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2017-04

『私たちの山の履歴書』が完成 - 2016.04.30 Sat

遅れに遅れた完成
 本の印刷および製本を依頼したのが1月6日、正月休み明け早々であった。
 このとき、完成美の確約は取らなかったが、ネットで自費出版を請け負う業者の話では2週間もあれば手元に届けるとのことだったので、遅くとも2月中旬の私の誕生日までには完成するだろうとの見込みでいた。
 印刷は順調で、1月20日前、18日頃に刷り終って製本業者のもとに運び込まれたとの連絡を受けた。
 しかし、ここからが遅々として進まなかった。
 1月が終わり、2月に入っても一向に手を付ける様子はなく、誕生日の完成は危うくなった。それまでに再三にわたって督促はしてみたが、何の効果も見せず、日にちだけは悪戯に過ぎていった。
 誕生日を過ぎても動きはない。3月に入ると役所の年度末の関係で、この業界は直接間接の影響を受けて多忙を極めると聞いていたので、気を揉んでみるが結局のところ、何も変わることはなかった。
 3月に入ってしまい、この月の完成はないと諦めたが、催促だけは続けた。この結果、3月末までに見本の1冊だけを作るとの言質を得るが、1冊だけでは如何ともし難く、見本はせめて10冊程度は欲しいと申し出て、了承される。
 しかし、これも反故にされ、この10冊を手にしたのが4月11日のことだった。
 4月20日、鈴鹿の長石谷(鎌ヶ岳)からの帰途、留守番の姫君から「本ができたわよ」との電話連絡が入る。しかし、完成した本は見本10冊で確認済みだったし、これまでに遅れに遅れたことから本の完成への執着は薄れていたので、これを聞いても何の感激も、その日に完成品の全部を受け取り、翌日から発送の作業を行い、22日までに第1次の発送を終わる。
 翌23日から29日までの間、茨木および千葉への旅に出たため、この報告が遅れてしまった。

00000 本が完成

入道ヶ岳にフクジュソウ - 2011.04.04 Mon

 4月2日、入道ヶ岳からの帰路、フクジュソウを見た。
 フクジュソウの名所としては、藤原岳や霊仙山が有名であるが、入道ヶ岳に咲くという話を聞いたことはない。この山で咲くのは珍しいとは思ったが、今年になって何回も見ているので花としては珍しくもなんともない。このため、写すには写したが、数はそれほど多くはなかった。
 帰ってから考えてみると、これは珍しい話でニュース性は高いと思えてきた。
 そこで、『入道ヶ岳 フクジュソウ』で検索してみると、鈴鹿探検人さんとか落第忍者さんらが取り上げているが、そんなに多くはなかった。
 そういえば、この山へ行くきっかけを作ってくれたAz.さんも、このことを山行記に書いていたが、このとき、私にとってのフクジュソウは過去の花になっていたので、頭の片隅にも残っていなかった。
 私が見たフクジュソウは、登山道から見える範囲で数も2株だけであったが、鈴鹿探検人さんによると結構な数のものが咲いているらしい。
 ということは、ここも何れは藤原岳や霊仙山のようになる可能性もあると考えられるので、大切に守り育てていきたいものだと思う。

