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2017-10

東北の山旅・こぼれ話③ - 2011.08.16 Tue

 月山の8合目の登山口に着いたのは、7月31日の午後であった。この日は、この駐車場で泊まり、明日月山へ登る予定である。
 まだ、陽が高い所にあったので、取り敢えず弥陀ヶ原を散策することにした。
 8合目の駐車場から1、2分の所から弥陀ヶ原の湿原が始まっている。
 この入口には、「この湿原には、モウセンゴケやトキソウが咲いている」といった旨の看板が掲げてあった。
 モウセンゴケは薄っすらとした記憶があるような、ないようなという極めて頼りないものだった。また、トキソウにいたっては、名前を聞くのも初めてで形、色も想像することさえできない。こんな具合だったので、この湿原の散策は非常に興味があり、丹念に見て回ることになる。だが、成果となるとまったくあがらない。
 ちょうどそのとき、1台のカメラを手に持ち、もう1つを首から掛け、見るからに芸術家然とした女性が前方からやってきた。「これ幸い」とばかりに彼女に尋ねてみる。すると、トキソウは花期が終わったようで見かけないが、モウセンゴケは、池塘で見付けたと言っておよその場所まで教えてくれた。
 喜んで教えてもらった辺りの池塘の中や、その周辺を注意深く探して見るが見付からない。この日は、これで諦めて次の日へ希望を託すことにした。
 翌日、月山からの帰り道。前日、教えてもらった辺りを目を皿のようにして探すと、モウセンゴケではないかと見られるものが見付かった。大喜びして写真に何枚も収める。すると、次に、そのすぐ近くに極小の赤い花らしきものが見付かる。1つを見付けると同種のものが次々と見付かる。昨日、あれだけ探したもののが、今日はふとしたはずみで、こんなに簡単に見付かるとはと大喜びした。
 家に帰ってから、モウセンゴケならびにトキソウの形をネットで確認すると、私が大喜びをして何10枚も写してきたものは、何れも該当しないことが判明した。
 ちなみに、私がモウセンゴケだと思っていたものは、チングルマのホウケタものだったし、トキソウではと心ときめかしたものは何だか分からないが花びらを落として実を付けた残滓であった。

モウセンゴケと間違えたチングルマ

トキソウと間違えた???

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