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2013-10

眼底出血 - 2013.10.29 Tue

命より検査を優先する医療
 今からちょうど1ヶ月ほど前のことである。
 パソコンの画面が見難くなり、おかしいと思い眼科医の診察を受けた。
 結果は、眼底出血があり、かつ網膜にむくみが見られるとのことであった。
 さて治療だが、この医院ではレーザー治療などはできないので、別の病院を紹介してくれるとのことだった。病院は、これまでの経緯もあって、別の診療科を受診している名城病院眼科となる。
 先月末頃、紹介された病院へ行き、ここで診察を受ける。
 簡単な検査後、「造影剤を注入した詳細な写真を見ての結果でなければ治療が行えない」とのことであった。だが、この検査には承諾書が必要とのこと。
 検査をするのに際して、患者の承諾書が必要ということは、検査には危険が伴うということに違いないと直感。この点を確認したところ、造影剤を注射することにより心臓停止があり得、その確率は2万人に1人くらいだという。
 これは、0.005%である。この確率を高いと判断するか、低いと思うかは、人によって異なるだろうが、宝くじに当たる確率より高いことは確実である。
 これが、生きるか死ぬかが危ぶまれる病の治療であれば、私でも危険があっても間違いなく検査を受けるであろう。でも、私の場合は、眼底出血の治療を行う前の検査であり、命云々という切羽詰まった状態でない。最悪の場合でも、失明で済む。このように考えると、何も命を引き替えにするような博打(ばくち)を打つことはないと、即座に答えを出し、この旨、医者に告げる。
 10日くらい経ってから、かかりつけの医院を訪れると、ここの医師からも同様の検査を受けることを薦められる。こうなると、私も腹をくくらざるを得なくなり、不承ぶしょうながら検査を受けることにする。
 10日くらい前、造影剤を血管に注入しての眼底検査(撮影)を受けた。幸いなことに、心臓が停まるようなこともなかった。何とか、1万9999人の中に入れたらしい。
 検査後の診断では、血管が詰まるなどの悪い状態ではないので、レーザー治療を行う必要性は感じない。治療といっても格別に有効なものはないので、当面は様子を見ていくということだった。この治療方を導き出すのに、生命を危険にさらしたのかとの思い、いや怒りすら感じた。
 こうして、この問題は1段落した。
 しかし、生命の危険をかえりみずに、身体の1器官にすぎない眼の治療方針を決定するための検査を優先させるわが国医療に、私は何とも釈然としない思いを払拭することができない。

オオヤマオダマキ

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