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2017-05

最後のイワザクラになるか - 2017.05.09 Tue

 最近の私は、『死に支度』に掛かりきりになっている。このため、ブログに向き合うことも縁遠くなっている。
 手掛けていることは、『車旅日記』に引き続き、『北海道の花旅』を上梓したのを始め、『北海道 百名山の旅』に取り掛かり、北海道3部作の完成を目指していた。これらには概ね目処が付いたことから、今度は鈴鹿の花々を中心とする『花 ひとりごと』(仮題)と名付けた随筆集を発行するべく準備中である。
 このような忙しい日々を過ごしているが、この合い間に気になっていたイワザクラの鑑賞に出掛ける。
 4月23日のことだ。
 この日は、好天の日曜日。鈴鹿の山も混雑が予想されたが、何とかなるだろうと思って出発した。
 いざ、着いてみると、出発時の心配は杞憂ではなく、本当となってしまった。
 湯の山の旅館街の奥の駐車場に到着する以前に、この道筋の空地という空地には車がビッシリと駐車してあった。
 鎌ヶ岳の長石谷ルートの登山口の空地にも4、5台もが押し込まれている始末で、この状態では最奥の正規の駐車場まで行ったとしても、停められないことは分かるので、ここから引き返すことになる。
 鈴鹿スカイラインに空地を見付けて路上駐車しようと車を走らせる。
 御在所山の家の先まで行けば、何とかなるだろうと思っていたが、旧料金場駐車場の辺りで、助手席の姫君が、「駐車場、空いているわよ」という。私には、このことは分からなかったが、慌ててブレーキを踏み、駐車場へ入っていった。
 何ということだろう。満車だと思い込んでいた駐車場に2台分の空きがあった。多分、早朝に出発した者が早くも下山したのだろうことが推定される。
 そんなことはどうでもいいことで、駐車できればそれだけで充分である。
 早速、身支度を整えて、先ほど、Uターンした長石谷登山口まで車道を降っていく。
 このルートは最初に徒渉しなくてはならない。以前、ここには鉄の橋が架かっていたのだが、7、8年前にここを襲った集中豪雨禍で流失してしまい、以後、徒渉せざるを得なくなっている。
 以前、橋があったということは、ここの徒渉が危険なためということにほかならず、以後、ここの徒渉には苦労している。
 この日は水位がそれほどあったわけではない。しかし、岩と岩の間に足が届くときなら何とかなるが、次の岩へ向かって飛んで渡らなくてはならないという場面になると、今の私には危なくて対処することができない。こんなときは、岩にしがみつき、次の岩に足を伸ばせるだけ伸ばして移動するという不恰好な姿を晒さねばならなかった。
 ここを渡り切れば、あとは何時ものというか、昔ながらの道が待ち受けているので何とかなる。
 最後の堰堤を越すまでは、概ね、谷の中に入らずとも、岸側に付けられた登山道を歩いていけばよいので問題はない。
 問題は、ここを過ぎて谷の中の遡上に入ってからである。
 こうなると、平衡感覚が鈍ってきているので、岩を伝い歩くという動作は大変である。何回も水の中に落ちそうになりながら、問題の地、イワザクラの咲く場所にやってきた。
 何時もなら、『咲いているだろうか』と心配しながらくるのだが、この日は違った。先ほど、すれ違った登山者からの情報で、咲いていることは分かっていたし、ここにはイワザクラの写真を撮る多くの人たちが固まっていた。
 こうして、今年も無事に、この花に対面することができたが、ここまでくるうちに味わった難儀さを考えると、来年はここまでくるのが無理かもしれないと思うようになった。寂しいことである。
DSC_0165.jpg

● COMMENT ●

今晩は。この日、イワザクラの咲くところでお会いした夫婦です。貴重な本を頂戴し誠にありがとうございました。お礼が遅くなって申し訳ございません。まだまだお元気な足運びでした。これからも山歩き、花めぐりを楽しんで下さい。また鈴鹿?の山で偶然出会えることを楽しみにしています。有難うございました。

イワザクラ頑張った甲斐あって元気いただけましたですね。大好きな花です、毎年見たい花ですが6年ほど見に行けておりません、素敵な画像ありがとう

 こんばんは。
 あのときほど、お若い貴方たちを羨ましく思ったことはありません。何とか、付いて行こうと頑張ってはみたが、足はもつれるやら……、大変でした。
 山への登板も少なくなり、山で会うことは、まず望めないので、このブログでお会いすることになると思います。
 私のほうこそ、よろしくお願いいたします。

 tenkei さん、こんばんは。
 イワザクラはハクサンコザクラの仲間ということだが、ハクサンコザクラに出合うよりも、イワザクラに出合うほうが数倍も嬉しく思います。何でかと考えたが、最初にこの花に出合う際、苦労したことが原因かもしれません。
 来年には、あなた方も、ぜひ、お出かけください。


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