入道ヶ岳のフクジュソウ

藤原岳のフクジュソウ - 2011.03.25 Fri

 今年、鈴鹿で初めてフクジュソウを見たのは2月26日のことだった。
 その後、「もう、そろそろ盛りではないか」と思い、何回も鈴鹿を訪れたが、その都度、期待は裏切られる結果に終わっている。原因は、3月になってから何回も降雪があり、それも相当にまとまった量だったことらしい。
 でも、3月も終盤になっているので、咲き始めても良い頃だと見計らって、本日、藤原岳でも比較的早く咲く場所に出かけてみた。
 天気予報は「午後から雨」というものだったので、何時もより早めに自宅を出発した。
 登山口に着いてみたら、こんな天気予報のためか、はたまた、平日のためかは分からないが、駐車場には1台の車も停まっていなかった。『えらく静かだな』と思いつつ、身支度していると、1人の歩きの登山者が入山して行った。やはり、フクジュソウ狙いの人はいたと、本日は当たりそうな予感がして、ルンルンな気分で出発することができた。
 そして目的の場所の近くまでやってきた。
 そこから先を見降ろすと、何と、狙いの場所が雪に覆われているではないか。『これじゃぁ、今日も空振りか』と思ったが、とにかく、目的な場所にまでは降りてみようと、姫君を促して慎重に降りて行った。
 すると、そこは6分、4分の比率で雪の部分が多いが、雪の解けている場所もあるので、とにかく、探して見ることにする。
 すると、蕾のものや、半開きのものは直ぐに見付かり、その数も半端なものではなく、大袈裟にいえば足の踏み場もないというほどである。数は多いので、開いているのもあるはずと、先ほど萎みかけた希望も何処へやら、再び、ルンルン気分になって花を踏み付けないように慎重に探して回る。
 結果は、そんなに苦労することもなく、全開のものが見付かる。そうすると良くしたもので、後は出てくるは、出てくるはで、短時間で充分な数の花をカメラに収めることができた。
 これはこれでよかったが、この頃から天気が悪くなってきて光量が不足気味である。フクジュソウは太陽の光が当たると花びらが輝きをおびるのが特徴であるが、これでは輝きは期待できない。ある場所でシャッターを押すと、ストロボが発光した。これが太陽の代わりをするかもしれないと、微かな期待もあったが、結果を見てみるとそんなに都合よくはならなかった。
 でも、これだけの数を見れば文句をいうのは贅沢というものだ。ここは、この先、2週間は盛りだろうことから、天気の良い日を選んで再訪しようと思っている。
 こうして目的を達成して、頂上に向かうことなく引き返したが、登山口の直前で天気予報は見事に的中した。私たちは殆ど濡れずに済んだが、頂上に行っていたら、こうはいかなかっただろう。

フクジュソウ1

フクジュソウ2

ヒロハノアマナが咲き始める! - 2011.03.19 Sat

 昨日の奥伊吹では格別の収穫はなかったので、その埋め合わせの意味もあって鈴鹿の北部の山に偵察に行く腹積もりであった。
 今朝、目覚めると名古屋はどんよりとした曇り空で、もちろん、鈴鹿の山並みは何も見えず、その空の色から雨か、雪でも降っているかと思わせるほどで、改めて新聞の天気予報を見直した。
 この予報は、名古屋はもちろんのこと、三重県の南も北も昼間は真っ赤な太陽が並んでいた。要するに、これ以上の天気はないということだった。でも、現実に、この天気を見ていると、とても山へ出かける気分にはならなかった。
 そして、ぐずぐずしていると、何時の間にやら雲は何処へ行ったのか、名古屋の上空は見事な青空に変わっていた。こうなると、「山へ行かなければ……」と私の心も変わってくる。姫君にご意向を尋ねると、「私も行くわ」というものだった。
 そこでカメラだけ持って車に乗り込もうとしたが、どういうわけだか女性のお出かけには手間がかかるようで、イライラしながら待つ破目となった。
 ようやく、姫君の支度が整ったようで、車に乗り込んだときには10時少し前だった。
 でも、鈴鹿までの道に遅い車などの障害物はなかったので、車の数が多かった割には順調に走ることができ、11時半前には登山口に到着することができた。
 ここで支度をしていると、地元の老人がやってきて、「もう、降りてきたのか?」と尋ねられる。これから登るところだというと、少し合点がいかぬという顔をしていた。そして、「ここ2、3日、雪が降ったので、上のほうは真っ白だ」と情報を提供してくれる。
 11時33分に登山口を歩き始めるが、老人のいうとおり道はぬかるんでいて雪解けだということが分かる。
 「これでは、今日も花は無理かもしれない」と弱気の虫が頭をもたげてきたが、「行くだけ行ってみるさ」と気持ちを切り替えて歩き続ける。
 樹木が疎らな所は雪は解けているが、これが茂っていると雪が積もっているという塩梅で、一縷の望みがあるので、これに賭けて歩いて行く。
 すると、目の前の白い花が目に付いた。思わず、「咲いている」と姫君に伝える。姫も、「どこ、どこ」と近寄ってきた。これは花であっても、充分には開ききっていない不完全なものだった。でも、咲いていれば何処かに開いたものがあるかもしれないと思って、2人で手分けして探すと、見事に花を開いてものが見付かった。これに気を良くして探すと、あちらこちらに見付けることができた。
 これで所期の目的は達成した。
 頂上に向かっても良し、ここから帰っても良しという具合だ。どちらを選んでもかまわない。相談の結果、上へ行ったとしても雪が深くなって花がないことは確かである。それなら、本日はこれまでとしておこうと相談がまとまり、遅がけの食事をして、下山することにした。
 そして、14時42分に登山口に帰り着き、3時間余の短い登山を終える。このように短時間の登山ではあったが、充分な収穫があって中身の濃いものとなった。ちなみに、収穫物は、ヒロハノアマナである。

