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2017-11

セブンスターの木(美瑛町) - 2017.11.18 Sat

 北海道は日本離れをした景色が多く、昔から映画の舞台に使用されたり、コマーシャルの撮影に使われたり、その景色自体が商品のパッケージに供されたこともる。これらは道内のあちらこちらに見られるが、中でも美瑛町には多く、これらはこの町の観光資源にもなっている。
 また、美瑛町は観光の町として有名だが、実質的には農業が主産業になっている。特に、町の西部は丘陵地を開墾して農地を造り出した関係上、傾斜が著しく、真っ平らな農地に比べると場所によっては遠くまで見通せるという特徴がある。別に農家が望んだわけでもないが、この特徴を生かすと、広い農地が一望できるという観光要素が高いものとなる。これら広い区画の畑々に色々な作物が植えられている様は、色とりどりのハギレを集めて縫い合わせて作るパッチワークに似ているという意味で、この辺り一帯の道を『パッチワークの路』と呼んでいる、いや観光政策の一環として、このように呼ばせている。
 また、これまでに映画、テレビなどに取り入れられた場所ならびに樹木が、このパッチワークの路に点在している。
 これら観光地はマップコードがふられているので、観光客はカーナビにこれを打ち込むと自然に案内してくれるというシステムになっている。これは、観光を流れ作業式にこなすシステムが確立している如くである。ちなみに、私は2010年だったか、12年には、このシステムの恩恵に浴したが、16年にはこのマップコードは使えなかった。原因は、カーナビを乗せ換えたためである。従前のカーナビはトヨタ車に付くデンソー製品だったが、乗せ換えたものはユピテルというメーカーのものだったためのようだ。このとき、マップコードがデンソーの開発したシステムだということを初めて知った。
 今回の美瑛観光は、7月14日に行った。
 こうして、マップコードは使えなかったが、何回も訪れているとおよそのことは分かるので、地図を見ながら回ってみる。
 これららの観光地として有名なものは、①セブンスターの木、②マイルドセブンの丘、③ケントメリーの木、④親子の木のあたりで、一応、これらを回ってみた。
① セブンスターの木は、柏の木でタバコのパッケージに使用。
② マイルドセブンの丘は、タバコのCMで使われた防風林。
③ ケントメリーの木は、日産自動車のCMに登場したポプラの木。
④ 親子の木は、3本並んだ柏の木。これは両親と子供が手を繋ぐ様。
2017_11_18 セブンスターの木-3723

青い池(美瑛町) - 2017.11.17 Fri

 7月14日、望岳台でナキウサギを見た後、ここからほど近い美瑛町白金にある青い池を訪れた。
 ここは数年前、美瑛の観光案内所で教えてもらって初めて見たが、なるほど池面は青い水が湛えられていて独特な佇まいの池であった。
 また、ここは北海道でも有数の観光地である美瑛にあることに加えて、白金温泉というこれまた有名リゾートに隣接していることなどが相まって、ここを訪れる人は多い。現実にも、ここにある大きな駐車場は入場待ちする車が列を作ることがあるくらいで、また、訪れる観光バスの数も非常に多い。
 私たちが訪れたときは16時近い時間で、観光するには些か遅い時間帯であるのにかかわらず、駐車場はほぼ満車状態に近かった。
 これら観光客の発する言葉は、私たちが日常話す言葉とは大きく異なっていて、中国語、韓国語らしき言葉や、何処の国か私の頭では推定することもできないようなものもある。このように、訪れる人々のお国も千差万別、私たちのほうが、寧ろ、遠慮していなくてはならないほどであった。
 さて、青い池の方ではあるが、本日は珍しく天気が良く青空が見えているだけに、池面の青い水に青い空が写り込んで、一層、鮮やかに見えた。
 なお、この池ができた過程は次のようだといわれる。
 十勝岳が1988年に噴火した。この堆積物による火山泥流災害を防ぐため、美瑛川本流に複数建設された堰堤の1つに水が溜まり、周囲に自生していたカラマツ、シラカバなどの樹木は水没、立ち枯れた。これが、この青い池の成り立ちである。
 これだけなら何も問題も起こらなかったが、この池の水が青く見えるので評判になった。このことに気付き最初に発表したのが地元のカメラマンだった。彼の撮った池の写真が評判となり、この池が次第に有名となり、観光客が引きも切らない現在の形になったとのことだ。
 この池の水が青く見える原因は何か。
 これについて調べてみると、次のように説明されている。
 この付近の湧水には白色系の微粒子が含まれている。これが池の水と混ざることによって分散され一種のコロイドが生成される。水中に差し込んだ太陽光がコロイドの粒子と衝突散乱して水の吸収による青色の透過光が加わって美しい青色に見える。
 所説を自分なりに解釈して、このように書いてみた。しかし、私自身には、何だか、小難しくて実際のところは分からない。だが、水の中に溶ける微小な物質に光が反射して青く見えると言いたいらしいことは何となく理解できる。
2017_11_17 青い池-3683

