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2017-06

子向井山(こむかいやま・647m) - 2012.03.14 Wed

鈴鹿は冬へ逆戻り
 本日(3月14日)、藤原山系の木和田尾(木和田尾根)の途中にあるピーク、子向井山(647m)に登ることにした。とはいうものの、実は、ここが最終目的地ではない。本当の目的地は、ここから1時間くらい歩いた所にあるフクジュソウの群生地だ。だが、ここが中途半端な所であるために便宜的に子向井山としたのである。
 姫君は、風邪が完全には治っていないが、前回の11日に続き2日も置いてきぼりにされるのが耐えられないのか、「治ったから行く」といって、そわそわと山行きの支度を始めた。私としては、一応、止めたものの、姫君とお世話をする爺という身分からは容易に推定できるように力関係は言わずもがなであり、最後は「御意」となるのである。
 こうして何時もよりは30分ばかり早く自宅を出発する。道中は、平日ということもあってやや混み加減であったが、時間的には何時も通りに走れたようだ。
 旧多度町の役場まで来ると、前方に竜ヶ岳が見えてくるが、これを見て驚く。3日前には殆ど雪は消えていて、辛うじて谷筋が白くなっていたに過ぎないのを見て、『今年の雪は終わった』と思っていたのが嘘のよう……、真っ白ではないか。
 次に姿を表してきた藤原岳も真っ白。ここから三角形に見えるセメント工場の石灰岩の採掘場にも白く雪が残っていた。
 前回、丸山に登った11日のお昼頃から雪が舞い始めたが、これが夜になっても止まずというより、12日、13日と雪が降り、これが積もった模様である。
 阿下喜まで来ると、孫太尾根が良く見てとれるが、多志田山や草木は言うに及ばず、丸山まで雪が積もっていることが分かって大いに驚く。
 木和田尾の登山口は、冷川林道の始点にほど近い場所にある水道関連施設の前にある。ここまで来ると、登山口周辺の空地には車2台が止まっているだけだった。このうち軽自動車は地元の人のものらしいので、先客は車1台だけのようだ。だが、藤原岳簡易駐車場から歩いていた登山者もいたので、こういう人たちも加わるので、もう少し多いと思われる。
 早速、身支度をする。私は、前回同様、ゴム長靴。姫君は軽登山靴を選択した。あとは何時も通り、格別、変わった衣類を身に付けているわけではない。
 木和田尾登山道は、冷川谷に沿って登って行って尾根に乗るのが昔からのルートだが、最近は送電線の保守のために中部電力が開いた道を使って尾根に乗るのが主流になっており、私たちも後者を選択した。
 本日はコンパクトカメラを持参しなかったので、時間を記録していないが、出発は9時30分ごろだったと推定される。
 送電線の巡視路は、最初は涸れた沢沿いに登り、次いで山腹をトラバースしていくと最初の送電線の鉄塔に到着する。ここから送電線の下を辿っていくと2番目の鉄塔の下に到着。これで木和田尾に乗ったことになる。以後、この尾根を忠実に辿って行けば、自然と子向井山に着くという次第である。
 涸れた沢から山腹のトラバース道に変わった辺りから予想に反して雪が多くなってきた。ある程度、雪が積もっていることは分かっていたが、これほどとは思っていなかったので長靴できたが、これだと非常に冷たい。2重構造になっている重登山靴で来るべきだったと反省したが、今となっては手遅れだ。軽登山靴の姫君も冷たくてつめたくて、爪先カイロが欲しいくらいだとのことだった。それで、カイロを持っているかを尋ねたところ、「持っているわけ、ないでしょう」と機嫌が悪かった。
 私は、もう1つ思惑が外れたことがあった。雪はたいしたことはないと思っていたのでストックを持ってこなかったが、これだけあれば持ってくるべきだったと後悔していた。足元が不確かな道で、バランスを崩すことを防ぐ意味で、ストックがあるのとないのでは大きな差があるからだ。
 こんなことを言い合ったり、反省したりしているうちに、木和田尾に乗った。
 ここからは雪の量がさらに増え、15cmか20cmになってきた。さらに高度があがると雪は増えて、この日、最も深い場所では3、40cmくらいだったと思う。
 こうして11時頃、子向井山に到着するが、前述のごとく本日の最終目的地は別にあるので、ここは素通りして目的地へ直行する。
 ここへ行くまでの間、フクジュソウへの期待は徐々に萎み、花は深い雪の下だと諦めの心境に傾くが、運よく丸く雪の解けた中から黄色の花が顔を覗かせているのがあることを想像したリと複雑な心境であった。
 12時頃、目的地に到着してみれば、結局は最初に想像した通り群生地は深い雪に覆われて、その一面は真白で、何処にも黄色を見ることは叶わなかった。これで潔く諦め、直ちに帰ることにする。
 復路は、太陽の光をたっぷりと受けた雪面は少し解け加減で、往路より歩き難くなっていて大いにてこずったが転ぶこともなく、14時過ぎには車を停めた登山口に帰り着いていた。
 この日の目的のフクジュソウには出合えずじまいに終わるが、季節外れの雪を大いに楽しむことができ、先ずは楽しい山行きとなった。

真冬のような雪

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