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2017-11

東北の花・その1 - 2011.08.30 Tue

ミチノクコザクラ
 今年の夏は、東北地方にある日本百名山の登頂を目的に過ごした。
 最初の山は、7月14日の岩木山であった。
 この岩木山には、この山だけに咲くという花があると、ガイドブックに紹介されていた。この花はハクサンコザクラの変種で、その名をミチノクコザクラというとあった。
 これを読むと、是非、見てみたいと思ったが、果たして、叶うか否かが問題である。
 往路では、この花は見付けることはできなかった。
 初見の花とはいえ、見慣れたハクサンコザクラの変種というから、見落すはずはないのだが、この日はガスが掛かっていて視界が悪いので、たまたま目に入らなかったのかもしれないと思い、情報収集に努めることにした。
 すると、頂上で出会った登山者から「やや遅いきらいはあるが、咲いていた」との証言を得る。大喜びしたが、場所について具体的なことまでは教えてくれなかった。
 帰路、往路より注意して歩くが、いっこうに目指す花には行き当たらない。
 通い慣れた鈴鹿でも、「あの辺りに咲いている」との情報を頼りに出かけても、探し出せる確率は10%くらいのものである。ましてや、ここは右も左も分からない東北の地である。探し出せるほうが、むしろ、おかしいくらいだと思い当たり、ミチノクコザクラに出合うことは諦めかけた。
 こんな折、女性の集団が近付いてきた。私たちも彼女たちが来た方向が登山道だと錯覚して、その方へ進路を採ると駐車場のある方角は違うことを教えてくれる。そして彼女らは、ミチノクコザクラを見るために寄り道をしたのだということだった。
 この親切なグループのお陰で、一時は諦めかけていたミチノクコザクラに対面することが叶った。
 こうして実際に出合ってみると、ハクサンコザクラとほぼ寸分変わるところはなく、何処がどのように違うのかは私のような素人には分からなかった。
 なお、このミチノクコザクラには、「安寿のかんざし」という別名があるとのことだ。「安寿」とは、山椒大夫の「安寿と厨子王」の姉娘の安寿のことだ。どのような伝説があるかということまでは、ガイドブックも触れてはいなかったが、およその見当は付けられる。

ミチノクコザクラ①

ミチノクコザクラ②

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