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2016-12

カジノ解禁法案可決 - 2016.12.05 Mon

 12月2日、カジノを含む統合型リゾート(IR)の整備を政府に促す『カジノ解禁法案』が衆議院の内閣委員会で可決されたと報じられた。
 これまで、たびたび、話題に上がっていたカジノという賭博場が日本でも公に認められる方向に1歩を踏み出したことになる。
 賭博行為は、これまで反社会的行為であるとして禁止されてきた。これを企てた者ならびに参加した者は刑事罰が下される。
 とはいうものの、これは表向きのことで、政府ならびに地方公共団体が主催する賭博は悪いことではないと認められてきた。これら公認賭博は、宝くじに始まり、競輪、競馬、競艇などなどがある。
 また、毛色の変わった賭博としてはパチンコがあるが、これは屁理屈を付けて、賭博ではないと認められていて、大手を振って民間業者の手で運営されている。
 こうしてみると、日本では実質的には賭博は適法として公に認められている部分も多いが、名目的には違法として処罰の対象になっている。そして違法として取りしまりの対象になる賭博は、大きいところでは闇カジノを始め、違法性集団の関与する賭博、小さいところではサラリーマンの麻雀まで、ごく日常的に行われていることが多い。
 これはこの国特有のダブルスタンダードであるが、私たち国民は痛痒を感じない問題だとして、深く考えずに現在まで来ている。
 憲法でさえも平気で2つの基準があっても何の問題もないと考える国民性であり、このような瑣末な問題にいちいち目くじらを立てることはありえないことであろう。
 カジノという賭博場を考えてみよう。
 私はテレビ、映画で得た知識を持ち合わせているに過ぎないが、カジノはスロットマシンから始まり、ルーレット、カードなどを使用して賭博を行っている場所であるらしい。
 スロットマシンは、パチンコ屋内でも設置してあるので理解できている。
 ルーレットは、昔のチンチロリンという原始的なものや、映画に出てくる丁半博打を複雑化、高級化したものらしい。
 また、カードはトランプ博打で、私たちでも正月に家族で遊んだ経験のある者も多いことだろう。
 雰囲気は、シャンデリア輝く豪華な場所に、綺麗に着飾った紳士淑女が集まって、優雅に賭けて遊ぶというものが想像できるが、実態はドロドロとした慾と金がまみれる鉄火場に相違なさそうだ。
 一般観光客がスロットで遊ぶのは、私たちがパチンコ屋に行って遊ぶのと大差ないだろうが、ハイソサエティの人が大きなレイトで遊ぶ場合を想像してみよう。
 大きく勝ち、小富豪になって帰る人もあろうが、スッテンテンになるのならまだしも、大きな借金を抱えて帰る人もいるだろう。
 後者の場合、店側は当然のこととして回収を目論む。
 客側は、後日、スンナリと借りを返す人もいるだろうが、反対に支払わない人も出てくるのが人の世の常である。
 このような際、後者に対して甘い顔ばかりしていれば、当然、店側は立ちいかなくなるので、取り立ては厳しくせざるを得ず、いろいろとトラブルも発生するだろう。このトラブルを起こさせない取り立てには、それ相応の手段を用いるだろうし、これを生業(なりわい)にする取り立て業者に任せることになろう。こういうところから鉄火場(カジノ)業者と反社会勢力との結び付きは始まり、次第に持ちつ持たれつという関係になって行くのだと思う。
 少額の金を賭けるサラリーマンの麻雀が違法と認定される社会で、10億円年末ジャンボ宝くじに狂奔する人がいたり、今年の最後の重賞レースの有馬記念に幾ら賭けると大声で叫ぶ人がいる不思議さは看過できない。
 宝くじに当たることを夢見る人、有馬記念にうつつを抜かす人らには、怠惰浪費の弊風は言うに及ばず、勤労の美風などは、時代遅れの最たるものでバカ気ていると思う人ばかりであろう。
 仮に、このように考える人々が多ければ、総ての賭けは公認とすればよい。
 ある種の賭けはよくて、ある種の賭けは悪いというややこしいことは、私のように末期高齢者になると分からなくなるので、わずらわしい限りである。
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 本ブログは、11月4日以降、更新を怠っていたため、ペナルティとして主宰者によって広告を強制的に付けられた。
 このため、何かを投稿しなくてはならないが、最近は山へも行っておらず、材料に事欠くことになった。
 時事問題については、70歳を越えて死んでいくのを待つばかりの身では、あまり書きたくはないが、この期に及んではいたしかたなく、昨日の新聞記事に基づいて書いてみた。この問題、私なりには賛否はあるが、これについては直接に言及しないことにした。

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