2012 山野草・その30 - 2012.05.17 Thu
タニギキョウ
昨年のことだ。入道ヶ岳のとある谷にトウゴクサバノオを撮影するために訪れていた。
この花を撮っていると、姫君が小さい花を見付け、「この花、何?」と尋ねてきた。見ると、星型の綺麗な形をした花だった。そのとき、「タニギキョウだ」との言葉が口を突いて出た。この花についての事前知識はなかったので不思議といえば不思議だが、その直前にネットででも見ていたのだろう。覚えようとしてお覚えたわけではないが、潜在意識として記憶に残っていたのだと理解している。全部が全部、こんな具合に花を覚えられれば良いのだが、そんな都合のよいことは起こるのは稀有なことなので、この場合が例外中の例外だと思う。
タニギキョウという名前から考えても、最初に写した場所からみても、この花は谷筋に咲くものだと思っていた。でも、そうではないことが、今年、初めて分かった。
今年、この花を見たのは、4月28日、藤原岳でのことだった。ここは別に谷筋でもなく、湿った場所でもない、燦々と太陽の光を浴びる尾根から続く斜面であった。ミツバコンロンソウかと思った極小の花を見付けて、これを撮影していると同じような極小の白い花が目に付いた。この花に目が慣れると、この周辺にいくつものタニギキョウが咲いていることが分かった。
なお、ここの他にも8合目の先にも咲いていたし、5月14日のコグルミ谷には今が盛りとばかりに、いっぱい、咲いていたのを見かけている。
このように分かってしまえば、至る所で普通に咲く花だということが分かる。ただ、小さいので見過ごしがちだというだけのことだ。
昨年のことだ。入道ヶ岳のとある谷にトウゴクサバノオを撮影するために訪れていた。
この花を撮っていると、姫君が小さい花を見付け、「この花、何?」と尋ねてきた。見ると、星型の綺麗な形をした花だった。そのとき、「タニギキョウだ」との言葉が口を突いて出た。この花についての事前知識はなかったので不思議といえば不思議だが、その直前にネットででも見ていたのだろう。覚えようとしてお覚えたわけではないが、潜在意識として記憶に残っていたのだと理解している。全部が全部、こんな具合に花を覚えられれば良いのだが、そんな都合のよいことは起こるのは稀有なことなので、この場合が例外中の例外だと思う。
タニギキョウという名前から考えても、最初に写した場所からみても、この花は谷筋に咲くものだと思っていた。でも、そうではないことが、今年、初めて分かった。
今年、この花を見たのは、4月28日、藤原岳でのことだった。ここは別に谷筋でもなく、湿った場所でもない、燦々と太陽の光を浴びる尾根から続く斜面であった。ミツバコンロンソウかと思った極小の花を見付けて、これを撮影していると同じような極小の白い花が目に付いた。この花に目が慣れると、この周辺にいくつものタニギキョウが咲いていることが分かった。
なお、ここの他にも8合目の先にも咲いていたし、5月14日のコグルミ谷には今が盛りとばかりに、いっぱい、咲いていたのを見かけている。
このように分かってしまえば、至る所で普通に咲く花だということが分かる。ただ、小さいので見過ごしがちだというだけのことだ。
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