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2017-10

伊吹山行き - 2012.05.14 Mon

多くの収穫に胸躍らせる
 昨13日は伊吹山へ行ってきた。姫君の病気はだいぶ快方に向かっているが、まだ完治の域には達していないため、怖れ多くも御留守居役を務めてもらう。
 一昨日とはうって変わり、やや風は冷たいが暖かい一日で、山歩きにはもってこいの気候であった。
 休日半額の恩典に浴して高速道路を使用したので、8時30分過ぎには何時もの駐車場(民家の庭先)に到着している。
 身支度を整えて8時45分に出発する。
 三之宮神社前の駐車場は、既に車で埋まっている。また、客待ちのタクシーまで停まっていたのには驚いた。そういえば、先ほど、タクシー2台が戻っていくのとすれ違っている。好天の日曜日ならではの光景だと言える。
 登山口を出発、植林の中にジグザグに切って作った登山道を登っていくが、何だか、身体が重い。一昨日は絶好調であったので、ようやく身体が本調子に回復してきたのだと喜んでいたが、これが糠喜びであったことが判明。ガッカリした。
 汗がにじみ出した頃、1合目に到着。いつもなら、そのまま2合目へ向かうのだが、本日は何時もの行動パターンとは異なって、ここで交わる林道を三之宮神社のほうへ戻っていく。昨年、この先でハタザオの変わった形のものに出合ったので、再び、これを写真に撮るためだ。今年になって、ここへ来るたびに見に行っているのだが、同じ場所に生える性質でないのか、今年は何れも空振りに終わっている。『今日こそは……』と、その場所を訪れるが、無情にも目的のハタザオはなかった。
 再び、1合目に戻って、2合目を目指す。ここから2合目にかけては旧スキー場のゲレンデを真っ直ぐに登り上がるのだが、これがなかなかの急勾配である。このため、調子がよいときでも、ここを登るときには顎が出かかるが、本日のように体調のあまり良くない日は、殊のほか、難儀をさせられることになる。
 この登山道の両側は、短く刈り取った草原が広がっている。ここはハングライダーの初心者の練習場になっていて、練習生とみられる数人が何やらごそごそとやっている。これからの練習の準備でもしているのだろう。
 また、この草叢の緑の若草に混じって、白と黄色の花が彩りを添えている。白色はハタザオなどアブラナ科の系統の花。黄色はウマノアシガタである。この他、何か変わった花はないかと注意深く歩いていくが、これはといった花は見付からない。ちなみに、ここで狙っていた花がある。それはクサボケだ。昨年、ここでクサボケの花を見ているので、今年も必ず咲くだろうと見当を付けていた。クサボケは、草と名が付いているが、草ではなく木である。木ならなくならない限り同じ場所に咲くだろうと思っていたが、木そのものがなくなったようだ。クサボケは、盆栽としても用いられるので、この手の業者が根こそぎ持っていったのかもしれないなどと考えていると、いつしか、この難所も通過していた。
 2合目の手前にお寺があるが、ここまで登り上がると、勾配はなだらかになるのでヤレヤレだ。これまで地面が足に絡みついてくるので足がなかなか思うように上がらなかったが、傾斜が緩やかになると途端に足が解放されて軽くなるから不思議である。
 小屋へ通じる車道を横切ると、前方で女性がかがみ込んでカメラを地面に向けていた。花を撮っていることは言わずもがなだ。近付いて「何か、咲いていますか」と尋ねると、「毛虫です」との思わぬ答えが返ってきた。地面を見ると、何処から落ちてきたのか毛虫がいた。毛虫など、私は見ただけでムズ痒くなるが、都会育ちの若い女性は被害を蒙った経験などないので珍しいのが先に立つのだろう。
 2合目を過ぎると、道はゲレンデを横切る緩やかな登り勾配の道になっている。この脇にはカキドオシが群がるように咲いていた。前回、ここを通ったときには、まったく見かけなかったものが、今日はこの変わりようである。前回はと思い出すと、4月18日。1ヶ月近くも経過していれば、この変化も当然といえば当然だと改めて植物の生育ぶりに思いを馳せていた。
 これを横切ると、再び、ゲレンデの中を歩くことになるが、先ほどに比べれば勾配はきつくないので、あれほどの苦痛は味わわなくても済むので助かる。
 間もなく、ホテルへの道との三叉路にやってくる。ここの一角には緑色の金網が張り巡らせ、何かを保護しているらしい。以前、この一角にはカタクリが咲いていたが、カタクリくらいでこんな大袈裟なことをするだろうか。目障りな金網だが、ここからは平坦道になるし、両側は花畑に化してくるので、こんなことに目くじらを立てているより、次への期待が膨らんでくる。
 ここからは、花を探し、見付け、写真撮影と移っていき、山歩きはしばしの休止となるのは何時ものパターンである。
 こうして至福の時を過ごし、時間もきたので昼食とする。
 何時もは、これで終わりとなるのだが、本日は出発が早かったので、時間は早い。久しぶりに5合目か、6合目辺りまで足を伸ばすかと考えて、4合目に向かって歩き始める。
 だが、この先、花は目新しいものは何も見付けることは出来なかった。
 5合目にやってくると、珍しく小屋が開いていた。でも、小屋の中には客の姿は見えず、登山者は外のベンチで休んでいる。私も、この仲間に加わり、下山してきた人から情報収集に努める。しかし、結果は芳しいものではなく、花の情報はなかった。
 ここから先に進んだとしても、得られるものは何もないと判断。本日はここまでとする。
 先ほど、ユウシュンランが咲いていたというニュースを聞いたので、これからそれを探しながら下山することにする。この花の場所については、ある程度までは聞いてはいるが、その情報だけで辿り着けるかどうか、このときは自信がなかった。でも、結果的には、これに出合うことができ上首尾に終わる。
 そして、14時15分、駐車場に帰り、5時間30分に及ぶ花探しの山歩きは相応の成果とともに終えることができた。

クサボケ

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