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2017-10

花の所在の公開基準を考察 - 2011.04.16 Sat

 4月3日付の『ミノコバイモを訪ね求めて』という拙文が、当ブログに似合わぬくらい反響を呼び、コメントが続々と寄せられている。注目されて嬉しい反面、うっとうしさを感じているというのが偽らざる心境である。
 ここで、この論点を整理してみて、改めて私見を述べて、この騒動に終止符を打ちたいと考えている。
 寄せられるコメントの趣旨は、当該花の咲く所在、すなわち花の自生する山の名前を書いてはならないというのが1点。もう1つは、この所在を知ることになった原因者であるsakajinさんが主張する約束を破ったというものだ。
 まず、第1の山名についての記述について私見を述べる。
 例え対象の花が絶滅危惧種に指定されているとしても、それが自生している場所をネット上で公開する行為が、法律に違反しているわけでもなければ、公序良俗に反するものでもない。まず、この点を念頭に入れておいていただきたい。
 とはいうものの、総てが明らかになれば盗掘の懸念も大きいことは事実として認めなくてはならず、何らかの防護策を講じるのは否定するものではない。私自身も自分なりにこれに類する策は講じている。
 この地方では、誰が言い出したかは不詳ということにしておくが、鈴鹿の山を北、中、南と分けて漠然とした表現にしておくことが奨励されているように見受けられる。また、それを知る山野草の愛好家は、これが正解だと誤解する人も多く、これらの人たちは山の名前を出すことは絶対にしてはならないと思っているようだ。でも、別に花が咲いていた場所を秘匿しなくてはならないとは決まっていないし、そうすることが努力義務でもない。花を愛する者が、それぞれの自己基準にそって判断して実行すればよいことである。ということは、他の人が自分とは違う基準で物事を判断することもあり得ることだということを理解しなくてはならない。
 元来、山野草などは見たいと思う人が普通に見られるのが好ましい。
 昨年、北海道を旅したが、その山に咲く花々に付いての説明書なりパンフレットが観光客の集まる所に置いてあって、これらで知識を仕入れて登山するなり散策するなりして花々を楽しむことができるようになっていた。もちろん、ここでも盗掘という問題は避けて通れないようだが、登山者が悪いという発想はなく、悪いのは盗掘をする一部の者だという私の考えと同じ、まっとうな認識であった。
 さて、ここで私の拙文が、具体的に場所を特定しているか否かを検証してみたい。
 こんな具体的に書かれては、場所を公表しているも同じだとして、次の文節を示した人がいた。たぶん、他の人も具体的と思ったのは、この部分だと推定されるので引用する。
 ――山は、入道ヶ岳。ルートは、登りが北尾根、そして奥宮から頂上を経て下りが井戸谷。(中略)(ホームページの)写真によると、それほど大きくない岩の陰にこの花は咲いている。こんなシチュエーションを頭の中で描きながら、周囲に注意しながら探していく。でも、あまりにも広い山の中、登山道脇に限ったとしても、とてつもない範囲だ。歩き始めて直ぐに、とても無理な話だと諦めかけ、彼に尋ねることも考えた。でも、探す前から訊くというのも気が引けるし、とにかく、彼の辿ったルートを忠実にトレースしてみることだと思い直して歩きを続ける。
 こんな不安な歩きがどれくらい続いたであろうか。こんな中で幸運なアクシデントにも見舞われた。
 足元から少し離れた所に白いものが見えた。花だと直感して近付くと、何と、そこにはキクザキイチゲとミノコバイモが咲いているではないか。小躍りしたのは言うまでもない。大喜びして何枚も何枚も写真に収めた――。
 まったくこの文書を読んで、果たして花と出合ったのは往路であるか復路であるか推定が付くものであろか。
 普通の読解力では、こんな漠然とした表現では場所の特定はできないというだろう。でも書き込みをしたコメンテーターは、これだけ詳しく書けば、それが何処だか直ぐに分かるという。これが直ぐに花の自生場所と一致するというのは、彼らがその場所を事前に知っていて、彼らの記憶にこの文章がすんなり溶け込んだのだと思う。ただ、それだけのことで、この1文で盗掘者を喜ばせるものではないことは明らかだ。
 最後に、sakajinさんのいう約束違反の件である。
 彼が、「広めないで欲しい」といい、「もちろんだ」と承諾したのも事実である。
 彼は、入道ヶ岳にミノコバイモが自生することをネットに記事として掲載することも含めて広めないで欲しいといったという。だが、私が承諾したのは自生する場所を広めないという点である。ここへ来たのは、このブログに記事として掲載するためであって、自分の目の保養などとは当初から考えていない。
 第1、私が入道ヶ岳にミノコバイモが咲くということは既に知っている。知っているから、それを確認するために来たのだ。これらからみても、自生地の場所を軽々に口外しないように求められたと理解するのが自然である。したがって、彼との約束は完全に履行している。

ヒメウズ

● COMMENT ●

私もうっとうしいです

やはり貴方には何も伝わりませんね。
何度も言いたくありませんが、あなたのコースをたどると、その時期に歩けば
私の足でも半日ちょっとあれば花は見つけられます。それが登りであろうが
下りであろうが。
でもコメントを重ねると場所がもっと詳しくなるのでもう止めます。
法律がどうの、それぞれの自己基準がどうのは関係ありません。
鈴鹿の花を守る気持ちだけは忘れないで下さい。
もうこれで終わりにします。

何度もすみません

間違って拍手のボタンをおしてしまいました。
この拍手はカウントに入れないで下さい。

ただ、私と考え方やが花の所在の公開基準の線引きが
全く違う三太夫さんが撮られたヒメウズの写真には拍手を
しましょう。
小さい花を上手く撮られていますよ。
皮肉でも何でもありませんので、、、、、。

これからも素敵な写真を撮ってください。鈴鹿の貴重な花の写真を、、、。

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 おはようございます。
 ブログの管理人、すなわち私のみ閲覧できるコメントが2件入っておりました。
 これに対するレスポンスは省かせていただきました。


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