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全道的に雨風共に強く - 2016.09.06 Tue

9月6日、曇りのち雨、風も強し。

 知床(ウトロ)の朝は曇りであった。
 予報は雨だったので、曇りというのは嬉しい誤算であった。だが、予報が外れたというわけではない。正午近くになると、雨がパラ付き始め、これと共に強い風が吹くようになった。
 昼休みに天気図を見てみると、北海道の西の方に2つの低気圧があり、もっと悪いことに北海道の上に温暖前線と寒冷前線が交差するようにあることだ。これらの前線の交わった所が雨風共に強いだろうことが推定できる。これが北海道の北部にあるので、稚内などに注意報が出たことも頷ける。
 本日は何時もになく、早く起きた。理由は、エゾシカを探しに行くためだ。
 最初に北海道にきた2010年には、知床の奥に行けば、ごく自然にエゾシカの群に出合うことができたが、こんなことは、この年と12年くらいで、その後は意識して探さないと出合うことはなくなった。
 ウトロでは増えすぎたことを理由に、基準は分からないが捕獲して肉を缶詰にして売り出すようになったと仄聞する。仄聞といっても、現に捕まえてきた鹿を屠殺するまで飼っておく牧場も作られていることからみると信憑性は高い。
 こうして食い尽くした訳ではないだろうが、私たち旅行者があまり見かけなくなったことだけは確かである。
 エゾシカに限らず、シカは夜行性動物だと聞くので、昼間の活動は朝方とか夕方が多いだろうと勝手に推定して、早朝に探しに出かけることは前夜から決めていた。
 5時頃、道の駅を出発、知床五湖の方面へ向かう。
 しばらく走ると、姫君が道路端にいる2頭のエゾシカを見つける。姫君の声に反応、慌てて、車を止める。
 最初は車の中から撮影するが、逃げないことを見極めて、車外に出て撮影する。だんだんと距離を縮めていくが、特に人間を警戒するような素振りは見せない。
 彼らが敏感に反応するのは、どうも足音のようだ。もちろん、彼らを驚かせないように足音を立てないように注意して歩くが、第1歩目に忠実に反応するようだ。だが、それが私たちの足音だと気付くと、また、何もなかったかのように草を食べ始める。ちなみに、このときは母シカと子ジカだったが、子供のほうが母親よりも敏感であった。
 この後にも、また、2頭と出合い撮影をしたが、オートモードでの撮影では、曇りの早朝という条件だと、どうしてもストロボが自動発光してしまう。そうすると、彼らの目玉が白く光って写真映りがよくないことだ。
 その後、マニュアルモードにして、ISO感度を上げることを思い付いたが、このときにはシカはいなかった。
 知床五湖の手前からカムイワッカの滝のほうへしばらく進んでみるが、シカはいそうもないのでUターンして戻るっていくと、先ほど見送った岩尾別温泉への分岐があった。
 このところ、ここでシカを見かけたことはないので迷ったが、いなければ終点の岩尾別温泉の露天風呂に入ってくればよいと考えて、この道へ入って行くが、案の定、シカには出合うことはなかった。
 岩尾別温泉には一軒宿の『ホテル地の涯』がある。
 何故、私が知っているかというと、このホテルの脇に羅臼岳の登山口があるからだ。下山した際、ここの露天風呂で汗を流そうかと思ったが、姫君を混浴の露天風呂にお入れするわけにもまいらず、ホテルの風呂に入った。だが、13年だか、14年の際、早朝の人けのないときを見計らって、姫君の混浴露天風呂のデビューを果たしている。
 ここに到着、私が露天風呂の偵察にいっているうちに、姫君はタオルを片手にスタンバイをしており、その気は有りありが見て取れた。
 だが、あいにく、ホテル客が露天風呂にきていたので、私が入って彼女はカメラマン役に徹したが、このあと、この奥にある『滝見の湯』と名付けられた露天風呂では私を見張りに立てて、ゆっくりと早朝の露天風呂を楽しまれた。もちろん、この後に私が入ったことはいうまでもない。
 こうして予定外の朝風呂を楽しみ、エゾシカ探しの続きを行う。帰り道でも2頭を見つけて撮影するが、このときにはマニュアルモードで行ったので、白目になることはなく、そこそこのできの写真を撮ることができた。
 このあと、知床峠への道にも足を踏み入れたが、まったくいそうな雰囲気ではないので、ここは早々に引き返すことになる。
 道の駅に帰り、朝食を済ませると、早起きのツケが出たのか、眠くなったので、1時間ばかり、グッスリと眠る。
 目覚めると、今度は昨日の続きで、カラフトマスの撮影のために、道の駅から近い宇都呂川へ歩いて行く。
 何故、2度も訪れたかというと、彼らは水の中で私たちはこれを上から見る形になる。すると、魚の背中は黒っぽいので形がハッキリとしないところがあるので、撮り直したいと思ったからだ。
 昨日、撮影していた場所の少し上流に80cmくらいの滝というと大げさであるので、段差とでもいうべき所がある。ここを魚たちが登ろうと必死であるが、成功率は1割にも満たなそうだ。この姿なら、一瞬だが、魚は水の外に体を晒すので、カメラ写りはいいはずだと考えて、これを狙う。
 だが、これもなかなか難しい作業である。第一に忍耐力が必要である。しかし、私にはこれは備わっていないので辛い。サクラマスを写すよりももっと大変だった。それでも何枚かは撮れたので、ここはこれで終わりにする。実は、姫君がいい写真を撮ったので、『これがあればいいか』と妥協しただけの話だった。
 このあと、まだ、行っていないカラフトマスの遡上地点を見ておくことにする。
 私たちが知り得た場所は次の4ヶ所だ。
 1.昨日、行ったが、何も見えなかった幌別(ほろべつ)川。
 2.昨日と本日と連続で訪れた宇都呂(うとろ)川。
 3.ウトロの街の出外れにあるフンベ川。
 4.オシンコシンの滝から3Kmばかり斜里寄りの遠音別(おんねべつ)川。
 まず、フンベ川に行くが、近くの駐車場は閉鎖してある上に橋にも囲いがあって見られる環境にはなかった。
 次の遠音別川は国道端にバスおよび乗用車が停められる駐車帯が設けられている。橋の欄干には何のためだか分からないが造作を施してあるが、ここからでも見えないことはない。だが、幌別川と同様に橋から川面までの距離がありすぎて事実上は見えない。ただし、川の上流50mくらいの所に堰が設けられていて、ここを飛び越える魚を見ることは可能であった。
 ちなみに、宇都呂川を除く3ヶ所は、ここの道の駅の観光案内所で教えてくれたものだが、何れも外れ場所だった。昨日、知床財団関係者に出会わなかったら、私たちも空振りに終わった可能性が高かった。
 前述のように、お昼頃から雨と風が酷くなってきたので、本日は斜里の道の駅で泊まることにして、早々と行動を終了する。
 本日の走行距離は78Km。累積走行距離は9519Kmである。
0 09_06
  《小さい段差でも苦労してもがきながら登ろうとする魚》

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