ヒロハノアマナ1

ヒロハノアマナ2

春、まだ遠し! - 2011.03.18 Fri

 昨日、ネット情報で、奥伊吹(滋賀県)にセツブンソウの群生地があることを知った。セツブンソウの他にもアズマイチゲも咲いているとのことだった。
 セツブンソウだけなら鈴鹿で間に合うので、わざわざ遠くまで出かける必要はないが、アズマイチゲのニュースには心を動かせるに充分なものがある。
 知ったからには、直ぐに実行に移そうと思って、本日、ここへ出かけることにした。
 10時頃、自宅を出発した。
 時間が遅いので、滅多の使用することのない高速道路に乗ると、直ぐに真白な伊吹山が青空を背景にして輝いていた。
 この天気なら、花は大きく花びらを開いていることは間違いなく、この姿を想像すると自然にアクセルを踏む足にも力が入るというものだ。
 このように心はウキウキとしてくるが、その片隅では若干の不安も頭をもたげてくる。はたして、場所が分かるだろうかというものだった。
 でも、そこは楽天家の私のこと。不安は直ぐに消え、頭の中はネットの写真で見た、折り重なるように咲くセツブンソウの姿が占めることになる。
 国道365号から県道40号に乗り換えると間もなく奥伊吹という地区にやってきた。
 適当に走った所で、停留所でバスを待つ婦人の姿が目に付いた。これ幸いと、セツブンソウの群生地について彼女に尋ねると、この辺りでは有名だとみえて、直ぐに詳しく教えてくれた。何も心配することはなかったのだ。こんなに簡単に分かるとは思ってもいなかったので、正に狂喜乱舞する心境であった。
 そして、教えてもらった場所に着いてみると、田舎の集落の真ん中で駐車場がない。ちょうど、そこにあった食料品店(そんな上等な店ではないが……)があったので、駐車場はないかと尋ねると、「そこの空き地に停めておいて」と、いとも手軽であったので、正直に言って助かった。
 車を停めて、歩き始めると前方からは老人会かと思えるような人たちが連れだってくる。中にはカメラを持った人もいたので、セツブンソウの見学者たちだと推定は付いたので、「咲いていましたか?」と訊いてみると、「いっぱい、咲いていました」という答えが返ってきた。
 これに気を良くして足を速めた。
 現場に到着すると、広い林の斜面一帯がセツブンソウの群生地になっているらしい。そして見学コースがロープで誘導する形に作られていた。だが、重大な問題が発生していた。
 ここ2、3日前に雪が降り、この一角の大半が雪に閉じ込められてしまっていたのだ。そして見学路は、雪解けでドロドロ、グチャグチャであった。
 こんな環境である。折角の日差しも雪によって暖かさは減少されるのか、セツブンソウは、皆、縮こまって下を向いて寒そうに震えていた。
 美しい花とはいえ、胸を張って美しさを誇示する姿と、寒さにうち震えて下を向いて縮こまっているのでは、受ける印象がまるで違う。非常に残念なことだった。
 アズマイチゲも同様であった。セツブンソウは寒いといっても、まだ、花びらを開いていたが、こちらは蕾の状態に戻ってしまっていた。
 こんな具合で、往路の意気込みは、復路では萎えてしまっていた。
 それでも、折角、ここまで来たのだからと伊吹山に立ち寄ってみた。
 1合目までくらい、行ってみようと三之宮神社を出発してみたが、登山道は雪解け水でぬかるみ、いくらも進まぬうちに登山道脇は真っ白、ここから、こんな具合では1合目まで行ったとしても、花など望むことは無理なことを悟り、サツサと引き返すことになった。
 この地方に春が訪れるのは、まだまだ先の話だと身をもって知らされた1日でもあった。

セツブンソウ1

セツブンソウ2

アズマイチゲ

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