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2017-05

羅臼の秘湯2つに入る - 2016.08.07 Sun

8月7日、晴れ。

 未明の3時頃に目覚める。
 日の出の撮影のために、この2日間は3時起きが続いたので、これが早くも習慣づいたと思われる。直ぐに間違いに気付き、再び、ウトウトと浅い眠りに落ちたようだ。
 次に目覚めて何気なく時計をみると4時を少し過ぎていた。
 外を見ると明るく、東のほうが赤くなっているのに気づき、慌ててカメラを持って外に出ると、日の出は始まりかけていた。もちろん、これを写すが、出来上がりのほうはあまり芳しいものではなかった。それより姫君がスマホで撮ったもののほうが良い出来のものがあり、写真でも負けたかと嫌な気分になった。
 本日は野付(のつけ)半島へ早い時間に出かける予定だった。日の出を撮影したあと、簡単に身支度を整えただけで早々に車に乗り込む。
 今年、エゾシカに出合ったことは出合ったが、あまり良い出合いではなかったし、数、そのものも少なく、ずっと不満に思っていた。
 昨日、春国岱(しゅんくにたい)に立ち寄った際、遠く離れた所にいたエゾシカを見て、急にこれに合いたくなる。
 これと共に、数年前に野付半島でこの群れが走っているのに遭遇したことを思い出した。もう1度、ここでエゾシカの群れに出合えたら……、と思い、急遽、ここに行くことを思い立ったという次第である。
 野付半島へは、標津(しべつ)にある半島入口から15Km内外も先っぽのほうへ走って行くと、そこにはネイチャーセンターがある。そして、ここが花なり、野鳥なりの観察の拠点となっている。
 この15Kmの間、鹿がいないか、左右の荒地に気を配りながらユックリと車を走らせるが、1匹のエゾシカも見かけなかった。ちなみに、帰り道でも同じであった。
 ネーチャーセンターで遊ぶこと1時間余。
 このとき、隣にオートバイのツーリングの一行がやってきて、彼らの会話が漏れ伝わってくる。このあと、瀬石(せせき)に行くらしい。
 瀬石といえば、羅臼の最奥部の地名である。ここには海浜温泉があって、誰でも無料で入ることができる。この温泉は知る人ぞ知る秘湯で、これまでに私も1度だけだが入ったことがある。
 彼らの会話を聞いて、私たちも急にここへ行きたくなった。
 予定では、この日は野付半島から中標津のコインランドリーで洗濯を済ませてから弟子屈の道の駅へ帰ることになっていたのを、これまた、急遽、予定を変更する。
 行き先を羅臼(らうす)に改めて、車を走らせた。そして、この羅臼から瀬石、相泊(あいどまり)へ向かう。ちなみに、羅臼から知床半島の先へ向かう道路は、この相泊が終点で、この先に道はない。この道がないというのは車が入れないばかりか、人の通る道もないということだ。
 瀬石の海浜温泉にやってきた。
 ここにある温泉は満潮時には水没して入ることはできなくなるため、覗いて確かめてみると、既に先客の1人が入っていた。これで入ることのできることが分かり、私も急いで浜辺に降りて行った。ちなみに、女人禁制ではないが、丸見えの風呂であるために女性で入る人はおらず、実質的には男性専用になっている。
 この風呂の湯温は低いし、自然石の湯船には海藻でヌルヌルになっていて決して良い風呂とは言えないが、オホーツク海の端くれながら海の中の温泉ということで、入り心地よりも入ることに意義がある温泉だと言える。
 この次は相泊である。瀬石と相泊の間は2Km弱しか離れていない。
 ここの風呂はビニールシートの囲いがあり、これが男女の別にもなっている。これにより女性も誰に見られることなく入ることができるため、前回から姫君も入るようになった。
 この露天風呂は、羅臼町か、相泊地区が行っているかは審らかでないが、公の機関が管理していることだけは確かである。このため、清掃も行き届いて清潔感があり、この地区の人たちも、ここを無料の銭湯代わりに使用しているようだ。瀬石と比べると、湯温も高く、清潔感も勝るというように風呂としては、こちらのほうが良い風呂だ。しかし、秘湯という意味では瀬石に軍配が上がる。
 このあと、知床峠を越えてウトロに移った。
 この峠は霧が出るので、峠越えには神経を使う。ちなみに、この峠は何回も越えているが、うち2回、霧に巻かれて難渋したことがあった。そのうちの1回は、ものすごく濃い霧で直前に車がいても分からないくらいで、当然、センターラインも見え辛く、苦労するというより怖い思いをしたことを今でも鮮明に覚えている。
 こんな峠越えなので、越える前から用心していた。標津から羅臼にきたときには羅臼岳はおろか峠の下のほうまで真っ白になっていて、これでは止めたほうが賢明かなと思った。風呂に入ってからの帰りには先ほどとは異なって薄いモヤ状に変わっていたので峠越えを決めた。
 峠に着いて休憩したが、この間、霧は羅臼側からドンドンと登ってきて、峠まで薄っすらと霧に包まれてきた。もう少し、遅くから登り始めたら霧に苦しめられたかもしれないと胸をなでおろした。
 ちなみに、ここの霧は峠を境にして羅臼側に発生する度合いが高く、ウトロ側にはあまり出ることはない。何が原因するかは専門知識がないので説明できないが、海で発生した水蒸気が羅臼岳にぶつかって起きる現象と理解している。
 ウトロの道の駅に13時頃に到着した。
 こちらは羅臼よりも天気はよく、真っ青の空から真夏の太陽が照りつけていた。パッと見ると車の中は灼熱地獄だと思えるが、実際に中に入ってみると暑いには暑いが、中にいても辛抱できないことはない暑さであった。現に、この車の中で、30分くらい昼寝している。
 さあ、明日はもう1度エゾシカを探しである。なんとか出合えると良いと思っている。
 本日の走行距離は177Km。累計走行距離は6518Kmになった。
0 08_07 瀬石露天風呂
  《羅臼は瀬石の海の中の露天風呂》

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