。これが分かったのは復路のことであった。道路脇の草叢を私たちの車と並行してエゾシカの10頭くらいの群れが走ってくれるなどのハプニングがあって分かった。こんな光景も見ることができたこともあって、収穫のないのを嘆くこともなかった。
走るエゾシカの群れ

トドワラの枯木群
 北海道庁によって立てられた標識に『トドワラの枯木群』について次のように説明がされていた。
トドワラの枯木群
 トドワラは、長い時間がかかって作りあげられた砂嘴(さし)の上に成立したトドマツ林が、海水面の上昇あるいは砂嘴の沈降により海水におかされ枯木群に変化したものと考えられています。
 枯木の大部分は樹齢90~120年のトドマツであり、その中に樹齢150~170年のエゾマツも混在していたことがその年齢から読みとれます。
 また、年輪幅(5~10mm)からこの林は極めてよい成長をつづけていたことが分かります。
 今後、枯木群の腐朽が進み塩湿地植物群落に置き換えられつつあるのも自然の生み出す大きな流れなのでしょう。〈北海道〉

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