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2017-06

捨てる神あれば拾う神あり - 2012.05.23 Wed

今年はギンランイヤー
 5月17日、18日の両日は小学校時代の友人とミニ旅行、20日は上高地へのニリンソウツアーと用事が続き、山へ行くことができなかった。
 この間、気になって頭から離れないことがあった。
 それは、鈴鹿に咲くヤマシャクヤクの写真撮影をすることだった。5月11日に自生地を訪れたときは、まだ蕾の状態であった。蕾といっても、2、3日で花が開きそうなふくよかなもの、まだ、小さくて固くて花までは相当な時間を要するものなど、色いろであった。
 気になって仕方がなかったが、前述のように遠方へ出かける用事や天気の問題もあり、延びのびになっていた。
 本23日、ようやく鈴鹿に行くことができることになった。少し遅いかなという不安と、あの小さい蕾ならちょうど見ごろになっているのではないかといった期待がない交ぜになり、何とも言えない複雑な心境であった。
 目的地に到着したが、白いふくよかな花は見当たらない。咲いていた場所に近付いてみると、花びらは既になく実というか、種が残っているのみだった。下には花びらも残っていないところを見ると、これを散らしてからだいぶ経っていることが分かる。
 次の場所を訪れてみる。ここも前の場所と概ね同じ状態であったが、中には花びら1枚を残しているものもあって、ここは前の場所よりは遅く咲き始めたことが分かる。この辺りを探してみると、実を付けたものは見られるが、花はなかった。今年は、時期を失したので仕方がない。潔く諦めて帰ることを決める。
 その前に昼食を済ませようと、これに適する場所まで移動することにしたが、これが結果的に良かった。その場所に向かって歩いていると、「あれっ、ヤマシャクじゃぁない? あの白いの……」と姫君が大きな声を上げる。「本当? どこ?」と姫君の視線を追うが、私には捉えることはできなかった。「あそこよ」と姫君の指先を辿ると、なるほど、白いものが見える。近付いてみると、姫君のいう通り、ヤマシャクヤクであった。2輪が咲いていたが、これも終わりかけていて、1つは中が壊れていたし、もう1つも花びらの形が悪かった。でも、ないよりはましだと思って丁寧に撮影する。
 このように、ゼロというわけではなかったが、今年のヤマシャクヤクは空振りだった。
 とはいうものの、落胆して帰ったわけではなかった。 ヤマシャクヤクに代わる収穫があったのだ。
 それは、先日、伊吹山で初めて見たギンランだ。それも、往路で1株、復路で1株という具合に都合2株も見ることができた。
 私たちのような素人では、ギンランなどを見られる確率はごく低い。これまで、何年も花を探してきたが、ギンランの実物を見たのは今年が初めてだった。このことを考えると、1年で3株も違った場所で出合うとは、何という僥倖だろうと感激したものだ。でも、少し時間が経てば、『何も、ギンランを2つも見るくらいなら、1つはキンランであって欲しかった』と欲張ったことを考えていた。

ギンラン

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今年はギンランイヤー 5月17日、18日の両日は小学校時代の友人とミニ旅行、20日は上高地へのニリンソウツアーと用事が続き、山へ行くことができなかった。 この間、気になって頭から離れないことがあった。 それは、鈴鹿に咲くヤマシャクヤクの写真撮影をするこ...

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