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感情表現 - 2011.12.21 Wed

 一昨日、北朝鮮の金正日総書記の死亡のニュースが流れ、以後、テレビではこの報道で持ちきりの感がする。
 この中で北朝鮮国民が、氏の死亡を悼み、悲しみ、泣き叫ぶ姿が何回も写し出されると、北朝鮮国民の惨状の一部を知る者としては、これほどまでに悲しめるものかと、こういう光景に慣れない私たちには違和感を覚えざるを得ない。
 でも、これも朝鮮民族の文化の1つであると考えれば分からないでもない。
 今は亡き母から聞いた話を紹介する。
 母が若かった頃、助産婦をしていて、朝鮮の人たちが固まって住む、いわゆる朝鮮部落へ出向いて出産の助けをすることもあって、彼らとの付き合いもあったようだ。ちなみに、これは戦前の話である。
 この母が、「朝鮮のお葬式には『泣き女』と呼ばれる女性を雇ってきて泣いてもらう風習がある」と、まだ幼かった私に話のついでだったろうが何かの折に語ってくれた。そして、「泣き女を多く雇って盛大に泣いてもらう葬式が立派な葬式だと考えている」と言葉を繋いだ。要するに、私たちが、葬儀に供される生花の数とか、出席(?)する坊さんの数で、その葬儀の規模が大きかった、盛大だったと評価するようなものであろう。これは取りも直さず、喪主の権勢を表すものだから、その立場になると余計に力が入ろうというものだ。
 これから何十年も経て、舞台は姫君の経営するスナックに移っていた。
 ここに若い韓国人女性が雇われた。カウンター越しの彼女との会話の中で、葬儀の『泣き女』に及ぶ。すると、彼女は、「泣き女など知らない。見たことも聞いたこともない」とのことだった。彼女は、ソウルから来日したとのことだったので、大都市での葬儀ではなくなっているらしいことを悟った。でも、後日、彼女が「田舎の方では泣き女なるものが存在すると物知りの人から聞いた」と風習そのものの存在を認めた。
 こんなことを考えていて、日本の似たような風習、いや風習といえるか否か分からないが、こんな光景を思い出していた。
 あるとき、知人と連れだって通夜へ出かけた。このときの知人が、悔みの言葉をかけるにあたり、突然、声を震わせて挨拶し出した光景をである。このような場面は、人が変わって2度だったか、3度だったか記憶は定かでないが、お目にかかったことがある。

徳川園の池

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