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2017-06

北海道旅行・その3 - 2012.03.09 Fri

硫黄山
 今般の北海道旅行(3月3日から6日)の中で唯一の山、硫黄山へ行ったのは2日目の昼食を川湯の『お宿・欣喜湯』で済ませてからだった。
 山というからには、本格的な登山ではなくともトレッキング程度の軽い歩きを予想していた。そして、高齢者の多いツアーのメンバーの顔ぶれからみて、私たちが息を切らすことなく頂上もしくはそれに類した所に最初に立つことは目に見えており、晴れがましく主役を演じるだろうことを思い描いていたが、これは見事に裏切られた。目的地まで100mそこそこという短い距離であり、この区間の勾配は殆どない平坦な道で、老若男女、誰をもが簡単に到着することができたのだ。
 ウィキペデアによると、この硫黄山を先住民族のアイヌはアトサヌプリと呼んでいたとの由。それは、アトサが『裸』、ヌプリが『山』で、裸の山という意味らしい。このアトサヌプリは硫黄を産出するため、明治政府がここに硫黄鉱山を開設して以来、この標高512mの山を硫黄山と呼ぶようになったらしい。
 これからもある程度は推測できるように、この山は、草木が1本も生えぬ活火山である。そして、現在も火山活動は活発ではないものの行われており、また、落石も多くて危険が高いことから頂上への立ち入りは禁止されている。
 駐車場から100mくらい離れたところに噴煙を吐き出す裂け目が幾つもできていて、ここから硫化水素ガスを含んだ火山性ガスが常時噴出、それが白煙となって、何本もの煙の帯をもうもうと噴き上げている。そして、私たち、観光客は、この噴煙を見物するために、ここまで歩いて行くことができる。
 駐車場には薄く雪が積もっているが、噴煙口に近付くに従い、地熱で雪が解けるためか、土の地面が顔を覗かせている。ここからさらに進むと、溶岩が点在する荒涼とした景色になり、地面には小さい穴が開き、そこから白いガスや透明のガスが噴き出している。ちなみに、透明のガスも地面から2、30cmも離れると白いガスに変わっている。このような穴が無数に開いているようで、これら細いガスが集まって大きな噴煙を何本も作り上げている。
 今までの経験では、こんな光景を見るためには、同じ北海道の雌阿寒岳にしろ、本州の御嶽山、また北アルプスの焼岳にしても苦労して頂上部まで登らなければならない。これに対して、ここではものの車を降りて100mを歩くだけで見ることができるので当然のことながら人気になるのだろう。

硫黄山①

硫黄山②

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