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2017-06

百名山の思い出・その9 - 2012.04.13 Fri

御嶽山(おんたけさん・3067m)
 1997年10月10日に登った木曽駒ヶ岳から眺めて、ひと際、精彩を放っていた山があった。その山の名前を聞くと、御嶽山だった。
 このドッシリとした風格のある山に魅せられ、御嶽山に登ってみたいという願望のようなものが私の心の中に宿った。これで次に目標とする山が決まった。
 御嶽山の名前は、有名なので私でも知っていた。しかし、名前を知っているだけに過ぎず、その標高が3067mで、日本の山の中にあっても有数の高山だということは知らなかった。
 こんな状態だったので、登るとなるとまるで知識はなかった。木曽駒ヶ岳を登るにあたって購入したガイドブック、アルペンガイド16『中央アルプス・御嶽山・白山』をみてみると、『黒沢口からニノ池、剣ヶ峰』が紹介してあったので、これをトレースすることにした。
 登山実施日は、10月19日(日曜日)。参加メンバーは姫君と私の2人だけだった。
 確か、未明の5時頃、自宅を出発したように記憶している。この時間に出れば、コースタイムを積算すると日帰りが可能だからだ。
 ガイドブックに書いてあったように、スキー場の中の車道を進むと、6合目の中ノ湯の駐車場に到着する。
 ここから小屋の横を通って上へ登っていくと、ロープウェイ駅からの道と合流する。このとき、ロープウェイで運ばれてきた多くの乗客が加わって、道は大混雑する。これらの人たちも私たちと同様に御嶽山に登るものと思い、この山の人気の高さに驚いたが、これらの人の大半は8合目辺りの見晴らしの良い所までだったようで、これ以後は出会う人もほとんどいない静かな山歩きとなった。
 また、ここには合目、合目に半鐘が吊るしてあるので、これを鳴らしながら次へ進んだことが印象に残っている。これまでの山には、こんな玩具はなかったので、余計に印象に残っているのだと思う。
 この頃は、もうシーズンオフだったのか、8合目や9合目の小屋は営業しておらず、無人の小屋の前を通ったように記憶がある。それもそのはず、頂上直下の二ノ池などは、エメラルドグリーンの氷に覆われていたほどで、この辺りでは一足早く冬が訪れていたのだ。
 そして、やっとの思いで頂上に到着するが、最後の神社への長い石の階段では辛い思いをしたものだ。
 御嶽山の思い出はそれほど印象深いものではなかったが、帰り道でのことは、今でもハッキリと記憶に残っている。
 木曽福島からスキー場までの道は、田ノ原と黒沢口を分ける丁字路(三叉路)
を右手に採れば、あとは一本道だ。だが、このとき、この道は工事が行われていたため、迂回路を通ってスキー場までいった。帰りも同じ道を辿ればよいが、中ノ湯では明るかったのが、途中で暗くなってきたため、道が分からなくなってしまった。今ならカーナビがあるので、こんな事態には陥ることはないが、当時、カーナビは一般的ではなく、私の車には付いていなかった。道を聞くにも、そんな家も見当たらず、何処をどのように彷徨ったのかは不詳ながら、広い道に出てヤレヤレだった。この間、どうなることかと心細い思いを味わった。最初の御嶽山登山では、これが一番の思い出だ。

御嶽山頂上

エメラルドグリーンの氷に覆われた二ノ池

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御嶽山(おんたけさん・3067m)1997年10月10日に登った木曽駒ヶ岳から眺めて、ひと際、精彩を放っていた山があった。その山の名前を聞くと、御嶽山だった。このドッシリとした風格のある山に魅せられ、御嶽山に登ってみたいという願望のようなものが私の心のた。これで次?...

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