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2017-10

大統領と首相 - 2012.02.12 Sun

 今朝の朝日新聞の『ニュースがわからん!』は、「大統領と首相ってどう違うのじゃ?」がテーマであった。
 この『ニュースがわからん!』というコーナーは、読者の質問をもとに時事問題の分かり難いテーマを、質問に対する答え(Q&A)の形式で解説している。
 浅学非才で知識の乏しい私は、多くの分からない事柄をこのコーナーで補い、知識をにわか仕込みできるので重宝している。
 本日のテーマ、大統領と首相の違いを要約すると次のようになる。
 米国は、国民から直接に選ばれる大統領制。日本や英国は、選挙で国会の多数をとった政党のリーダーが首相に選ばれる議院内閣制を採りいれている。そして、米国の大統領は国民から直接選ばれる最高権力者で国家元首であるのに対して、英国の国家元首はエリザベス女王である。だが、女王に行政の権限はなくて首相がこれを担うと説明している。
 ここで不思議なことに気付いた。
 日本と英国が議院内閣制を採用していて、一方の英国について国家元首ならびに行政府の権限を掌握する首相についての言及があるのに対して日本についての記述のないことである。
 私の考えでは、日本国の国家元首は憲法で象徴と規定する天皇であり、行政府の最高責任者は首相である。この私のような考えに対して、天皇は象徴であって国家元首ではないという意見もあろうが、この解釈は字面(じづら)の上のことで、実質的には天皇が国家元首であって、外国の人たちもそのように理解しているはずだ。
 わが国では、ときどき首相公選制を採り入れるべきだとの議論が起こり、やがて立ち消えになるという現象が起こってきた。
 この立ち消えになる原因が、ここにあるのだと思っている。
 すなわち、首相を国民が直接に選ぶとなると、選ばれた首相は正(まさ)しく国家元首であり、普遍の天皇という国家元首の存在と相容れぬものだからだ。
 朝日新聞が中途半端な説明をするのは、日本の国家元首の問題へ立ち入りたくないためだと考えられる。そういえば現在の立場は知らないが、かっての朝日新聞は天皇制反対の一方の旗頭であったことを思い出した。

ロウバイ

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