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2012-05

食虫植物 - 2012.05.31 Thu

トウカイモウセンゴケ
 ネットを見ていると、トウカイモウセンゴケが開花したというニュースに行き着いた。
 モウセンゴケという植物は、昨年、月山の弥陀ヶ原にあると聞いて探したことは報告したと思う。しかし、名前だけは聞き覚えていたが実物を見たことのない悲しさで、チングルマの穂をそれだと間違えたという恥ずかしい失敗談がある。その後、ネットで写真を見て形を覚え、実物も会津駒ヶ岳の駒ノ大池で見ている。とはいえ、これが花を咲かすということは知らなかった。
 また、私たちのような素人はモウセンゴケと一口で片付けているが、これにも仲間があって、その1つにトウカイモウセンゴケというものがあることも改めて知った。
 両者の違いは花の色にあるとのことだ。モウセンゴケの白に対してトウカイモウセンゴケはピンク色との由。
 この地方でモウセンゴケの自生している場所というと、豊橋の葦毛湿原が有名だとのことだが、ここは遠過ぎる。思案していると、今年になってから1度、2度と訪れている愛知県森林公園の植物園にもトウカイモウセンゴケが自生しているのではないかと思い、ここを調べてみると自生していることが分かる。
 そこで、昨30日に愛知県森林公園・植物園を訪れた。本当は1昨日の午後からを予定していた。だが、午前中は晴れていたのに、午後から天気が悪くなって雨さえ降り出す始末。延期せざるを得なかったのだ。
 南門で入場料(200円)を支払い、トウカイモウセンゴケの自生地を教えてもらい、真っ先にそこに行く。
 春先には乾いていた湿地にも初夏の訪れとともに水も湧いてくるのか、まだ十分とはいかないが水たまりも出てきている。そんな中、丹念にモウセンゴケを探していく。目が慣れた頃、昨年、覚えたモウセンゴケのあの独特の小さな小さな杓子状で毛の生えた葉っぱか花だか分からないものがあることが分かってくる。昨年、これを覚えたときは、これは寝た状態で水の中に没していたが、ここで見る杓子は上向きに立っていた。花は見当たらないが、何処に花を付ける花柄があるだろう。目を凝らしてみるが判然としない。ネットの写真では、花柄が真っ直ぐ上に伸び、その先にピンクの可愛らしい花が付いていた。さて、何処に花を付けるのだろうと必死に探すが、対象物が小さすぎて分からない。
 カメラを通してみれば……、という考えが閃き、カメラを構えてシャッターを半押ししてファインダー越しに観察する。すると、山菜のゼンマイのような形をしたものが杓子団の中心から上に伸びている。このゼンマイ状のものが、モウセンゴケの花になるのだろうと見当が付いた。
 別の場所にも行ってみる。ここは湿地になっていない乾いた土の上にモウセンゴケが生えていた。これまでに見たモウセンゴケは、総て池の中というか、湿地の中だったので違和感を抱いたが、こんな状態でも生きていくだけの強い植物のようだ。
 ここでは、昨日、花を開いたものがあったと常連はいうが、『悲しいかな』、本日は咲くところまでには至っていなかった。
 ここで、イシモチソウというモウセンゴケの仲間の食虫植物の白い花を教えてもらい、見ることの叶わなかったモウセンゴケの代わりに思う存分に写真に収めた。
 こうして、『トウカイモウセンゴケの花の写真を撮る』という初期の目的は達成することができなかったが、イシモチソウという代わりが見付かったうえ、エンシュウムヨウランやジガバチソウといったラン類にも出合うことができ、有意義な1日であった。でも、これらに夢中になっていたため、11時から16時の間、食事も摂らずに花探しに没頭したため、門を後にしたときには空腹感は最高に達していた。

トウカイモウセンゴケ①

トウカイモウセンゴケ②

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