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2017-11

山野草2011・その17 - 2011.04.19 Tue

カタクリ
 片栗粉の存在は私の子供の頃から知っていたが、花のカタクリとなると山へ登るようになってからのことなので、そんなに古い話ではない。また、昔はカタクリの根から澱粉を作り、片栗粉に加工していたこともカタクリの花を知った頃に覚えた。
 このように身近な存在ともいえる花だが、私にとっては遠い存在であった。
 この花を最初に見たのは何処だったろうか。あまり記憶がない。それだけ、山では毎年のように見かける花だったといえる。
 でも、この花が花びらの先を大きく後ろに反らすように巻き込む独特の姿を見せることを知ったのは初めて見てから相当に時間が経過していた。それまでは普通に大きく開いた姿が普通だと思っていた。
 また、花びらの中ほどに紫色のギザギザ模様があることを知ったのは、デジタルカメラで接写ができるようになって、これを写真で見て、初めてこんな美しい模様があるのかと知った。
 このように、この花は、年を経るたびに新しい発見をさせてくれる。こうしてみると、なかなか味わい深い花だといえる。
 カタクリが大群生している場所が岐阜県の鳩吹山の山麓にある。ここへ1度だけではあるが、見学に訪れたことがある。広範囲の斜面が一面にわたってカタクリで埋め尽くされている。人手をかけて、ここまでに育て上げたのだろうが、ここまでにするのは大変なことであっただろうと、その労苦に対しては頭が下がった。
 でも、ここへ出かけたのは、その1回きりである。1度、見れば、また見てみようという気が起きてこない。
 やはり、こういう花は自然の中で1輪、2輪と咲くほうが似合っているというか、見る者に感動を与えるのではないかと私は思う。
 今年も4月も半ばを過ぎたので、花が遅れているとはいえもうそろそろと思い、4月14日に藤原岳に出かけた。
 すると、狙いは違わずに咲き始めていた。
 最初に見付けたのは姫君。これは花を広げたところで、まだ、反り返ってはいなかった。このため、写真を撮らずに素通りしたら、発見した姫君は不満げであったが、「ここで咲いているということは、先でもっと形の良いのが見付かるよ」と自分自身を納得させるようにいった。
 案の定、その後、いくつもの場所でカタクリの咲いているのを確認した。その殆どが綺麗に反り返ったものだった。これは、この日が風のない晴れた穏やかな日だったことに起因するのか、他の要因かは定かでないが……。

カタクリ1

カタクリ2

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