望岳台(美瑛町) - 2017.11.16 Thu

 望岳台というのは、美瑛町白金の十勝岳の中腹にある登山基地で、ここには2017年にリニュアルオープンしたビジターセンターおよび屋上展望台が設けられている。ここの名称は、十勝岳望岳台というのが正式らしいが、単に望岳台だけでも通っている。
 私たちは、ここを7月13日に訪れた。
 老いさらばえた私たちでは十勝岳へ登ることは無理になった昨今、目的はここへ登ることではなく他にあった。
 2014年のことであった。十勝の忠類にいたとき、小冊子を何気なくペラペラッとめくって眺めていた。すると、その中に『望岳台のナキウサギ』の記事が目に付いた。これだけでは食指は動かなかったが、その記事には地図が載っていた。
 ナキウサギについては事前知識があった。2010年、十勝岳に登るために望岳台で車中泊した折、隣の車の老カメラマンからナキウサギの講釈を受けたことがあったが、場所が分からなくて諦めたという経緯があった。
 この地図で具体的にナキウサギの居住区域が判明したので、『見たい、見てみたい』との気持ちが強く湧きあがり、直ちに忠類から美瑛まで走りきり、望岳台に来て目的を果たしたという経緯があった。
 このとき、20分か、30分で対面できたが、普通、こんなうまいことにはことが運ばないことは分かってきた。それでも珍しい生き物だけに北海道に行けば、これに合いたくなってここを訪れている。
 ナキウサギは何ものかというと、耳が小さく、一見したところハムスターのような姿だが、ウサギ類の近縁種である。そして、名前のとおり、高い警戒音(チィッ、チィッ)でよく鳴く。身体は種により差異は大きいが、体長約18~20センチメートル(cm)、尾が2cm、体重75~290グラム(g)といったところである。
 また、このナキウサギという動物は氷河時代の生き残りといわれるように、寒い場所を選ぶ習性があるらしい。このため、日本で生息するのは北海道のみである。
 今年は、最初、ハート形の湖の豊似湖に行ってみたが、ここでは一声のみ、鳴き声を聞いただけで姿を見ることはできなかった。このため、望岳台で見たいという気持ちは強かったが、生きものが相手だけに見られるか、否か何ともいえないので、期待半分、不安半分という複雑な気分で駐車場を出発した。
 そして壊れかけた橋を渡って生息地へ行く。
 到着してみると、2人の先着者がいたが、鳴き声は聞こえるものの姿は見せないとの由。本日は空振りかもしれないと思い、取り敢えずナキウサギが出そうな場所に陣取り、耳を済ます。そして待つこと、30分足らずで、ナキウサギが現れた。早速、カメラを構えたことは言うまでもない。
2017_11_16 ナキウサギ-3633a

ハト時計塔(北見市) - 2017.11.15 Wed

 7月12日の朝は、北見市留辺蘂町にある『道の駅 おんねゆ温泉』で目覚めた。空には雲が多いが、雨が降るとは思われない天気、まずまずのものであった。
 ここは、現在は北見市だが、その前は留辺蘂町といい、この道の駅は留辺蘂町時代に造られた。ここの目玉は、山の水族館という最大の淡水魚、イトウの飼育ならびに展示、世界最大級のハト時計塔、果夢林の2つである。
 『果夢林』という名称は、『果てしなく夢が広がる林(木)の町』という意味が込められていることでも分かるように、ここは木の町、木工の町である。
 この道の駅でも来場者の木工加工の支援をとともに、木工製品の販売も行っている。私たちも、ここの売店ならびに木工加所を利用したことがある。
 ある年、本別町で鹿の角を購入した。ちなみに、本別町には鹿の屠殺場があるとかで、鹿の角が安価で道の駅などで販売している。
 鹿の角そのままでは利用価値がないので、飾り台を作ってこの上に置くことを考え、そこで思いついたのが、ここの木材加工場であった。留辺蘂町の製材工場で手ごろな丸太の切り出しを購入し、前述の加工所に持ち込んだ。
 すると、木の側面の皮を外して磨き上げるという加工を2日がかりで、指導を受けながら行った。こんな思い出のある道の駅だ。
 また、道の駅のハト時計・果夢林の方は7時から18時まで、時間毎にハト時計の演奏が行われる。ここのハト時計はハトだけではない。5人の小人が楽器演奏、最後に巨大なハトが出てきて羽ばたいて終わるという仕掛けである。
 この塔の高さは20メートル(m)で、この塔全体が時計台になっており、この手のものとしては世界最大級ということだ。
 これは、毎時定期的に演奏されるので、何時でも見学することができ、これを見物するのも、ここへやってくる楽しみの一つとなっている。
2017_11_15 おんね湯-3505

摩周湖Ⅱ(弟子屈町) - 2017.11.14 Tue

 7月10日、本日も前日に引き続いて摩周湖の日の出を狙っていた。
 朝、連泊した『道の駅 摩周温泉』で目覚めたとき、霧が出ていて天気はあまり良くはなさそうだった。このため、出掛けるのを躊躇していた。
 こうするには、こうするなりの理由があった。それは昨年のことだった。
 霧の深い朝だったが、湖まで行ってみないことには分からないと思い、真っ暗の中、車を走らせた。
 屈斜路湖へ通じる国道243号から摩周湖へ向かう道道52号へ曲がる所でのことだった。濃いガスの中を必死に見据えていたが、右折場所で道路事情を考慮することなく、信号だけを必死に眺めていた末、対向車線に出て右折する機会を待っていた。このとき、対向車線にトラックがやってきた。そのままでは正面衝突は避けられずに『ボケ老人が逆走』という新聞の見出しになっただろうが、トラックが停まってくれて難を免れた。
 このようなトラウマがある。同じ摩周湖へ行く際であるだけに自然に慎重になるのであろう。潔く行く気にはならずに、車の中で逡巡していると、霧が薄くなってきた。
 『しまった』と思ったが、『とき、既に遅し』であった。
 この結果、摩周湖の第3展望台手前の第1展望台に到着したときには、もう既に日の出は始まっていた。
 したがって、日の出の瞬間の色の変わる瞬間の写真は撮れず、これは諦めざるを得なかった。
 こんな折、反対の方向を向いたら、白樺林に日の光が入り始めていた。何時もは見ても美しいとは思わなかったこの林も、こうして目覚める瞬間には何だか活き活きとした息吹を感じられ、思わずシャッターを押していた。
2017_11_14 摩周第1-0368

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